電球のワット数は何を表している?交換時に知っておきたいこと

電球のたまが切れてしまい、新しい電球に変えようと思った時、どれがいいのか迷ったことはありませんか?電球のワット数は、照明器具に対応しているものを選ばないと故障や火事の原因になりますので気を付けましょう。また、電気代とも関わっていますので、節約したい方はこの記事を参考にしてみてください。

電球のワット数とは

置かれた光る電球

電球の「ワット(W)」とは、19世紀末に「蒸気機関」を発明したジェイムズ・ワットの名からとられた呼び方です。電球の明るさを示す単位として認識している方も多いかもしれません。科学的には、物体が消費するエネルギーを表す単位として定義されます。

ですから、電球のワット数は消費電力のことを意味しています。ワット数の高さに応じて、消費電力量は高くなっていきます。つまり、その分だけ電気代が上昇することになりますが、それだけ明るく照らすことが可能になります。

電球のワット数の確認の方法

女性の手に電球

いま使っている電球のワット数がわからないなら、取り替える前にまずは確認してみましょう。調べ方は簡単です。電球のワット数は、大抵の場合、電球の“頭のてっぺん”あたりに記載されています。見方としては、「100W」と書かれている場合は、同じ「100W」の電球を購入すればOKです。

違うワット数への電球交換

電球のとりかえ

低いワット数の電球に切り替えることは可能か?

先程も説明したように、ワット数が高ければ高いほど消費電力量が上がるので、電気代は高くなります。少しでも電気代を節約したいなら、ワット数の低い電球を使うとよいでしょう。

その際、「もともと50ワットの電球を使っているけど、40ワットに替えることはできるの?」という疑問を抱く方もいるでしょう。そのケースはまったく問題ありません。

現在のワット数よりも低い数値に落とすのは仕様上OKです。もちろん、ワット数が低くなればその分だけ暗くなりますので、多少暗くなっても心配ないかを確認しておきましょう。

高いワット数に換えるのはとても危険!

トイレやお風呂場や玄関は、照明で雰囲気が変わるので電球の取り換えがよく行われる場所です。現在使っているワット数よりも高いワット数の違う電球に付け替えてもっと明るくしたい、と思ったとしてもそれは大変危険ですので絶対にやめましょう。

というのも、照明器具の耐えられる電力(ワット)には限界があるからです。40ワットを前提として設計された照明器具は、それ以上のエネルギーに耐えられません。

ですから、100ワットの電球を使用すると、照明器具が発火してしまう恐れがあります。電気エネルギーは、副産物として「熱」を生み出します。灯りをつけた電球に触れると暖かいですよね。

照明器具のワット数は、「40ワットまでの電気エネルギーの熱には耐えられる」という意味と同じなのです。ですから、それを超える電球を使用すると、熱に耐えられなくなってしまうわけです。照明器具の故障だけでなく、火事にも繋がりますので、くれぐれも気を付けてください。

LED電球のW相当という表記について

LED電球

通常の白熱電球ではなく、「LED電球」を使用している家庭もあります。近年の照明器具のほとんどは、LED電球が使用されています。消費電力が低くて寿命が長く、製品によっては光量も多いのでかなり便利です。では、LED電球のワット数はどのように表記されているのでしょうか?

製品パッケージを確認すると、例えばそこには「60W相当」と書かれています。ここで注意が必要です。実はこの「~W相当」は、通常の白熱電球のワット数とはやや意味合いが異なっています。

結論から言うとLED電球の「60W相当」とは、「白熱電球で言うと60Wくらいの明るさになりますよ」という意味なんです。ですから、「60W相当」と書かれているからといって、本当に「60W」分の電力が消費されるわけではないのです。

実際は、もっと低い消費電力です。電気代を気にしている方は、安心してください。ちなみに近年では、「〇〇相当」という表示が”ややこしい”ということで、LEDの明るさの表現が「〇〇ルーメン」という表記に変わってきています。

電球の選び方

ひらめき

種類や仕様がわからないなら店員に聞く

どんな電球を買えばいいのか自分ではよくわからない、切れてしまった電球のどこをみてもワット数やでV(ボルト)が書いていないなら、家族の誰かに聞くか、写真を撮ってお店の店員に聞いて確認してもらいましょう。

ワット数

これについては、先述した通りです。照明器具の照明能力によって、ワット数は異なります。現在使っているワット数よりも高いワット数を選ばないようにくれぐれも注意しましょう。

ただし、以前に低いワット数に換えていたのなら、その限りではありません。大切なのは、電球そのものではなく、その照明器具の限界ワット数です。こちらを絶対に確認しておきましょう。

口金サイズ

「口金」はあまり聞きなれない言葉ですが、これは要するに、照明器具に電球を取りつける接続部分の「型」のことです。日本では「E17」と「E26」タイプが広く普及しています。購入する時は、口金サイズをしっかり確認しておきましょう。サイズが合わないと、取りつけることができません。

電球の種類はどう選ぶ?

電球の種類は、大別して白熱電球、蛍光灯、LEDがあります。照明器具の仕様によってそれぞれ選ぶべきタイプが異なりますので、ワット数、ボルト(電圧)数、口金のサイズを事前に確認しておきましょう。

ボルト(電圧)数

ボルト(V)とは、電圧の単位です。電球に記載されている「V」は「ボルト」と読みます。

これは「電圧」のことです。日本の一般家庭では、大抵100V~110Vに統一されています。これを「定格電圧」と言います。では、電球を使用する際、このボルトにはどんな意味があるのでしょう?

詳しく説明すると電気力学みたいになってしまうので省略しますが、結論から言うと「電球の寿命に関係する」と考えればOKです。とはいえ、100Vだろうと110Vだろうとほとんど違いがないので、そこまで気にしなくていいでしょう。

最後に

たくさんの電球

電球のワット数は、しっかり理解しておかないと様々なトラブルを引き起こしかねません。照明器具のワット数の上限を確認し、適切な電球を選びましょう。また、ワット数は消費電力にも関係していますので、電気代を節約したい方は参考にするとよいでしょう。

LEDと蛍光灯

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