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スノーフレークとは
和名で「鈴蘭水仙」ともいわれています。
スノーフレークは鈴蘭に似た丸い形で、花びらの先はフリルの様な形状になっています。花が鈴蘭で細長い葉が水仙のようなので「鈴蘭水仙」といわれています。
名前から冬を連想しがちですが、真冬に芽吹き、3月~4月に咲く春の花です。1本でも魅力的ですが群生している姿は目を奪われます。
また、スノーフレークには様々な花言葉が存在します。少しでも知っているとまた違った視点から愛でることができます。
スノーフレークの花言葉8つ
スノーフレークの見た目にピッタリな花言葉が8つも存在します。
鈴蘭のように可愛い花を咲かせるので、女性にピッタリなイメージを持つ花言葉が多いです。「慈愛」「記憶」「純粋」「純潔」「美を好む」「皆を惹きつける」「乙女の誇り」「汚れなき心」と魅力的な言葉ばかりです。
花言葉それぞれに「意味」や「由来」があるので知っているとプレゼントとして贈る時にも役立ちます。
スノーフレークの花言葉1:慈愛
見た目の可愛らしさからの花言葉です。
「慈愛」とは相手を慈しむように可愛がる深い愛情のことをいいます。
鈴蘭の花のようなフリルのある可愛らしい花と緑の水玉模様が白さを引き立たせ、慈しむように可愛がりたくなる気持ちからの花言葉ではないでしょうか。
スノーフレークの花言葉2:記憶
スノーフレークは忘れられない姿です。
「記憶」とは体験したことや覚えたことを忘れずに心にとどめておくことです。
スノーフレークの咲かせる花の可愛らしさと水仙のような細く美しい葉、緑の水玉模様が引き立てる花びらの白さは忘れることができません。
1度目にすれば常に見ていたいと思います。そういう意味では「記憶」という花言葉もまた、ピッタリな言葉ではないでしょうか。
スノーフレークの花言葉3:純粋
花のイメージが由来です。
「純粋」とは混じりけがなく、雑多なものが混じってないことをいいます。
スノーフレークの白く綺麗な花は何の混じりけもない真っ白です。その花からイメージされた「純粋」が花言葉になっています。
スノーフレークの花言葉4:純潔
花びらの美しい白さが「純潔」のイメージの由来です。
「純潔」とはけがれなく心が清らかなことをいいます。
スノーフレークの花びらの白さを縁の緑の水玉模様がさらに引き立たせています。その透き通った白さが心が清らかなイメージにピッタリなのが由来になっています。
スノーフレークの花言葉5:美を好む
見た目が美しいスノーフレークにピッタリな言葉です。
水仙のような細長い葉は清潔感がありとても美しいです。そこに小さい鈴蘭のような花が咲いているのは可愛さと美しさがあります。
まさに「美」を追求した姿ではないでしょうか。
スノーフレークの花言葉6:皆を惹きつける
1本だけでなく群生しているのも目を奪われます。
「純潔」「純粋」「慈愛」「汚れなき心」などの花言葉はなかなか日常生活で感じることがない感情ばかりです。しかし、スノーフレークはその見た目の可愛らしさ、美しさから花言葉1つ1つが納得できる姿をしています。
1本で部屋に飾っているのはとても可愛く癒されますが、野外で群生しているスノーフレークはもっと美しく目を奪われる光景となります。
スノーフレークの花言葉7:乙女の誇り
スノーフレークの花言葉は女性が憧れるイメージばかりです。
「汚れなき心」「皆を惹きつける」「美を好む」など、「こうありたい」と臨む女性も多いのではないでしょうか。
すべてをまとめた意味で「乙女の誇り」という花言葉はプレゼントとして贈るのにもピッタリではないかと思います。
スノーフレークの花言葉8:汚れなき心
花の見た目や色がピッタリです。
「汚れなき心」とは他の花言葉の「純粋」や「純潔」と同じようにスノーフレークの鈴蘭の花のような可愛らしさや美しい白さがイメージさせています。
緑の水玉模様が花びらの白さを引き立たせ、さらに清らかな汚れのない印象を与えています。
スノーフレークの基本知識3つ
スノーフレークをもっとよく知るために知っておきたいポイント3つです。
「誕生日花」「開花時期」「由来」はどの花にも共通することですが、知識として知っていれば育てるのにも贈るのにも役立ちます。「誕生日花」や「由来」は人に贈る時にも一言添えることができるのでぜひ知っておきたい知識です。
より花のことについて知っていれば愛着を持って育てることができ、綺麗な花を咲かせることができます。
スノーフレークの基本知識1:誕生日花
誕生日に合った花が存在します。
それぞれの誕生日に決まった花があります。自分の誕生日をその花の花言葉や由来で占いのようにみてみるのも楽しいかもしれません。
