突っ張り棒を使って押入れを有効活用する!

突っ張り棒

DIYで押入れを収納スペースにするのって、憧れますよね。よくテレビなどで、収納マスターの人が一般家庭にお邪魔して押入れを大改造する場面を見かけます。羨ましいかぎりですが、押入れを収納スペースにすること自体は、誰にでも出来るので、思い立ったその日から実践可能です。押入れを立派な収納スペースにする上で大活躍するキーアイテムが、「突っ張り棒」。このアイテムを使いこなせば、きっとみなさんの押入れも素敵なクローゼットに早変わりすることでしょう。今回は、突っ張り棒を活用して押入れを有効活用する方法を取り上げていきたいと思います。

突っ張り棒で押入れ収納

クローゼット収納

数あるDIYの中でも実践しやすくて効果の大きい方法は、押入れの中に突っ張り棒を入れてクローゼット化することです。突っ張り棒にハンガーをかけて服を収納すれば、立派な収納スペースに早変わり。

服をたくさんかける場合は、突っ張り棒が落ちないように強力なスプリングのものを選びましょう。押入れの奥にカラーボックスなどの棚を置けば、下着、靴下、インナー、アウター、衣服のすべてが揃います。押入れはもともと、大きな空間なので、存分に活用できることでしょう。

突っ張り棒で押入れ収納するコツ

木製のハンガー

突っ張り棒はねじ止め式ではなく、固定型にしたほうがいい

突っ張り棒は、概して2種類存在します。ひとつは、ねじ止め式です。こちらは壁に穴を空けてねじで棒を固定するので、まず落ちる心配はありません。それがメリットです。しかし、壁に穴を空けるので、賃貸住まいの方や、持ち家だけど穴は空けたくないという方はあまり向いていません。

一方で、ねじ止めではなく、棒の“突っ張り力”だけで壁に固定するタイプもあります。こちらの最大のメリットは、傷を一切つけないということ。ただしデメリットは、上手に固定しないと、衣服の重みで棒が落ちてしまうという点です。

では、どちらの突っ張り棒が良いのでしょうか? 結論から言うと、初心者には固定式の突っ張り棒をオススメします。なぜなら、押入れDIYの初心者は、まだ押入れの収納スペースのレイアウトや配置が手探り状態で、試行錯誤しながらベストな収納空間を日々構築することになるからです。

その際、ねじ式で完全に壁の両サイドに棒を固定してしまうと、レイアウト変更するたびに壁が傷ついてしまいますよね。だから、押入れの収納スペースのアイディアが具体的に決まるまでは、固定式の突っ張り棒をオススメしたいのです。

押入れの横幅を計算に入れて突っ張り棒をかける

突っ張り棒を上手に固定するには、押入れの横幅を把握して、突っ張り棒を固定する際に「ちょっとキツイ」くらいがちょうどいいです。「ぴったり」の状態だと、すぐに衣服の重みで棒が落ちてしまいます。

突っ張り棒と壁の間に布や滑り止めを挟んで固定を強化する

突っ張り棒が落ちにくくなる工夫のひとつに、棒と壁の間に布や滑り止め(家具を固定するものなど)を挟むという方法もあります。これはかなり有効なので、突っ張り棒を購入する際には、ぜひとも用意しておいてください。

突っ張り棒の収納で気をつけること

傷ついた壁

壁が傷つかないようにする

突っ張り棒を使用すると、壁に跡がついてしまったり、場合によっては、傷ついたりすることがあります。賃貸住まいの方は特に気を付けてください。持ち家の方も、跡が残るのが嫌なら、対処しておきましょう。

どちらせによ、棒と壁の間にモノを挟んでおくことがベストな対策です。滑り止めにもなりますし、突っ張り棒の壁に対する圧力を緩衝する効果があります。一石二鳥というわけです。

おすすめの突っ張り棒

TITIROBA 強力突っ張り棒 ステンレス

TITIROBA 強力突っ張り棒 つっぱり棒極太 ステンレス 強い負荷 ドリル不要 2m 3m 伸縮棒 クローゼットロッド カーテンロッド シャワーカーテンロッド 物干し竿 洗濯干し 布団干し 室内 屋外 直径25mm(取付寸法50~80cm)

