蛍光灯の寿命と故障の見分け方!点滅回数を減らして長く使う

蛍光灯の寿命に差があるのを感じたことないですか?同じ種類の蛍光灯なのに2年で寿命になった蛍光灯もあれば4年たっても使用している蛍光灯もあると思いますが、一般的な蛍光灯の寿命は6,000時間~12,000時間程度です。今回は蛍光灯の寿命や寿命のサインと原因、寿命を短くする使い方などをご紹介したいと思います。

蛍光灯の寿命

蛍光灯

一般的な蛍光灯の寿命は6,000時間~12,000時間程度です。蛍光灯の寿命は「蛍光灯の種類やメーカー」「点灯と消灯の回数」「電圧」などさまざまな条件によって異なりますが、目安として、10,000時間使用が可能な蛍光灯を一日8時間使用した場合、蛍光灯の寿命は約3年半程度です。

蛍光灯はスイッチONで点灯する瞬間に多くの電力を消費しますので、ON(点灯)とOFF(消灯)を繰り返すと蛍光灯に負担がかかり、1回の点滅で寿命が約1時間短くなるといわれています。蛍光灯の寿命は何時間つけていたか(点灯時間)ではなく、何回「ONとOFF」を繰り返したかで決まるようです。スイッチのONとOFFの切り替え頻度が少ないほど蛍光灯の寿命は長くなります。

メーカーの開発により蛍光灯の寿命も延びてきています。パナソニックが出している長寿命蛍光灯「HfプレミアL蛍光灯」の寿命は通常の蛍光灯の約2.5倍の30,000時間です。また、最後まで明るく目に優しい明るさを保つそうです。

蛍光灯の器具(照明器具)の寿命

一般的に蛍光灯の器具の寿命は約10年~15年といわれていますが、「照明器具のタイプ」「使用時間」「使用頻度」「電源電圧」「周囲温度」「使用環境」などで寿命に差がでます。蛍光灯の器具(照明器具)の劣化により火災になるケースがありますが、原因は電気回路にあるため外観からはわからないことが多いです。蛍光灯の器具(照明器具)から次のようなサインが出たら寿命の可能性がありますので注意しましょう。

蛍光灯器具の寿命サイン

  • 蛍光灯が急に点滅したり突然消えることがある
  • ブーンというような異音がする
  • 焦げ臭い

蛍光灯の寿命のサインと見分け方

古くなった蛍光灯

蛍光灯が寿命になる前に出すサインや他に考えられる原因と見分け方をまとめました。

蛍光灯が点灯しない

蛍光灯が点灯しない原因は蛍光灯の寿命の可能性が大きいです。寿命以外の原因としては、「正規の電圧が供給されていない」「蛍光灯器具の不具合や安定器の故障・断線」「蛍光灯の装着が悪い」などがありますが、確認方法としては新しいまたは正常に点灯する蛍光灯と交換してみましょう。「正規の電圧が供給されていない」というのは蛍光灯をつけるために必要としている電圧が供給されていないということです。

蛍光灯がチカチカ点灯する

蛍光灯の光がチカチカ点滅するのは寿命が近づいているサインの可能性が大きいです。蛍光灯の寿命以外の原因として「蛍光灯の器具(照明器具)の劣化、寿命」がありますが、その場合、電気回路の破損で発火の可能性もありますので危険です。まずは、蛍光灯を外して新しいまたは正常に点灯する蛍光灯と交換してみましょう。

他に考えられる原因は「蛍光灯の不適合」「蛍光灯器具の寿命」「安定器の不具合や故障や断線」「蛍光灯の装着が悪い」などがありますが、問題がないようでしたら電気回路の破損を考えてすぐ使用を中止しましょう。

蛍光灯の光が暗い

蛍光灯の光が暗いのは寿命の可能性が大きいです。他の原因としては「蛍光灯の汚れ」「蛍光灯器具のホコリ」「周波数が合っていない」「周囲の温度が低い」「正規の電圧が流れてない」などがありますが、まずは蛍光灯や蛍光灯器具の汚れをきれいにしましょう。きれいにしても光が暗い場合は新しいまたは正常に点灯する蛍光灯と交換してみましょう。

