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夢はその人の心理状態や近々起こる出来事を予見している
皆さんは最近、寝ている間に夢を見ましたか。人は寝ている間に夢を見ていても、朝起きたら忘れてしまっていることが多いと言われています。そのため、「見ていない」という人でも、実は夢を見ていることが多いのです。
覚えていることが少ない夢も、中には鮮明に一部始終を覚えている夢であったり、ところどころ覚えている夢などもあります。そうした夢は、現在の自分の心理状態を映していたり、あるいは今後起こるであろうことを伝える『予知夢』であったりします。
昔から、見た夢から近い未来を占う『夢占い』が人気です。スピリチュアルなエンターテイメントなので、「実際は嘘でしょう」と思う方もいるかもしれませんが、深層心理が移り出されたり、実際には自分で気付いていない心理から、不安なことが映し出されていたりするので、あながちすべてが間違っているとは言い切れないのです。
みんなは見る?『よく見る夢』ランキングTOP5
今回は、寝ている間に見る夢の中から、特に多くの人がよく見る夢をランキング形式でご紹介します。その夢に表れている心理状態や意味などを解説していくので、最近夢を見たという方は確認してみましょう。
第1位:亡くなった人が出る夢
亡くなった人が夢の中に現れたという話はよく聞きますよね。自分と近しい関係の人であれば、その人を懐かしんでいたり、死を受け入れようとしている最中であることを意味しています。
また、夢占いの観点から見ると、夢に出てきた亡くなった人の表情や雰囲気によって意味が異なります。笑顔の場合は幸運が訪れることを暗示し、暗い表情をしている場合は、今後悪い事が起こることを警告しています。
そして、あなたに対して怒っている場合は、あなた自身の振る舞いや習慣を正すようにと忠告していることが多いです。自分の普段の振る舞いや生活習慣を見直してみましょう。
第2位:自分が死ぬ夢
自分が死ぬ夢を見たという人も多いです。自分が死ぬなんて、なんだか縁起が悪いと思いがちですが、夢において「死」は、再生や再出発を意味するため、決して悪い夢ではありません。むしろ大吉夢と言えるでしょう。
自分が死ぬ夢を見た場合、今現在、あまり状況が良くなくても、その問題が解決されて、前に進めることを意味しています。また、環境を変えることで再出発できることを暗示していることもあるため、転職や結婚などを考えている方は、この機会に本格的に検討してみましょう。
第3位:誰かが死ぬ夢
自分でない他の人が死ぬ夢であっても、吉夢であることが大半です。誰かが死ぬ夢も新たな価値観やコンプレックスを乗り越えられることを意味していることが多く、今後明るい未来が待っている事を暗示しています。
また、金運が上がることを暗示している夢も多いので、出世や給料アップ、さらには臨時収入が入ることを予知している可能性もあります。
第4位:神社やお寺などにいる夢
神社やお寺は、人々がお願い事をしたり、何らかの救いを求めるために訪れることが多い場所です。したがって、神社やお寺の夢を見た場合、見た人が何かしらの困難に直面していて、助けを求めている状態であることを映し出しています。
基本的に、神社やお寺に参拝しに行く場合は、困難を乗り越えることができたり、あるいはすでに乗り越えて晴れやかな気持ちになっていることを表していたりします。
しかし、神社に辿り着かなかったり、迷子になっている場合は、あなた自身が今後、進むべき道を迷っていることを意味しています。迷走状態の時は、冷静に自分を見つめられていないことが多いです。一度落ち着いて、自分を客観的に見てみましょう。
第5位:怖い存在に追いかけられる夢
何か怖い存在に追いかけられ、夢の中で逃げているという夢を見る人も多いですよね。この夢は、今自分が仕事や人間関係、時間などに追われていて、切羽詰まっている心理状態が映し出されています。自由になりたいという強い願望も混じっているでしょう。
仕事や人間関係に疲れていると感じている場合は、思い切って休暇を取ることも必要です。2~3日、しっかり休むだけでもリラックス効果は得られるので、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
また、仕事や家庭内の問題などに追われている場合は、自分1人でどうにかしようとするのではなく、同僚や家族に相談してください。思わぬ提案や言葉をもらうことができるかもしれません。
見た夢は「単なる夢」と片付けず意味を模索しよう
いかがでしたでしょうか。今回は、夢の中でも特に多くの人が見がちな夢TOP5をご紹介しました。皆さんもこの中に、今まで見た夢が1つは入っていたのではないでしょうか。夢は「単なる夢」として片付けず、現在の自分の心理状態を知る手がかりにしましょう。