『掃除のNG行為』7選!実はキレイになっていない意味ナシ行動とは

掃除をしても誤った方法ではキレイになっていないことがあります。せっかく掃除をしたのにキレイにした意味がないなんて悲しいですよね。さらに、意味ナシ行動どころか汚れや菌を広げてしまうこともあるので気を付けましょう。掃除のNG行為をご紹介しますので確認してみて下さい!

1.掃除機をかける時に窓を開けるのはNG

窓を開ける女性

掃除機をかけるときに、窓を開けて換気をするのはNGです。外から入ってくる空気により部屋の中にほこりが舞い上がり、掃除機でほこりを吸い取ることができなくなるからです。

掃除機をかける前とかけている間は窓を閉めて、換気をおこなう場合は掃除が終わってから10~20分くらい待ってからにしましょう。

2.掃除機を押しながら素早くかけるのはNG

掃除機を素早くかけるのはNG

掃除機は力を入れたからといって、沢山ほこりやゴミが吸引できるわけではありません。むしろ細かいゴミを取りこぼしたり、フローリングの場合は床を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。

そして、掃除機は押す時よりも引くときのほうが、吸引力が強くなります。これは押しながらゴミをかき集め、引きながら吸い込む仕組みになっているからです。

正しいかけ方は、力を入れず押して引く動作を5秒以上かけてゆっくりと行うことです。強くぐいぐい押しながら素早くかけるやり方は逆効果です。絨毯に掃除機をかける際は、色が変わる方向に引くと、繊維が立ち上がりほこりを吸い取りやすくなります。

3.フローリングのほこりを取らず水拭きはNG

フローリングを水拭きする様子

フローリングなどの床を濡れた雑巾やウェットシートなどで掃除をすると、ほこりを部屋中の床に広げてしまうことになるのでNGです。カビやダニ、ウィルスなどの病原体はほこりをエサとして増殖しますが、水拭きすることで溜まったほこりが湿ってへばりついてしまいます。

また、掃除機でほこりを吸い取るのも排気で巻き上げてしまうこともあるため、フロアワイパーなどでほこりを取るのがおすすめです。シートを使う場合はウェットではなくドライタイプを使い、部屋の奥から木目に沿って掃除をしましょう。

舞い上がっていたほこりが床にたまっているのが朝なので、掃除をするタイミングは朝が良いでしょう。

4.窓のサッシを水拭きするのはNG

窓のサッシも水拭きしてはいけない

窓のサッシなどの主な汚れはほこりになります。フローリングの掃除のルールと同じで、ほこりを取り除く前に水拭きをすると余計に汚れが落としにくくなりますので、最初から雑巾で水拭きするのはNGです。かえってサッシの隅に汚れが入り込んでしまいますので気を付けましょう。

乾いた汚れには乾いた状態でキレイにするのがコツです。サッシなど細かい場所におすすめのアイテムは歯ブラシや塗装用のハケなどです。乾いたままのブラシやハケでほこりをかき集めて掃き出しましょう。

5.同じ雑巾やモップを使い続けるのはNG

新しい雑巾を使おう

同じ雑巾やモップを使い続けることは、雑菌を広げることになるのでNGです。使った際に除菌洗浄などせず濡れたまま放置された雑巾やモップは、悪臭や雑菌が湧いています。

使った雑巾やモップは洗剤でしっかり洗った後、天日干しなどで殺菌処理しながら使い続けましょう。そして、汚れや臭いが出てきたら新しいものに交換するほうがよいでしょう。

6.畳を水拭きするのはNG

畳を水拭きしてはいけない

畳を水拭きすると、水分が畳に残りカビやダニの発生の原因となるためNGです。掃除機やほうきで畳の目に沿ってゆっくりゴミやほこりを取り除きます。

落ちない汚れなどで水拭きをする際は、固くよく絞った雑巾で水拭きをして、そのあと必ず乾拭きをしましょう。さらに換気もして湿気を残さないようにしてください。

7.トイレで掃除機を使うのはNG

トイレに掃除機はNG

トイレの床は病原菌で汚れている可能性があり、掃除機をかけるとヘッド部分が汚染されますのでトイレで掃除機を使うのはNGです。同じ掃除機を他の部屋で使うと、場合によっては病原菌をまき散らすことになりますので、気を付けましょう。

さいごに

誤った掃除方法はかえって汚れや菌をまき散らすことになるので要注意です。また、ウィルス除去などで掃除をするときも、殺菌効果のある消毒用エタノールを使っても水気を残したままにすると殺菌力が一気に下がります。水気が残らないよう乾拭きをして仕上げることがポイントです。

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