さつまいもの選び方|美味しい品種|甘さを逃さない保存方法

知って得する!さつまいもの選び方をご紹介します。さつまいもって甘いイメージですよね。実際に食べてみてどうでしたか?全然甘くない、美味しくない、なんてことありませんでしたか?さつまいもにはたくさんの品種があり、味や甘さが全く違います。どの品種も正しく選べば、甘くて美味しいさつまいもを食べることができます。正しいさつまいもの選び方・美味しい品種・正しい保存方法など、ぜひご参考ください。

二度と失敗しない!正しいさつまいもの選び方

さつまいも

太ったさつまいもを選ぶ

さつまいもは、品種によって、太いものもあれば、細いものもあります。どの品種を選ぶ場合にも、ふっくらと太ったさつまいもを選ぶのがポイントです。

細い品種であると、どれくらいの太さなら太ってさつまいもと言えるのか、わかりづらいかもしれません。そんなときは、同じ品種同士を見比べてみて、より太っているものを選ぶと良いです。

ずっしりと重みのあるさつまいもを選ぶ

太ったさつまいもを選ぶと、当然、重みもあります。太ったさつまいもの中から、さらに絞り出したいときは、よりずっしりと重みのあるさつまいもを選ぶのがポイントです。

ラグビーボールのようなさつまいもを選ぶ

太っていて、ずっしりと重みのあるさつまいもは、その形をラグビーボールに例えられることがあります。ラグビーボールのような形の良いさつまいもを見つけたら、迷わず手に取って良いです。

皮の表面がツルンとしているさつまいもを選ぶ

皮の表面に凹凸や傷や斑点が少なく、ツルンとしたさつまいもを選ぶのがポイントです。皮の表面にある凸凹は、ヒゲが生えていた部分です。ヒゲを取り除いたため、凸凹だけが残ってしまっています。

皮の色が均一なさつまいもを選ぶ

皮の色が鮮やかで、色ムラがなく、均一なさつまいもを選ぶのがポイントです。

皮の表面の一部分が黒く変色してしまっていることがありますが、収獲してから販売されるまでの間、保管される過程で、低温障害を受けてしまった可能性があります。

また、収獲してから時間が経ち、古くなったさつまいもである可能性もあります。一部分が黒く変色してしまったさつまいもは、苦みが強い傾向にありますので、選ばないようにしましょう。

芽が出ていないさつまいもを選ぶ

芽は、さつまいもに含まれている、デンプンという養分をエネルギー源として出てきます。そのため、芽が出てしまっているさつまいもは、甘さや味が落ちてしまっている可能性が高いですので、選ばないようにしましょう。

もし、さつまいもを買ったあと、自宅で保存する過程で芽が出てしまった場合、芽には毒性はありませんので、芽の生えたさつまいもを食べてしまっても問題はありません。

≪ポイント≫

  • ラグビーボールのような、丸く太った形のものを選ぶ
  • 手で持って比べた時に、重みのあるものを選ぶ
  • 皮の色が均一で、黒く変色していないものを選ぶ
  • 芽が出ていないものを選ぶ

美味しいさつまいもの品種「ほくほく系」

スイートポテト

ほくほく系のさつまいもの特徴は、水分が少ないことです。サラサラとした食感で、舌触りも良いです。甘ったるくなく、上品な甘さがお好きな方に選ばれています。

そんな、ほくほく系のさつまいもを3品種ご紹介します。

紅あずま(ベニアズマ)

紅あずまは、関東地方に多く流通しています。関東859というさつまいもとコガネセンガンというさつまいもを交配して作られた品種です。

千葉県や茨城県が主な産地です。しっかりと感じられる甘さは、しつこくなく、上品な甘さです。水分が少ないため、喉に詰まりやすく、飲み物と一緒に食べることをおすすめします。