棒の両端に施されている「圧着キャンプ」と呼ばれるパーツが特徴の商品です。壁との接着面積が広く設計されているため、固定感と安定感が抜群です。圧着面が広いため、壁への負担も分散されて跡が残りにくいのも嬉しいポイントです。

これで衣服の重みでズレ落ちるリスクがかなり軽減されています。しかも、壁との圧着面はゴム仕様。棒の部分は頑丈でサビにくいステンレス製です。衣服をかけた程度では、まったく動じません。


トンボ 超強力伸縮ラック

トンボ 超強力伸縮ラック 120.5~200cm 耐荷重 45~15kg S-200

単純に衣服をかけるだけでなく、棚を押入れの空間に設けたいという方にオススメの一品。下着、靴下、タオル、ベルト、帽子、その他もろもろの小物を置くことができます。こういう小棚がひとつあるだけで、かなり便利になります。細々とした収納物は、棚にまとめてしまうことができますね。


平安伸銅工業 突っ張り棒 強力極太タイプ

平安伸銅工業 突っ張り棒 強力極太タイプ 大 ホワイト 耐荷重65~25kg 幅113~193cm NGP-110

たくさん衣服をかけて使いたいという方にオススメの突っ張り棒です。そうしたシチュエーションを想定して作られています。衣服をかけるポール部分は、極太の直径34ミリ。直径が太ければ太いだけ、棒にかかる負担を分散させることができます。アウターや重量のある厚手コートをたくさんかけてもOKです。アウター好きには嬉しい一品ですね。


umbra 突っ張り棒 センターテンションロッド

umbra 突っ張り棒 カーテン取付 アンティーク風 つっぱり棒 ポール エイジドブラス M CENTAUR 2238523005

たとえ人目に触れない押入れ収納スペースであろうとも、デザインにこだわりたいという方にオススメの突っ張り棒です。スチール製ですが、色合いがまるで真鍮のようです。壁との圧着部分は、とても上品なデザインが施されており、とても突っ張り棒とは思えません。


強力突っ張り棒 超強耐荷重 ステンレス製

強力突っ張り棒 つっぱり棒 伸縮棒 カーテンレール 物干し竿【超強耐荷重/ステンレス製/滑り防止/取付簡単】耐震 クローゼット カーテンロッド ポール 浴室 シャワーカーテンロッド 布団干し 室内 屋外 (1本入り直径32mm(取付寸法130~240cm))

Amazonで星5つの突っ張り棒。カスタマーレビューの満足度もかなりのものです。ポール部分の直径は32ミリで、厚さはなんと6ミリ!非常に強度の高い設計仕様になっています。壁との圧着面もかなり大きく作られており、ズレ落ちる気がしません。

また、圧着部分は摩擦力を増加させるためのゴムと切れ目を施してあります。棒の内部に組み込まれているスプリングもかなり強力で、戻ろうとする力(伸びようとする力)がさらなる壁との圧着を促します。


DearMin 家具 滑り止めシート フィットストップ

DearMin 家具 滑り止めシート フィットストップ 自由にカットして 地震対策 10x8cm 4枚入り

突っ張り棒の滑り止めに最適なグッズは家具の滑り止めシートです。こちらの商品は、板状になっており、好みの大きさにカット可能です。

突っ張り棒と壁の間に挟む大きさに切るだけなので、余った部分は押入れ収納スペースに配置されている他のアイテム(カラーボックスや小棚など)に使うことができます。まだ余るようでしたら、リビングの家具などにも使えばいいですね。


Tenn Well 家具保護パッド 48pcs天然ゴム

Tenn Well 家具保護パッド, 48pcs天然ゴム 丸い すべり止めパッド (ブラック)

天然ゴム製の滑り止めパッドです。摩耗耐性に優れていて、弾力性もかなりのものなので、滑り止めとして長い期間効果を発揮してくれるでしょう。丸い形をしていますから、購入してすぐに突っ張り棒の固定用に使えます。大きすぎるなら、好みの大きさにカットするといいですね。

最後に

ポールにかけられた衣服たち

今回は、突っ張り棒を使った押入れのDIYについて取り上げました。突っ張り棒は、押入れだけでなく、家のあらゆるところで活用できるので、押入れのDIYが成功したら、他のところでも突っ張り棒を上手に応用してみてくださいね。

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