マヨネーズの賞味期限はどのくらい?市販品と手作りの期限の違いは?

マヨネーズ

多くの日本人が大好きなマヨネーズですが、賞味期限はどのくらいなのでしょう。普段あまり気にすることのないマヨネーズの賞味期限について、本記事を参考に確認してみましょう。賞味期限内に使いきれるよう、マヨネーズレシピについても紹介しています。

「賞味期限」と「消費期限」の違いは?

マヨネーズと木製スプーン

食品には、「賞味期限」や「消費期限」が表示されています。賞味期限と消費期限は、農林水産省が各商品の品質の劣化スピードなどを考慮して、どちらの期限を表示すべきかを決めています。

「賞味期限」と「消費期限」の表示基準の違いを理解し、食品ロスを発生させないよう、また、健康被害を受けることの無いよう、食品としての安全が保たれている期間中に消費するよう心がけましょう。

賞味期限

「賞味期限」は、「品質が変わらずに、おいしく食べられる期限」のことです。

そのため賞味期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではなく、多少味が落ちていたり、劣化を感じることがあっても、すぐさま人体に悪影響を与えるものではありません。

「賞味期限」も開封前の適切な保存をされている食品に対しての期限であり、開封済みの物は賞味期限前に劣化してしまいます。「賞味期限」は比較的長期保存できる食品に表示されています。

消費期限

「消費期限」とは、「安全に食べられる期限」のことです。

そのため、消費期限を過ぎた食材は廃棄することをおすすめします。消費期限は、単純に食品を消費しなければならない期限ではないので注意が必要です。

消費期限に記された年月日まで安全性が保たれるのは、未開封で適切な保存方法を保っていた状態の場合です。開封済みの場合は劣化が進むので、開封から一定期間中に消費する必要があります。「消費期限」は比較的すぐに傷みやすい食品に用いられています。

マヨネーズの賞味期限

マヨネーズ

マヨネーズの賞味期限は、開封前も開封後も比較的長い期間が設定されています。

マヨネーズは材料に卵黄という、傷んだときに身体に影響の大きい食材を使っていますが、同時に「酢」も使っていることで、殺菌効果も期待できます。

そのため卵を使っている調味料であるにもかかわらず、比較的長期間使い続けられます。賞味期限を過ぎたマヨネーズは、酢の殺菌効果がなくなってきている時期ともいえるので、重大なダメージを受けてしまう危険性があります。

開封前

開封前で適切に保存されているマヨネーズは、450gまでのボトル入りと瓶入りの場合は、製造から12カ月、700g以上のボトル入りは10カ月とされています。

お店に並ぶマヨネーズは製造後間もないものがほとんどですが、商品の回転があまりないお店などは製造時から時間が経ったものが並べられている可能性もあります。

購入時には、製造年月日と賞味期限を確認し、消費しきれる商品を購入するようにしましょう。

開封後

市販のマヨネーズの多くに「開封後はなるべく早くお召し上がりください」と記載されており、具体的にどのくらいの期間なのかは明記されていません。市販のマヨネーズにとっての「なるべく早く」は、冷蔵庫保存で1カ月程度が目安になります。

ただし、絶対に1か月は大丈夫とも、逆に1カ月を過ぎたら絶対にダメともいえません。開封から1か月程度たったら、マヨネーズの色や匂い、状態(油が分離していないかなど)を見て、見慣れたマヨネーズと違う場合は食べない方がよいでしょう。

手作りした場合の賞味期限は?

