目次
1.不平不満が多い
ネガティブ思考の人は誰といても、何をしてても、何処でも、文句が多かったり何かにつけて不平不満のネガティブな言葉を口にすることが多いです。物事を限られた側面からしか判断せず、マイナスのことや短所ばかりにフォーカスしがちです。
2.自分に自信が無い
ネガティブな人は自分の価値を認める感情が低く、自己を過小評価する傾向があるようです。つまり、自分に自信を持てないため、自分で自分を否定したり自分に厳しくなりがちです。
いつも「無理」「できない」など否定から入る傾向も強く、まだ何もアプローチを始めていないのに「自分にはできない」と考えてしまうようです。
3.素直に人を信じない
ネガティブな人に限ってダメな自分を認めることができないので、人から褒められても、素直に受け入れずまずは否定しがちです。そして同時に、ウソに決まっている、馬鹿にされているのかもしれない、と人を信用できず疑心暗鬼に陥る人も多いようです。
4.慎重すぎて失敗を必要以上に恐れる
ネガティブな人は失敗やピンチをチャンスととらえることができず、失敗をすると「反省」より「後悔」に襲われることが多いようです。そのため、恐れの感情がどんどん強くなり、何かを始める前に慎重になりすぎて、否定的なことを想定してしまいがちです。
そして、行動に移す前に頭の中だけで失敗の予測を完結させるため、消極的になってしまうようです。
5.大げさに考え、悩み事が多い
失敗を必要以上に恐れるのも、思い込みが激しいことや、単に大げさに考えているだけ、という場合も多いです。周りから見たら取るに足らないことにクヨクヨしたり慎重になりすぎているのかもしれません。そして、悩むほどでもない事柄にも思い悩む傾向もあるようです。
6.気持ちの切り替えがなかなかできない
失敗した原因を自分の性格や人格の問題ととらえて落ち込んでしまうと、気持ちの切り替えがなかなかできません。ネガティブな人は失敗をすべて自分のせいだと自分ばかりを責めてしまいがちです。
ちょっとした失敗でも心に受けるダメージは大きく、さらに自信が無くなり、マイナス思考を強めてしまうという悪循環にはまってしまいがちです。何かに失敗したとき、すべて自分の責任ととらえるのはやめましょう。
7.ネガティブ思考を持つ人で集まり同じ話を繰り返す
ネガティブ思考を持つ人は、同じ考え方や価値観の人同士で集まり、愚痴や不安、恐れ、敵対心などといったマイナスの話を繰り返し話すことが好きなようです。これは、ネガティブ同志が引っ張り合いさらにネガティブ思考を強めてしまうこともあります。
否定的なネガティブ思考の話はお互い伝染して、悪いことをより目に付きやすくしたり、良いことを見つけにくくしてしまうでしょう。
8.良いことはすぐ忘れ、ネガティブに結びつける
自分の失敗や弱みは引きずり大きくとらえますが、成功したこと、良かったことなどは小さく評価しがちです。そして、良いことがあってもネガティブ思考に結びつけてしまいます。
そのため、いつもマイナスのことに焦点をあててしまうため、良いことはすぐ忘れて悪いことのほうばかりを覚えているようです。
さいごに
人間の脳は70%以上がネガティブな思考をすると言われているそうです。つまり、私たちは基本的にはネガティブな考え方をすることは、自然なことでもあるようです。そのため、前向きな考え方などポジティブな思考でいることに意識を向けることも大切なのでしょう。