掃除機が壊れやすくなる『NG行為』6選

買い替えたばかりの掃除機が、何年ともたずに壊れてしまった…そんな経験はありませんか。もしかすると、掃除機の使い方を間違っているのかもしれません。今回は、掃除機が壊れやすくなるNG行為をご紹介するので、自身に当てはまっている行為がないか確認してくださいね。

掃除機が早くに壊れてしまった経験はありますか?

なぜ掃除機は壊れる?

昨年買い替えたばかりの掃除機が、今年に入ってすでに調子が悪い…そんな違和感を感じていませんか。または、過去に買い替えたばかりの掃除機が、すぐに壊れてしまったという経験を持つ人もいるでしょう。

基本的に掃除機の平均的な寿命は、5~7年と言われています。長持ちしている人の場合は、7~8年同じ掃除機も使い続けることもあるようです。このデータを踏まえて考えると、2~3年で掃除機が壊れてしまう場合は、早過ぎると言えるでしょう。

掃除機が故障した時に起こる現象

故障したらどうなる?

では、掃除機が壊れてしまった時、あるいは壊れかけている時、どのような現象が起こるのでしょうか。下記のような現象が起こった際は、掃除機が故障してしまったか、あるいは故障の兆候である可能性が高いです。

  • 掃除機が動かなくなってしまう
  • ゴミを吸い取ることができなくなる
  • 異音がする
  • 異臭がする

いかがでしょうか。皆さんの掃除は、上記のような現象が起きていませんか。掃除機が動かなくなってしまった場合には、すぐに買い替えるしかありませんが、ゴミを吸い取ることができなかったり、異音がするだけの場合は、カスタマーセンターに問い合わせることで、修理してくれることもあります。

掃除機が壊れやすくなるNG行為6選

掃除機にしてはいけないことは?

平均的な寿命は5~7年というデータが示されている掃除機。2~3年で壊れてしまうという人は、もしかすると掃除機が壊れやすくなるような行為を常習的にしている可能性が高いです。ここでは、掃除機が壊れやすくなるNG行為をいくつかご紹介します。当てはまった方は、次から気を付けましょう。

1.ダストカップに溜まったゴミを毎日捨てない

サイクロン式掃除機の場合、掃除機が吸い取ったゴミは、一般的にダストカップと呼ばれる部分に吸い込まれていきます。このダストカップに吸い込まれたゴミは、掃除機を使うごとに捨てなければいけないことをご存知でしょうか。

意外と多くの人がこの真実から目を背け、『限界サイン』が現われてから捨てています。しかし、この行為を繰り返すことで、ダストカップに溜まりきらなかった埃やゴミが、掃除機の内部に入り込んでしまい恐れがあります。

掃除機の内部に埃やゴミが入り込んでしまうと、掃除機本体に悪影響を及ぼし、効率が悪くなったり、最悪の場合、故障の原因となります。必ず使った後は、毎回ダストカップのゴミを捨てるようにしましょう。

2.紙パックに限界までゴミを溜めておく

紙パックは溜めすぎてはいけない

紙パック式の掃除機を使用している場合、基本的に8割ほどを目安に捨てることが推奨されています。しかし、やはりこちらも使う人によっては、『限界サイン』が現われるまで、そのまま溜めておくという人も多いです。

特に紙パック式の場合、紙パックの1枚1枚の値段を考えると、勿体なくて替えられないという人も多いですよね。しかし、こちらも溜まりきらなかったゴミが掃除機の内部に入り込んでしまう恐れがあります。

掃除機が壊れてしまえば、紙パック1枚1枚の値段とは比べものにならないほどの修理費用、あるいは買い替え費用が必要となってしまいます。紙パックは、8割を目安に、あるいは商品のパッケージに書かれている目安通りに取り替えましょう。

3.フィルターの掃除を行わない

意外と忘れがちな掃除機のお手入れが、フィルターのお手入れです。掃除機の種類にもよりますが、最近販売されている掃除機の多くは、掃除機から取り外し、水洗いするだけでOKという簡易的な物が多いです。

フィルターが汚れたままになっていると、吸引力が落ち、やがてゴミを吸い込めなくなってしまいます。つまり、壊れてしまうのです。また、異臭を発する恐れもあるので、フィルター掃除は定期的に行うようにしましょう。

4.すべての掃除機に合う紙パックを使用している

紙パック式の掃除機特有のNG行為です。紙パック式の掃除機を使用している場合、紙パックを購入しなければいけません。基本的に、そのメーカーから販売されている純正品を使用する方法が望ましいですが、値段が少々高いこともあり、ドラッグストアなどに売られている市販品を使っている人も多いでしょう。

中にはすべての掃除機に合う紙パックもあります。一見、便利に見えますし、何より価格が他の物より安価に設定されている物が多いので、魅力的ですよね。

しかし、すべての掃除機に合う紙パックは、すべての掃除機で少なからず掃除機と紙パックの間に隙間が空いてしまいます。その隙間から、吸い込んだゴミが本体へと入り込んでしまい、故障の原因となる恐れがあります。

絶対に使ってはいけないとは言いません。しかし、なるべくメーカーから販売されている専用の物を使う方が安心です。

5.大きなゴミやおもちゃを吸い込んでしまう

大きなおもちゃは掃除機にとって危険

通常、掃除機では吸い取ることができない大きなゴミや、小さなお子様がいるご家庭にたくさんある小さなおもちゃなどを吸い込んでしまう行為も、掃除機を壊してしまう原因となります。

掃除機をかけるときは、ゆっくりと掃除機を動かす方法が正しいかけ方とされています。スピード感のあるかけ方をしてしまうと、目の前に大きいゴミやおもちゃの部品などが落ちていても気付かず、そのまま吸い込んでしまう恐れもあるのです。

このような『異物』とも言える物を吸い込んでしまうと、ヘッドに詰まってしまったり、吸い込めたとしても、掃除機の中を傷つけてしまう恐れがあります。

このトラブルを防ぐためには、掃除機をかける前に一通り部屋を見渡し、掃除機で吸い込むと危ない物が落ちていないかを確認することが大切です。また、掃除機をかける際もゆっくり丁寧にかけることを心掛けましょう。

6.雑に扱い家具や壁などにぶつける頻度が高い

掃除機を速くかけてしまうことで、壁や家具などにぶつかってしまう頻度が高くなります。すると、壁が傷つくだけでなく、掃除機にも衝撃が走るため、壊れやすくなる原因となります。

掃除機を始めとした家電は丈夫でありながらも繊細なツールです。そのため、無理な衝撃などを与えることで、不良を起こしたり、内部を破損させてしまう恐れがあるのです。

掃除機は日頃から正しく使うことで長持ちさせよう

掃除機を正しく使おう

いかがでしたでしょうか。今回紹介したようなNG行為に心当たりがある方は、次に使う時から見直し、正しく丁寧に使うように意識しましょう。また、日頃から定期的にお手入れをすることも長持ちさせるためには重要です。正しく使い、掃除機をできるだけ長持ちさせましょう。

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