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お布団の気になる臭いの原因
汗や皮脂の臭い
私たちのカラダは“寝ている間にコップ一杯の汗をかいている”なんてよく耳にしますよね。それは、夏の暑さでというわけではありません。冬にも同じようにたくさんの汗をかいているのです。
汗そのものに臭いはありませんので、寝て起きてすぐにお布団からイヤな臭いがする、なんてことはありません。汗と菌が混じりあい、分解されたり変性されたりなどを繰り返すことでイヤな臭いとして発生してしまうのです。
また、肌が直接触れる部分には皮脂も付着しますよね。皮脂は時間が経つと酸化し、臭いや黄ばみの原因になってしまいます。
加齢臭
加齢臭って、中高年の男性の問題だと思っていませんか?実は、年齢や性別に関係なく加齢臭がすることがあります。10代や20代の若い年齢の方の中にも加齢臭によるお布団のイヤな臭いで悩まれている方がいらっしゃるのです。
若い年齢なのに加齢臭がしてしまう理由は、ストレス・食生活の乱れ・生活習慣の乱れなどにあります。とあるテレビ番組で加齢臭に関する実験を行っていたのですが、30代の子育て世代の女性の体臭をチェックしたところ、50代男性の加齢臭よりも数値の高い加齢臭がある、という結果が出ていました。自分ではなかなか気づきにくい臭いでもあるので、気をつけたいですよね。
カビ
汗・皮脂・加齢臭が染みついたお布団をそのままにしておくと、お布団にカビが発生してしまうことがあります。とくに、カビが発生する原因となりやすいのが汗による湿気です。
お布団の気になる臭いを取り除く方法
お布団を干す
お布団にたまっている湿気を取り除くためには、天日干しをするのが最も効果的です。日光に当てるだけではなく、風通しの良い場所に干し、風を当ててあげることでより湿気を取り除きやすくなります。
片面を1時間ほど干し、お布団を裏返し、もうた片面も1時間ほど干すと良いです。外に干すことに抵抗がある場合には、室内に干しても構いません。窓際の日当たりの良い場所に干してはいかがでしょうか。
消臭スプレーを使う
私はほぼ毎日のように消臭スプレーを使っています。朝起きたらお布団に消臭スプレーを吹きかけて、しばらく置いてから布団乾燥機でしっかり乾燥させるようにしているのです。布団カバーを取り換えるのが面倒だな、という日は消臭スプレーがとっても便利なのです。
お布団を丸洗いする
ご自宅の洗濯機では難しいかもしれませんが、コインランドリーを利用することでお布団を簡単に丸洗いすることができます。洗濯から乾燥までひとつの機械で済ませることができるので干す手間などの面倒もありません。洗濯のみも可能ですが、洗濯から乾燥まで行っても料金は1,000円から1,500円程度です。
お布団の気になる臭いを予防する方法
こまめにカバーを取り換える
お布団が汗や皮脂などの湿気、そして加齢臭を吸収してしまう前、カバーが吸収してくれていますよね。そのカバーが汗や皮脂や加齢臭を吸収しきれなくなってしまうと、お布団までもが吸収してしまうことになります。そうなってしまう前にカバーを取り換えておけば、お布団がイヤな臭いになってしまうこともありません。
お布団をこまめに干す
臭いを取り除く方法と同じですが、臭いがついてしまう前に、お布団をこまめに干す習慣を持つと良いです。お天気の良い日は布団を干すようにしましょう。
お布団をいい匂いにする方法
- 天日干しをする
- 消臭スプレーを吹きかける
- カバーを取り換える
- お布団を丸洗いする
お布団の臭いの取り方や予防対策と同じです。天日干しをしても、消臭スプレーを吹きかけても、カバーを取り換えても、どうしてもお布団の気になる臭いが残ってしまうときは、思い切って丸洗いするのがおすすめです。丸洗いしたお布団は、本当にいい匂いがして眠ることが楽しみになります。
まとめ
お布団は、ベッドの上に敷きっぱなしにするのではなく、椅子やソファーの上でも良いので干して湿気を取り除くようにし、臭いを予防しましょう。どうしても干すことが面倒なのであれば、布団乾燥機や除湿器を使うのが便利で楽です。布団乾燥機で乾燥させた布団は、天日干しをしたのと同じくらい気持ちが良いので持っておいて損のないアイテムです。