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餃子を『冷凍保存』するメリット!
作り過ぎて余ってしまった餃子は、冷蔵保存だと3日程度しか日持ちしませんが、冷凍保存によって1カ月ほど日持ちでき、長期保存が可能になります。また、冷凍することでひき肉の組織が壊れ肉汁が多く出るようになり、ジューシー感が増し美味しくなると言われています。
さらに、餃子を1個ずつバラバラになるように保存すれば、食べたいときに食べたい分だけ焼けるので便利です。餃子の冷凍保存はメリットがたくさんあるので是非取り入れましょう!
餃子の冷凍保存方法
冷凍保存のポイント
餃子を冷凍する場合は、焼いてからではなく焼く前の生の状態で冷凍します。食べる前に焼くほうがパリッと美味しい餃子になります。
また、あらかじめ多めに作って冷凍保存をするという場合は、具材の水分を少なめにしておきましょう。そうすることで、皮の外に水分がしみ出るのが防げて美味しく食べれます。
- 焼く前の生のまま冷凍するのがおすすめ
- 冷凍を前提に作るときは、餃子の皮は厚めタイプ、具材は野菜少なめにして片栗粉を加えておく
- 具材と皮を別々に冷凍する方法もある
冷凍保存する手順
- 餃子を置くバットや平らなお皿(アルミホイルを敷くのがおすすめ)を用意します。
- 片栗粉が用意できれば1に片栗粉を薄く広げておきます。
- 焼く前の餃子を重ならないよう並べます。
- ラップをかけて冷凍庫に入れます。(急速冷凍機能があれば利用してください)
- 餃子が固まったら冷凍庫から取り出し、保存袋に入れ替えて再び冷凍庫に戻します。
最初の冷凍では、餃子がくっつかないように並べるのがポイントです。いったん冷凍させてから取り出して保存袋に移し替えることで、餃子をバラバラに冷凍保存できます。このように保存すること、使いたい分だけ焼くことができるので便利です。
具と皮を別々に冷凍する場合
少し手間がかかりますが、具と皮を別々に冷凍保存すると、別々の料理に使うこともできます。具材は1回分ごとの量をラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
皮はくっつかないよう皮の間にラップを挟めて冷凍すると使う時にくっつかずに使えますが、1回分ごとの量でまとめてラップをしても良いでしょう。その場合は、解凍が不十分だと皮同士がくっつきうまく剥がせなくなりますので気を付けて下さい。
皮は解凍を充分にしてからはかずようにしましょう。また、電子レンジで解凍すると水分で皮がべチャッとするので自然解凍がおすすめです。具材も冷凍することで水分が出やすくなるため、具と皮を別々に冷凍した場合、焼き餃子より水餃子として食べるのもおすすめです。
冷凍餃子の美味しい焼き方
解凍せず凍ったまま焼く
冷凍した餃子は解凍させてから焼くと皮がふやけてしまうため、冷凍のまま焼くのが美味しく焼くための鉄則です。冷凍したままの餃子を冷たいフライパンに置いてから焼いていきましょう。
冷凍餃子の焼き方
- ライパンを熱する前にサラダ油をひき、全面にのばし、冷凍餃子を並べます。
- 餃子が半分くらい隠れる所まで水を入れて、蓋をしてから火を強火でつけます。
- 沸騰したら中火~強火で10分蒸し焼きにします。
- 水がほぼ無くなったら蓋を開け、小さじ1のごま油を回し入れます。
- 焦げないようにしながら中火~強火で焼き色をつけたら完成です。
最初に蒸し焼きで火を通してから、最後に油を入れて焼き目を付けるのがポイントです。
焼いて冷凍した餃子はオーブントースターでパリパリにできる!
焼いた餃子を冷凍すると、どうしても食べる時に皮がふにゃふにゃになってしまいます。自然解凍でもレンジで解凍しても、その後にオーブントースターやグリルで焼くと表面のパリパリ感が復活するのでおすすめです!