部屋中にハウスダストがたまるNG行為7選!なるべくためないようにする対策は?

自宅にいてくしゃみが止まらなくなったり、目がかゆくなったりする場合はハウスダストが原因かもしれません。日ごろからハウスダストに悩んでいる、空気清浄機を使っているのに改善されない、という場合はハウスダストがたまるNG行為をしていないか確認してみましょう。

ハウスダストとは

ハウスダストとは

ハウスダストとは、室内で発生する目には見えにくい1mm以下の小さなチリやホコリ等です。具体的にはダニやカビ、髪の毛やフケ、ペットの毛、繊維のくず、花粉や細菌などが含まれています。

小さくて軽いハウスダストは室内の中で舞い上がり、季節を問わず日常生活の中で私たちが吸い込みやすいものです。ハウスダストは吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や結膜炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの疾患を引き起こすこともあるため注意が必要です。

ハウスダストが部屋中にたまるNG行為7選!

1.掃除の頻度が少ないのはNG

掃除の頻度が少ないのはNG

室内のハウスダストを減らすために有効なのは掃除です。掃除の頻度が多ければ多いほどハウスダストの量は減らせるため、頻繁に掃除をしないことはハウスダストをため込むことになるためNGです。

実際に、ほぼ毎日掃除をしている家庭と、週1回程度しか掃除をしない家庭では、数百倍もハウスダストの量が違うこともあるそうです。

2.ホコリを除去せず掃除機をかけるのはNG

ホコリを除去せず掃除機をかけるのはNG

フローリングの場合は、まず床に溜まったハウスダストをフロアワイパーやモップなどで取り除いてから、掃除機をかけるのがハウスダスト対策に有効な掃除の方法です。最初から掃除機をかけると掃除機から出る排気などでハウスダストが舞い上がってしまうためNGです。

しっかりとハウスダスト対策の掃除をするためには、最後に水拭きも忘れずに行いましょう。フロアワイパーや掃除機では取り切れなかったチリやホコリが水拭きすることで拭きとれます。ハウスダスト対策の掃除の順番は『フロアワイパーやモップ→掃除機→水拭き』と覚えておきましょう。

3.棚の上や照明カバーを掃除しないのはNG

棚の上や照明カバーを掃除しないのはNG

ハウスダストは棚の上や照明カバーなどの室内の上のほうに溜まりやすいです。そのため、床ばかり掃除をして、気づきにくい場所の掃除をしないでいるのはNGです。紙類や静電気に吸い寄せられる特徴もあるため、本棚の中や大きな家具の上、照明カバーなどもキレイを保ちましょう。

4.定期的に換気をしないのはNG

定期的に換気をしないのはNG

ハウスダストは換気をすることで部屋の外に排出することができます。換気をしないと、空気中に舞っているハウスダストが含まれた空気を吸いながら過ごすことになります。

正しい換気方法は「空気の流れを作る」ことが大切なので、対極にある2か所以上の窓を開けるようにします。対角線上の2つの窓が無い場合は、高低差をつけることも空気が通りやすくなるので、高い位置の窓と低い位置の窓を開けるのが良いでしょう。

5.高温多湿の環境はNG

高温多湿

高温多湿はハウスダストの原因となるダニが好む環境となるためNGです。梅雨の時期はもちろん、冬も加湿器と暖房で高温多湿になりやすいため、季節を問わず室内の湿度と温度には気を配りましょう。

6.布製品や布団、じゅうたんを洗わないのはNG

布団もしっかり洗おう

ダニの死骸や糞もハウスダストに含まれています。そのため、ダニが発生しやすい布製のソファーカバーやラグマット、布団、カーテンなどを洗わないのはNGです。

これらの布製品は湿気がこもりやすく、天日干しした程度ではダニは完全に取り除けないため、定期的に丸洗いするのが良いです。

ハウスダスト対策を徹底したい場合は、洗いにくい大きな布製のインテリアは避け、カーテンはブラインド、ソファーは革、ホットカーペットは床暖房、などの対策となります。

7.防ダニ対策をしていないのはNG

防ダニは重要

前述の通り布製品にはダニが発生しやすいため、布団や布製のソファー、絨毯などに防ダニ対策をしていないのはNGです。頻繁に丸洗いできないものは防ダニシートなどでしっかりダニ対策を行います。

さいごに

空気清浄機の導入も視野に

ハウスダスト対策はご紹介したNG行為に気を付けながら、空気清浄機を使うこともおすすめです。

また、自宅でハウスダストをため込まないことに加え、家の外から花粉や土、砂ぼこりなどを持ち込まないように意識してみて下さい。家に入る前に洋服や髪を払うような習慣を心がけると良いでしょう。

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