糖度は、高いものでは14度ほどあり、カロリーの目安は、100g当たり130kcalです。紅あずまの食べごろは、12月から2月頃です。旬を過ぎてしまうと、ほとんど出回ることはありません。

紅こまち(ベニコマチ)

紅こまちは、栽培が難しく、農家さんに不人気であったため、幻の品種と呼ばれています。高系14号というさつまいもと黄金千貫というさつまいもを交配して作られました。

見た目は、ほっそりと痩せているさつまいもですが、カロリーの目安は、100g当たり160kcalと高く、糖度が高いことがうかがえます。

主な生産地は千葉県の一部の地域とされており、香取市では、紅こまちを使った様々な商品が販売されているようです。たとえば、道の駅で販売されている、紅こまちを使った“さつまいもソフトクリーム”がとくに美味しいと噂になっています。

紅こまちの食べごろは、12月から2月頃です。旬を過ぎてしまうと、ほとんど出回ることはありませんが、ソフトクリームやスイートポテトとして販売されているものは、旬を過ぎてからもしばらくは食べることができるかもしれません。

宮崎紅(ミヤザキベニ)

その名の通り、宮崎県のオリジナルブランドとして栽培されているさつまいもです。ポンッと太った姿が特徴的で、太さは比較的整っています。皮の表面が鮮やかな赤紫色のものを選ぶのが良いです。

しっかりとした甘さと舌触りの良さが人気の宮崎紅なのですが、糖度は、高いものでは13度ほどあり、カロリーの目安は、100g当たり160kcalです。

宮崎県の最南端である串間市を中心に栽培されており、旬の時期が長いさつまいもです。旬の時期が長い理由は、他のさつまいもと同様に、秋の収獲はもちろん、温暖な地域で栽培されているため、春から初夏にかけても収獲されるからです。

≪ポイント≫

  • 紅あずま・・・しつこくなく上品な甘さが特徴。100g当たり130kcal。
  • 紅こまち・・・栽培が難しく貴重な品種。糖度が高い。100g当たり160kcal。
  • 宮崎紅・・・宮崎県のオリジナルブランド。100g当たり160kcal。

美味しいさつまいもの品種「しっとり系」

芋けんぴ

しっとり系のさつまいもの特徴は、ほど良い甘さと、のどごしが滑らかであることです。しっとり系代表とも言える、とくに人気の高い3品種をご紹介します。

紅まさり(ベニマサリ)

紅まさりは、2001年に「かんしょ農林55号」として、農林水産省育成品種に登録されたさつまいもです。

九州104号というさつまいもと九系87010-21というさつまいもを交配して作られました。形揃いが良い品種であり、円柱形をしており、両方の先が尖っているのが特徴です。

水分と蜜の含有量が多く、紅まさりを焼き芋にし、串を刺すと、そこから蜜が溢れ出ることがあります。しっとりとした甘さが人気なのですが、その甘さは、ブドウ糖と果糖によるものです。

紅さつまに含まれているブドウ糖と果糖ですが、実は、従来のさつまいもには、ブドウ糖と果糖は含まれていません。ですので、他のさつまいもにはない甘さと味を堪能することができます。糖度は、高いものでは14度ほどあり、旬を迎える1月から3月が食べごろです。

ひめあやか(姫あやか)

ひめあやかは、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構によって作られた品種です。

出荷されるひめあやかは、200gほどの小さなサイズのものが多く、食べきりサイズだとして人気です。糖度は決して高くはないとされていますが、甘すぎないところも人気の理由のひとつです。

他のさつまいもと比べて、糖度が低い分、カロリーも低いため、糖質やカロリーを気にする方の間食やおやつとしておすすめです。10月の中旬に収獲され、2ヶ月ほどの貯蔵を経たのち、2月頃までが食べごろです。

