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美容や健康のためにも、野菜や果物は積極的にとりたいですよね。特に、長雨や猛暑の影響で、野菜の値段が高騰しているときは、できるだけ無駄なく食べたいもの。
実は、野菜や果物には皮に栄養が豊富に含まれているものがあります。よく洗って皮ごと食べることで、効率的に栄養を摂取できるのです。
今回は、皮をむかないほうがよい食べ物を5つ紹介します。
皮をむかないほうがよい食べ物~野菜編~
1.人参
スーパーに並んでいる人参は、既に皮がむかれています。出荷時に行う泥を落とすための洗浄で、薄い皮が剥がれているのです。見た目がきれいなのであれば、ピーラーでむく必要はありません。
人参のメインの栄養素であるカロテンは、外側に多く含まれているので、皮ごと食べた方が栄養を摂取できます。
2.じゃがいも
日持ちがして便利なじゃがいもですが、なんと栄養の20%は皮の周辺にあります。特に、新じゃがは皮も薄く食べやすいので、よく洗ってから皮ごと調理するのがおすすめです。
3.生姜
鮮度がよい生姜なら、よく洗って皮ごと調理したほうが香りがよく無駄もありません。ただし、薬味として使う時には、皮ごとすりおろすと色が悪くなってしまうので、皮をむいた方がよいでしょう。
生姜の辛味成分には新陳代謝を促す働きがあり、この成分は皮の近くに多く含まれます。皮ごと調理することで、香りも栄養価も逃さず食べることができるのです。
皮をむかないほうがよい食べ物~果物編~
1.りんご
りんごの皮と実の間には、ポリフェノールやカリウム、食物繊維、ペクチン、ビタミンCなどが豊富に含まれています。なかでも、抗酸化作用があるポリフェノールは、実の4倍も含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
一方、気になるのは農薬が残っているかどうか。基本的には、食品衛生法で農薬の残留が厳しく定められているので、国産のりんごであれば水で洗い流せば大丈夫です。
2.キウイ
意外に思われるかもしれませんが、キウイも皮ごと食べられる果物です。表面のチクチクする産毛は、たわしを使って流水で洗えば気になりません。
キウイにはビタミンCやポリフェノール、カリウム、葉酸、食物繊維が豊富に含まれており、特に皮には実の2倍もの栄養素が含まれています。美容に欠かせない栄養を皮ごと食べて摂取しましょう。
皮は栄養が豊富!よく洗って皮ごと野菜や果物を食べてみよう
野菜や果物を皮ごと食べれば、栄養を逃がすことなく、ゴミも減らすことができます。ただし、よく洗ってドロや農薬を落としてから調理をするようにしましょう。