「周波数が合っていない」というのは蛍光灯にあっていない周波数(50~60Hz以外の周波数)で動作させると蛍光灯の光が暗くなります。

蛍光灯の両端が黒ずんできた

蛍光灯の両端が黒ずんできたら寿命の可能性があります。他に考えられる原因としては「点灯頻度が多い」「周囲の温度が低い」「蛍光灯の器具の寿命」「蛍光灯の装着が悪い」「正規の電圧が供給されていない」などがありますが、確認方法としては新しいまたは正常に点灯する蛍光灯と交換してみましょう。

蛍光灯の端は光るが点灯しない

蛍光灯の端しか明るくならない場合は寿命の可能性が大きいです。他の原因としては「正規の電圧が流れてない」「蛍光灯器具の寿命」「周囲の温度が低い」などがありますが、確認方法としては新しいまたは正常に点灯する蛍光灯と交換してみましょう。

蛍光灯の点灯に時間がかかる

今までは正常のスピードで点灯していた蛍光灯が、急に点灯に時間がかかるようになった場合は、寿命の可能性があります。他に考えられる原因として「周囲温度が低い」「電源の接続の問題」「蛍光灯器具の寿命または不具合」などがあります。

蛍光灯器具から異臭がする

蛍光灯器具から異臭がする場合は「蛍光灯器具(照明器具)の劣化、寿命」の可能性があります。その場合、電気回路の破損で発火の可能性もありますので危険です。まずは、蛍光灯を外して接続部に異常がないかチェックしてください。

他に考えられる原因は「蛍光灯の不適合」「使用電圧が高すぎる」「使用温度が高すぎる」「安定器の不具合や故障」「ホコリや汚れがついている」「蛍光灯器具の寿命」「蛍光灯の装着が悪い」などがありますが、問題がないようでしたら電気回路の破損を考えてすぐ使用を中止しましょう。

蛍光灯の調子が悪いと感じた場合は、蛍光灯をいったん外し、蛍光灯と照明器具の種類があっているか、汚れやホコリがないかをまず確認して再度セットして点灯を確認してみましょう。

蛍光灯の寿命が短くなる原因

蛍光灯

  • ONとOFFの点滅回数が多い
  • 湿気が多い場所にある

蛍光灯は点灯する瞬間に多くの負担・電力がかかりますので、1回の点滅で寿命が約1時間短くなるといわれています。また、蛍光灯は水分に弱いため、水分や湿気が多い場所に設置すると寿命を縮めることになります。

蛍光灯とLEDライトの違い

電気をつける女性

蛍光灯とLEDライトの寿命の違い

蛍光灯よりLEDライトの方が5倍~6倍ほど寿命が長いと言われています。

蛍光灯の場合

一般的に蛍光灯の寿命は点灯時間が6,000時間~13,000時間程度です。一日8時間使用した場合の蛍光灯の寿命は約3年半~4年程度です。ただし点滅回数(ONとOFFを繰り返す回数)によって寿命は大きく変わります。

LEDライトの場合

LEDライトの寿命は点灯時間が40,000時間程度です。一日8時間使用して約13年から14年となります。

蛍光灯とLEDライトの性能の違い

点灯スピード

蛍光灯は完全に明るくなるまでに数秒かかりますが、LEDライトは瞬時に明るくなります。

明るさ

蛍光灯の光は広がるので部屋全体を明るくしますが、室内の温度が低いと光の量が減少する特徴があります。LEDの光の広がりは蛍光灯の広がりより狭く真下が明るい特徴がありますが、室内温度によって光の量が変わることはありません

消費電力

蛍光灯の消費電力はLEDライトの約2倍近くかかります。40W相当の光の場合、蛍光灯の消費電力は8W、LEDライトの消費電力は4.5W。

電気代

蛍光灯の電気代はLEDライトの約2倍近く高いです。

その他

LEDライトは発光効率が高いため省エネでお財布にも環境にも優しいです。LEDライトは、熱で物を傷めない、虫が集まりにくい、室外でもはっきりした明るさなので使用しやすい、光の調整が細かくできるなどの特徴があります。

消費電力・電気代や寿命を考えるとLEDライトの方がお得ですね。

まとめ

蛍光灯各種

蛍光灯の寿命を考えると蛍光灯はつけっぱなしの方が長持ちすることになりますが、電気代を考えると、短時間ならつけっぱなし、長時間になる場合は電源オフにした方が電気代の節約になります。蛍光灯の寿命はすぐ分かりますが、照明器具の劣化や故障は外観からでは分かりませんので、異臭や異音がしたら危険信号だと思って照明器具を細かくチェックしてみてください。

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