手作りのマヨネーズに関しては、作る方次第で材料などが異なるため、一概には設定できません。

1日から、長くても1週間程度といわれています。手作りマヨネーズの材料については後述していますが、それでも市販マヨネーズほどの賞味期限は期待できません。

手作りの場合は調理器具を殺菌せず、マヨネーズを攪拌する際も手作りではムラができてしまうので、市販品ほどの殺菌効果が期待できないためです。

≪ポイント≫

  • 未開封の場合の賞味期限は「10~12ヶ月」※容量で変化
  • 開封後の賞味期限は「1ヵ月程度」が目安
  • 手作りのマヨネーズの賞味期限は「1日~1週間」が目安

食べられないマヨネーズの見分け方

マヨネーズ

マヨネーズには卵が使われているので、劣化したものを食べるとよくても腹痛、悪ければ重篤な状態になってしまう危険性もあります。油も劣化したものは、体内に活性酸素を作り出すため、健康被害の恐れがあります。

しかし、賞味期限を過ぎたからすぐに食べられなくなるというものでもありません。一般的にはマヨネーズの中で油が分離していたり、変色していたり匂いに異常があったりしなければ「イケる」といわれていますが、試してみるかは自己責任の範囲になります。

油と分離している

マヨネーズを取り出したときに油の層と黄色いマヨネーズの層が分かれていたら、使わない方がよいでしょう。

「再度攪拌して使おう」「上澄みとなる油部分だけ捨てれば使えるのではないか」などと甘く考えないほうが無難です。

カビが生えた

もしもマヨネーズの一部にカビが生えているのを見つけてしまったら、カビだけ取り除いて使い続けるというのはご法度です。

マヨネーズに限らずカビの生えた食品は、人間の目に見えている部分だけでなくカビが菌糸を張り巡らしており、見えていない部分にもカビの菌は巣食っています。

カビの生えた食品は、もったいないと思ってもまるごと破棄しましょう。次回からはカビが生える前に消費できるよう、計画立てて消費しましょう。

マヨネーズの基礎知識

マヨネーズ

マヨラーと呼ばれる、何にでもマヨネーズをかけて食べる大のマヨネーズファンがいるくらい、マヨネーズは日本人の食生活ではおなじみのものとなっています。

「マヨラー」という言葉にも使われているように、マヨネーズは「マヨ」と省略する呼び名で、レシピ名に使われていることもあります。

ここでは、なじみ深いマヨネーズについて、知っていそうで知らない人が多い基礎知識を紹介します。

マヨネーズの材料

多くのご家庭では、市販のマヨネーズを利用しており、マヨネーズがどのような材料から作られているか、しっかりと答えられる人は多くはないでしょう。

マヨネーズは、家庭に普段からある調味料を使って、自宅でも簡単に作ることができます。

  • 卵黄・酢(ワインビネガー)
  • 食用油
  • 胡椒
  • マスタード(お好み次第)
    酢や食用油は、お好みに応じた種類のものを使って作ることができます。

マヨネーズの栄養

マヨネーズには、不飽和脂肪酸や酸が多く含まれています。

マヨネーズの約70%は脂肪だとされています。栄養は豊富ですが、豊富だからこそ摂取しすぎには注意しましょう。雪山での遭難など、食糧不足に直面したときは、マヨネーズを摂取し続けることで命をつなげることもあります。

マヨネーズが高エネルギー食品であることを認識したうえで、うまく食生活に取り入れていく必要があります。

マヨネーズの語源

マヨネーズそのものは、フランス語です。フランス語では「Mayonnaise」と綴ります。しかし、この「Mayonnaise」の語源となると多くの説があり、どの説が真実なのかは確定していません。

マヨネーズの発祥の地の地名からきているという説が有力ですが、その場所がどこかについても複数の説があります。地中海のメノルカ島のマオンが発祥の地で、スペイン語で「マオンの」を表す「Mahonesa」を語源とする説や、地中海のマヨルカ島が語源となったとする説などがあります。

マヨネーズの歴史

マヨネーズにはオリーブオイルが使われていましたが、マヨネーズがヨーロッパ全体に普及した際に、オリーブオイル以外の油も使われるようになりました。

マヨネーズはもともとは高価なソースという位置づけで利用されていましたが、電動ミキサーが導入されるようになったことで、簡単に製造できるようになったことで、安価になり庶民にも一気に普及しました。

日本では、1925年3月9日に「キユーピーマヨネーズ」が、日本産マヨネーズを初めて販売しました。

≪ポイント≫

  • 材料さえあれば自宅でもマヨネーズは作れる。
  • マヨネーズは高エネルギー食品なので食べすぎに注意。
  • マヨネーズの語源は発祥の地の「地名」から取っている説が有力。
  • かつてマヨネーズは「高価なソース」だった。製造が簡略化されて庶民にも普及した。

マヨネーズを美味しく使いこなすレシピ5選!

