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女性の感情は複雑!急に寂しくなってしまうことも…
「女性は男性よりも感情的になりやすい」と昔から言われてきました。「そんなことない!」と思う人も多いかもしれませんが、実際、女性は男性とは脳をの使い方が異なるため、それが原因で感情的になりやすいという研究結果も発表されています。
感情を素直に出したり感じたりすることは、何も悪いことばかりではありません。嬉しいことや楽しいことに対して、素直に喜んだり笑顔になったり、あるいは悲しいことや嫌なことに対して泣いたり怒ったりすることは、人間的とも言えるでしょう。
しかし、場合によっては周囲に迷惑をかけてしまったり、あるいは突然寂しさや虚しさを感じてストレス要因となってしまうこともあるため、自分で感情をコントロールする術を学ぶ必要があります。
どのような心理?女性が急に寂しくなる5つの瞬間
女性は感情に敏感な人が多いため、ふとした瞬間に孤独感や寂しさを感じてしまうことがあります。では、女性が急に寂しくなるのは、どのような瞬間なのでしょうか。ここでは、その瞬間の具体的な心理とともに解説していきます。
1.家で一人の時間を過ごしている時
女性がふと寂しくなる瞬間として、最も多いタイミングが家で1人の時間を過ごしている時です。のんびりとリラックスしているはずが、ふとその場に1人きりだと実感した瞬間、言いようのない寂しさを感じる人は意外と多いです。
他の人と一緒に過ごしている時よりも、家で1人過ごしている時は、手持ち無沙汰になりやすいため、普段考えないようなネガティブな想像力がいろいろと働きやすい状態です。
「なぜ私は今1人寂しく食事をしているのか」「私はこのまま何の変化もない生活を送って終わっていくのか」など、普段は考えない深い部分まで考えるようになってしまいます。このケースの女性は、自分の生活自体に寂しさを感じていることが多いです。
2.子育てをしている最中や寝かしつけた後
子育て中の女性は、特に寂しさを感じやすいと言われています。今までは『自分』という1人の女性にフォーカスを当てて生きていたのに、ある瞬間から突然、ある人(子ども)の母親となるのです。嬉しさの反面、戸惑いが多いのも当然です。
また、子育てが始まると想像以上に忙しく、子ども最優先の生活になるため、自分のことは疎かになるという女性も少なくありません。
すると、育児をしている時や子ども寝かしつけた後など、ふとした瞬間に寂しさを感じることがあります。これは子育て中心の生活を送り、「このままでいいのか」「前の私と今の私は全然違う」と自分自身を見失っているために起こる寂しさです。
3.なかなか寝付けない時
夜は男女問わずセンチメンタルになりやすい時間帯です。特に女性は考え込んでしまう人やネガティブな感情に引き寄せられてしまう人が多い傾向にあるため、夜間にふと言いようのない寂しさや虚無感に襲われる人は多いです。
なかなか寝付けない日は、特に寝付くまでの時間を持て余しているため、普段考えないようなことを考えてしまいます。中にはその不安を取り除くために、スマホであらゆるキーワードを検索する人もいるでしょう。
すると、他の人の交流や考えを見て、さらに深い沼へとハマってしまい、「相談できる相手がいない」「1人で解決しなくてはいけない」などと余計な寂しさを感じる原因となります。
4.周囲が幸せそうな様子を見せている時
最近はSNSであらゆる人の日常生活を覗き見することができるようになりました。その多くは、自分の幸せな瞬間を切り取った素敵な投稿が多いですよね。こうした周囲の幸せを見ることで、余計に自分が惨めに感じてしまう女性は多いです。
元々女性は共感能力が高い傾向があり、友人や知人、中には全く知らない見ず知らずの相手の情報であっても、深刻に受け止めてしまう人が多いです。
そのため、今の自分の状況と相手の状況を照らし合わせて、「この人はこんなにも幸せそうなのに、私は全く同じようになれない」と寂しさや焦燥感を感じてしまうのです。
5.隣に夫やパートナーがいる時
隣に夫やパートナーの男性がいれば、寂しさは感じないのではと思いがちですが、実はそうでもありません。むしろ、隣にいるのに会話がなかったり、スキンシップがないことで寂しさや焦りを感じてしまう女性は多いです。
女性はコミュニケーションやスキンシップによって愛情を確認する人が多いです。そのため、自分の愛する人がすぐ傍にいるにもかかわらず、興味を持ってくれていないような態度を見せられると、途端に強い寂しさに襲われます。
「どうして隣にいるのに黙っているの?楽しくないの?」や「まったく触れてくれない…もう女性として見られていないのでは?」と焦ってしまい、寂しさにつながっているケースが非常に多いです。
言いようのない寂しさを感じた時に不安を軽くさせる方法は?
言いようのない寂しさに襲われた時、多くの人は一気に気分が沈んでしまい、普段ならば考えないようなことを考えてしまいます。どのように対処すればこの寂しさを軽くすることができるのか解決法が見つからないと、泣きたくなってしまうこともあるでしょう。
言いようのない寂しさを感じた時、それぞれ寂しさの原因によって効果的な対処法は異なります。ここでは寂しさを感じた時に少しでも不安を軽くさせる方法をいくつか紹介するので、寂しくなった時はこれらの方法を片っ端から試してみましょう。
- とにかく今の気持ちを紙やスマホのメモに書き出す
- 一時的にSNSは見ないようにする
- 何かに立ち向かう女性が登場するドラマや映画を見る
- 気持ちをリセットするために自分が好きなことに熱中する
- 動画サイトなどを見て体を動かす
- 夫やパートナーに不安を打ち明ける
- 仲の良い友人や知人に連絡を取る
- 自分が好きなことややりたいことを書き出してみる
こうした様々な方法を試してみてください。自分の今の気持ちや自分がいったいどのような人物であるかを知ることで、新たな目標や生きがいを見つけることができ、寂しさを払拭できることもあります。
また、何かに立ち向かうような勇敢な女性が登場するドラマや映画を見ることで、共感能力の高い女性は勇気をもらえることも多いです。特に海外ドラマなどは、活躍する女性が登場するシーンが多いので、ポジティブになるにはぴったりですよ!すぐに効果を実感するためにも、一話完結型のドラマや映画がおすすめです。
寂しさを感じているのは、多くの場合、1人で悶々と考えて込んでいることが影響しています。そのため、寂しさの要因となっている夫やパートナーに、ゆっくりでも良いので話を聞いてもらったり、久しぶりに友人に連絡を取って、何気ない話をすることで、気分が紛れることも多いです。
夫婦間に起きた寂しさの場合は、夫やパートナーと一緒に話し合うことで、お互いの考えていることを共有できるため、自分を理解してもらっているという実感が湧きやすく、尚且つ夫婦の絆を再確認できる良い機会になります。積極的に夫婦の会話を設ける機会を作ると寂しさを軽減することができますよ。
寂しさの原因を考えて自分に合った対処法を実践して
いかがでしたでしょうか。女性の寂しさの原因は、感情が豊かであることと共感能力の高さです。考えすぎてしまうと深みにハマってしまうので、まずは寂しさの原因を探りつつ、自分に合った対処法を試してみましょう。