車の寿命を縮めてしまう『絶対NG行為』5選!うっかりでは済まされないことも…!

故障した車と女性

皆さんの乗っている愛車は、購入してから何年が経過していますか。車は一昔前よりも技術の進歩により、寿命が延びている傾向にあります。しかし、もちろん愛用者の扱い方が悪ければ、一般的な寿命よりも短くなってしまうことがあります。今回は、車の寿命を縮めてしまう絶対NG行為を紹介します。

一般的に車の寿命は10年!最近はより長寿化傾向も

車専門店に並んでいる乗用車

一般的に、車の寿命は約10年と言われています。しかし、最近は自動車メーカーの技術が向上しているため、車の耐久性能も上がり、約13〜14年が平均寿命と言われています。中でも軽自動車の耐久性能が格段に上がっているため、15年以上長持ちする軽自動車も珍しくありません。

車の寿命はメンテナンスや使用頻度などで左右される

車の寿命は一般的に約10年、最近では平均して13〜14年とお話ししましたが、あくまで平均的な寿命年数です。

車を使用している側がしっかりメンテナンスや正しい扱い方を継続していれば、14年以上長持ちすることも多いです。反対に、メンテナンスを怠り、車の扱いが悪いと、10年迎える前に寿命がきてしまう恐れもあります。

また、車を運転する頻度や走行距離によっても寿命は大きく左右されるので、毎日のように車を運転する方や長距離移動する方は、定期的にメンテナンスを行うように心がけましょう。

車の寿命を縮めてしまう『絶対NG行為』5選

車の故障で電話をしている女性

車の扱い方が悪いと、一般的な寿命と言われている10年を待たずして、寿命が来てしまう恐れがあります。ここでは車の寿命を縮めてしまう絶対NG行為を紹介するので、心当たりがないか確認してみましょう。

1.駐車の際に車止めに強く押し付ける

車を駐車する際、駐車場に車止めが設置されている場所は多いですよね。その際、衝撃が走るほど車止めに強く押し付けるような行為は絶対にやめてください。

車止めに強く押し付けるように駐車してしまうと、車のタイヤに余計な圧力がかかってしまいます。すると、タイヤに大きな負担がかかってしまうので、結果として車の寿命を縮める行為となるのです。

車を駐車する際は、車止めに強く当たらないよう、車止めから少し離して駐車することを心がけましょう。

2.急ブレーキや急発進などの急操作を繰り返す

車のアクセルとブレーキ

急ブレーキや急発進、急ハンドルといった急な操作は、車に大きな負担をかける行為となるので、寿命を縮める原因となります。

タイヤはもちろん、サスペンションや車体など、様々な部分に瞬間的な強い衝撃が加わるため、部品が劣化してしまったり、摩擦によってタイヤが磨り減ってしまうなど、様々な品質劣化を起こしやすいです。

もちろん、年々自動車メーカーの努力により、車の耐久性は上がっています。しかし、それでも急操作を続けていると、他の自動車に比べて負担がかかりすぎてしまい、寿命を縮めることにつながります。

3.あまり走らせず長期間停車させたまま

車の寿命は走行距離や使用頻度が大きく左右すると先にお話ししました。しかし、あまり走らせず、長期間停車させたまま放置していると、車のコンディションが悪くなり、寿命が縮まる危険性があります。

「使わなければ負担はかからないのでは?」と思われがちですが、実はそうでもありません。使わず停車させたままの車は、潤滑オイルが流れ落ちることで、車の周りが悪くなったり、次に走らせる時にバッテリーが上がりやすくなったりします。

すると、毎日のように乗っている車と比較して、走らせている際の負担が大きくかかってしまうため、結果として寿命が縮まりやすくなってしまうのです。

車を長期間使わず停車させておくことは控え、なるべく週に2〜3回は短い距離で良いので走らせるようにしましょう。

4.停止した状態でハンドルを動かす

車のハンドルを持つ手

駐車する際に、一度停止させた状態で、左右にハンドルを動かしていませんか。そうすることで、車のタイヤの位置が正確に入るような気になりますよね。しかし、この行為も車の寿命を縮める行為となります。

駐車している状態は、車の重みがタイヤに強く圧力をかけています。その状態でハンドルを左右に動かしてしまうと、タイヤが左右に動くたびに強い衝撃を加えることとなります。

摩擦によってタイヤのトレッド部分が擦れてしまい、削ってしまう行為となるため、タイヤの劣化を早める恐れがあります。停止した状態でハンドルを動かす行為は極力控えてください。

5.パーキングレンジに入れてからサイドブレーキを引く

コインパーキングに駐車する際、利用するパーキングレンジに車を入れてから、サイドブレーキを引いている人がいます。意外と多いですが、この順序は間違っています。

正しくは、ブレーキペダルを踏んだ状態のまま、パーキングレンジに入れる前にパーキングブレーキを引き、そのままパーキングレンジに入れてペダルから足を外します。

正しい手順でパーキングレンジに入れなければ、車のミッション部分に負担がかかり、車を劣化させてしまう原因となるので気をつけましょう。

車検だけで終わらせない!定期的なメンテナンスは超重要

整備士による車の検査

愛車を長持ちさせるためには、上記のようなNG行為を避けるだけでなく、定期的なメンテナンスを行うことも重要です。「メンテナンスなら、車検の時にやってくれているよ」という人も多いですが、それは超基本的なメンテナンスのみ行われている場合が多いです。

車検を行っている場所によっては、メンテナンス内容を選ぶことができます。しかし、メンテナンス内容を店舗側が決めている場合は、基本的なメンテナンスだけをサービスとして付けているケースが多いです。

この場合、車を長持ちさせるためのメンテナンスが足りていないことが多いので、個人的にタイヤのチェックやエンジンオイルの交換、劣化したパーツの交換やコーティングなどを店舗にお願いしましょう。

車はメンテナンスを怠らず正しく扱うのが長持ちの秘訣

車を運転している女性

いかがでしたでしょうか。車は正しく扱わなければ、一般的な平均寿命を迎えず廃車となってしまうことがあります。しかし、正しく扱い、定期的にメンテナンスをしてあげることで、平均寿命よりも長く乗り続けることができます。ぜひ愛車を大切に扱ってあげてくださいね。

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