具だくさんカラフルサンドイッチ

ここからはマヨネーズをさらに美味しく使いこなすレシピを5つ紹介します。マヨネーズは高カロリー食品であることを認識しつつ、適量をうまく使って、おいしい料理を作ってみましょう。

ちくわマヨ

エビマヨの「エビ」代わりに「ちくわ」を使った料理です。手軽にできて、おつまみにも最適です。

材料

  • ちくわ:5本
  • 小麦粉:大さじ4★
  • 水:大さじ2.5★
  • 油:大さじ1
  • マヨネーズ:大さじ1.5☆
  • 砂糖:小さじ2☆
  • 酢:小さじ1☆

作り方

  1. ボウルに★を合わせ、一口大の乱切りに切ったちくわをくぐらせる
  2. フライパンに油を熱し、①のちくわをカリっと揚げ焼きする③ボウルに☆を合わせ、②のちくわを加えて味をからめる

豚キムマヨ

いつもの豚キムを、油ではなくマヨネーズで炒めるだけで、いつもとは違った豚キムチを楽しめます。同様に、ほかの炒め料理も油をマヨネーズに置き換えてアレンジできます。

材料

  • マヨネーズ:大さじ1
  • キムチ:200g
  • 豚こま肉:200g
  • ネギ:(お好み次第)

作り方

  1. 熱したフライパンにマヨネーズとキムチを入れて炒める キムチの水分が飛ぶのを目安にする。
  2. 豚肉を入れ、あえながら火が通るまで炒めるネギを入れる場合は②で入れます。

ふんわり卵焼き

いつもの卵焼きに、マヨネーズを加えるだけで、いつもよりもふんわりと柔らかな卵焼きに焼きあがります。

材料

  • いつもの卵焼きの材料(お好みにより、出汁・砂糖・塩など)
  • マヨネーズ(卵3個に対して大さじ2程度)

作り方

いつもの卵焼きの材料にマヨネーズを加え、攪拌し、いつもどおり焼き上げるだけです。

タラの香草パン粉マヨ焼き

ここで紹介するレシピではタラを使いますが、他の魚や肉でも応用できます。

材料

  • タラ:2切れ
  • 塩:適量
  • 香草:適量
  • パン粉:適量
  • 塩コショウ:少量

作り方

  1. 調理前(30分前程度)に、臭い消しのため、タラに少量の塩をふり、キッチンペーパーで包む
  2. 香草とパン粉を合わせておく
  3. タラに塩とこしょうをふり、マヨネーズもたっぷりと塗る
  4. マヨネーズを塗ったタラに香草パン粉をかぶせる⑤180度に予熱したオーブンで18〜20分焼く

ふっくらパンケーキ

マヨネーズは食事だけでなくデザートにも活用できます。マヨネーズを小さじ一杯入れるだけで、驚くほどふっくらしたパンケーキがつくれます。

材料

  • ホットケーキミックス:1袋(150~200g)
  • 卵:1個マヨネーズ:小さじ1程度
  • 牛乳:200ml

※いつものパンケーキの材料にマヨネーズを加えるだけ

作り方

材料を混ぜ合わせるときに、マヨネーズも一緒に混ぜこみます。あとはいつもどおりに焼いてください。

賞味期限を守ってマヨネーズを使い切ろう!

マヨネーズ

マヨネーズは、賞味期限も長く、とても使いやすい調味料です。

美味しく使いやすいので、ついつい使いすぎてしまいますが、高栄養・高カロリー食品であることは忘れずに、適量を使いましょう。

賞味期限は比較的長いものの、無期限というわけではありません。きちんと確認したうえで、計画的に使いきれるよう心がけましょう。

マヨネーズ

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