朝食のパンに何を塗っている?ジャムの塗り過ぎは肥満やイライラの原因に

ジャムトースト

朝食はパン派という方は、ジャムを塗ることが多いでしょう。しかし、ジャムには砂糖が多く含まれており、塗り過ぎは肥満や生活習慣病などの原因に。記事では、ジャムよりも栄養価が高い食材を3つ紹介します。

ジャムなど砂糖の摂りすぎはさまざまな病気の原因に

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ジャムは、保存性を高めるために砂糖が使われているのが一般的です。砂糖を摂りすぎてしまうと肥満になり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の原因になってしまうことがあります。

また、砂糖の消化にはビタミンB群やカルシウムなどの栄養が必要です。これらの栄養素が砂糖の消化に使われて不足してしまうと、イライラしてしまったり、骨が脆くなり、骨粗しょう症になってしまったりと、さまざまな症状を引き起こす可能性があるのです。

朝食はパン派の人に!ジャムより栄養価が高い食材3選

砂糖が使われているジャムは、塗り過ぎには注意をしなければいけません。しかし、パンに何も塗らないのは味気ないもの。

ここからは、ジャムよりも栄養価が高く、パンに塗ると美味しい食材を3つ紹介します。

1.きな粉

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スーパーで手軽に買えるきな粉は、大豆を丸ごと炒って粉にしたものです。そのため、大豆の成分をすべて摂れるので、栄養価が高いことで知られています。

朝食はパン派の場合、タンパク質が摂りにくいのが気になりますが、大豆にはタンパク質が豊富に含まれています。また、ビタミンやミネラル、さらには腸内の善玉菌を増やす働きをする大豆オリゴ糖や、女性ホルモンに欠かせないイソフラボン、便通を整える食物繊維も豊富です。

パンにそのままきな粉を振りかけると飛んでしまうので、焼いたパンに薄くバターを塗り、きな粉を振りかけるのがおすすめです。

2.ココアパウダー

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牛乳に入れるイメージが強いココアパウダーですが、実はパンに塗るのもおすすめです。ただし、砂糖の入ったミルクココアではなく、無糖の純ココアを選んだほうがよいでしょう。

ココアパウダーの原料であるカカオには、さまざまな栄養が含まれています。最も注目すべきなのが7種類以上ものポリフェノール。その量は、赤ワインよりも多いといわれています。

カカオのポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防・発がん作用の防止・血圧改善・美肌効果・脳の神経細胞の活性化などの効果があるとされています。

おすすめの食べ方は、パンにココアパウダーを振りかけてほんのり焼く方法。焼きすぎると苦くなってしまうので、表面が少しカリッとするくらいがおすすめです。

3.ココナッツオイル

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海外セレブが愛用していると話題になったココナッツオイルですが、今ではスーパーで手軽に購入できるようになりました。

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が豊富です。中鎖脂肪酸には、抗菌効果や免疫力向上、皮下脂肪・内臓脂肪減少、アルツハイマー型認知病の症状軽減などの効果があるといわれています。

パンに塗ってトーストすると、ふんわりココナッツの甘い香りがして、まるで甘いトーストを食べているような気分を味わえますよ。

ジャムを栄養価の高い食材に置き換えて健康的な朝食にしよう

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甘くて美味しいジャムですが、毎日たっぷり塗ってしまうと肥満や生活習慣病のもとになってしまいます。

今回紹介した食材をジャムの代わりに塗ることで、簡単に朝食の栄養価を上げることができます。どれも手軽に購入できるので、挑戦してみてくださいね。

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