シルクスイート

シルクスイートは、2012年から種苗が販売されるようなった新品種です。

テレビ番組で取り上げられたこともあり、今話題のさつまいもです。春こがねというさつまいもと、先にご紹介した紅まさりを交配して作られました。

しっかりとした甘さと舌触りが人気で、舌触りの良さをシルク(絹)のようだ、と例えられることがあります。糖度の平均は8度から9度ほどであるとされていますが、貯蔵期間が長いものは、さらに糖度が高くなるとされています。

福島県や茨城県で多く生産されていますが、鹿児島県や熊本県でも生産されるなど、生産地を全国に広げつつあります。旬は11月から2月ころまで。

≪ポイント≫

  • 紅まさり・・・水分と蜜の含有量が多く、しっとりとした甘さが人気。糖度は14度を超えることもある。
  • 姫あやか・・・食べきりサイズで甘すぎないことが人気。比較的カロリーが低めな品種。
  • シルクスイート・・・名前の通り絹のような舌触りが特徴の品種。平均糖度は8度~9度。

美味しいさつまいもの品種「ねっとり系」

スイートポテト

近年、ねっとり系のさつまいもがグングン人気を上げてきています。これを選べば間違いない!という品種をご紹介します。

安納芋(アンノウイモ)

ねっとり系としても、さつまいもとしても、有名な安納芋。ねっとりとした舌触りはもちろん、濃厚で強い甘さが特徴です。

糖度は、16度と高く、加熱調理した安納芋の中には、40度を超すものもあるとされています。糖質の目安は、100g当たり31gと高いのですが、カロリーの目安は、100g当たり140kcalと、他のさつまいもを大きな差は感じられません。

安納芋は、他のさつまいもと比べて、βカロテンを多く含みます。そのため、粘膜の健康を維持する作用によって、癌の抑制や美肌に効果があるとして期待されています。

近年、数あるさつまいもの品種中でも、安納芋を選ぶ女性が増えている理由にもなっているようです。安納芋も旬は、10月の中旬から1月ごろです。

さつまいもの正しい保存方法

収獲したばかりのさつまいも

常温で保存する場合

さつまいもは、常温で保存するのが基本的な方法です。

さつまいもを1本ずつ新聞紙に包み、冷暗所で保存します。新聞紙がない場合には、野菜用の保存袋を利用すると良いです。

常温で保存できる期間の目安は、1ヶ月です。

冷蔵で保存する場合

さつまいもを1本ずつ新聞紙に包む、もしくは野菜用の保存袋に入れ、野菜室で保存します。20℃を超えると発芽してしまうため、夏場や気温が20℃を超えるときは、常温保存から冷蔵保存へ切り替えましょう。

冷蔵で保存できる期間の目安は、1ヶ月です。

冷凍で保存する場合

食べたいときにすぐ食べれるようにしておきたいときには、さつまいもを加熱したあと、冷凍で保存するのがおすすめです。

圧力鍋で数本のさつまいもをまとめて加熱すると、短時間で調理することができます。加熱したさつまいもをラップで1本ずつ包み、フリーザーバッグや冷凍保存が可能な容器に入れて、冷凍庫へ入れます。

皮つきのまま冷凍保存し、食べる直前にレンジで加熱します。冷凍で保存できる期間の目安は、1ヶ月です。

≪ポイント≫

  • 常温保存・・・新聞紙に包み冷暗所で保存する。保存期限は1ヶ月。
  • 冷蔵保存・・・新聞紙や保存袋に入れて野菜室で保存する。保存期限は1ヶ月。
  • 冷凍保存・・・加熱してから冷凍保存する。保存期限は1ヶ月。

最後に

大学芋

冒頭でご紹介したように、さつまいもの正しい選び方の6つのポイントをしっかり把握しておけば、必ず美味しいさつまいもを手に入れることができます。

さらに、美味しいさつまいもの品種を、ほくほく系・しっとり系・ねっとり系の3つのタイプからご紹介しました。

美味しいさつまいもを手に入れたあとは、保存方法についても、ぜひ、お役立てくださいね。

サツマイモ 焼き芋

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