スノーフレークが誕生花なのは1月23日、1月28日、2月17日、3月19日、4月16日、12月19日といくつか存在します。
真冬から春先にかけてが対象になります。花言葉が女性らしく「自分もそうなりたい」と思えるものばかりなので、自分の誕生日が当てはまるか調べてみるといいかもしれません。
スノーフレークの基本知識2:開花時期
春先に花を咲かせます。
スノーフレークというと名前から冬を連想しがちですが、春先に花を咲かせる春の花です。3月から長くて5月頃まで花を咲かせます。
綺麗な花を咲かせるためにも、冬と春での様子を毎日確認しながら育てていきましょう。
耐寒性に優れていて冬に芽吹き、春に花を咲かせます。暑さには弱く夏季は休眠期に入ります。
スノーフレークの基本知識3:由来
鈴蘭のような花に水仙のような葉が特徴です。
スノーフレークは学名の「Leucojum」はギリシア語で「白いスミレ」を意味します。スミレのような甘く心地よい香りがすることから名付けられています。
形状から花びらはフリルのようで鈴蘭に似た可愛らしさがあり、細長い葉が水仙のようなので「鈴蘭水仙」とも呼ばれます。
スノーフレークは英語で「雪片」という意味ですが、雪の降らない時期に開花するため「サマー・スノーフレーク」とも呼ばれています。
スノーフレークの特徴
花を咲かせることと、毒を持っていることが特徴です。
他の花などの植物との違いや育てていくのに注意しなくてはいけないポイントもあります。
花を咲かせない植物も数多く存在します。スノーフレークは見た目も可愛い花びらを咲かせながら実は毒を持っています。栽培する際には充分に気を付けていきましょう。
それでは特徴を詳しくご説明していきます。
花を咲かせる
鈴蘭のような可愛らしい花を咲かせます。
白い花びらの縁に緑の水玉のような斑点があるのが特徴です。緑の水玉の模様が白い花びらを引き立たせ、可憐にみせてくれる春の花です。葉も細長くとても綺麗で美しいです。
また、スノーフレークは花丈があるので切り花にすることもできます。花束に入れたり単体で何本か花瓶に入れて飾っておくのも部屋が華やかになります。
毒を持っている
見た目に反して怖い部分があり、特に球根には要注意です。
花はとても可愛らしくついつい触れたくなりますが、「葉」「球根」「茎」「花」あらゆる場所にアルカロイドという毒の成分が含まれています。
特に球根は誤って食べてしまうと、吐き気や頭痛などの食中毒になる恐れがあるので取り扱いには充分に気を付けましょう。
スノーフレークの育て方のポイント
綺麗な花を咲かせるには水やりや肥料、置き場にもこだわりましょう。
綺麗な花を咲かせて少しでも長く花を咲かせるには毎日の水やりはもちろん大切です。肥料の量や時期、どの場所に置くのが最適なのかなど様々なポイントがあります。
スノーフレークは冬に芽吹き、春に花を咲かせるので冬のお世話と春のお世話では違いが出てきます。毎日の状態の確認も重要になってきます。
しっかりと知識を得て愛情をもって育てていきましょう。
水やりと肥料
毎日のチェックが重要になります。
毎日欠かさず水やりが必要な植物もありますが、スノーフレークは鉢の中の水分を常に適度な状態に保つ必要があります。
水の与えすぎもよくありませんし、完全に土が乾いてしまうのもよくありません。毎日土を実際に触ってみて少し湿っているぐらいを保てるようにしましょう。ジョウロなどで水の調節が難しい場合は、霧吹きなどで徐々に土に水を浸透させていくのも良いかもしれません。
肥料は元肥となる緩効性化成肥料を植え付けの時に土に混ぜます。追肥は花が終わる頃に液体肥料を少しだけ入れるようにしましょう。
置き場所
スノーフレークにとって日光は欠かせません。
日当たりが良好な場所、またはある程度明るさのある日陰が最適な場所です。屋外に置いたり栽培する際には雨水の入らない場所を選びましょう。
鉢植えの場合の花後の休眠期も雨の当たらない日陰に移動させておきましょう。
水はけの良い風通しのある場所が好ましいかと思います。
切り花として花瓶に入れる場所もできるだけ日の当たる場所に置き、毎日水を取り替えておくと長く咲いていてくれるかもしれません。
スノーフレークの花言葉を知っておこう
花言葉を知っていると贈る時にも役立ちます。
どの花にも花言葉は存在します。だいたいがその花の形状や開花時期などの特徴が由来となっています。
スノーフレークは見た目にもピッタリな可愛らしく美しい花言葉が8つも存在します。可愛い見た目に反して毒を持っているなど、育てるのに知っておきたい知識がたくさんあります。
自分で育てるのにはやはり愛着がないと毎日のお世話は続きませんし、花のことを知るのはとても大切です。