赤ちゃんが快適に過ごせるリビングとは?時期別のコツやレイアウトの基本

ハイハイ赤ちゃん

赤ちゃんを家に迎え入れた後のリビング環境についてまとめていきます。赤ちゃんが健康無事に過ごせる快適なリビングにするためのコツやポイントを紹介します。

赤ちゃんがいるリビングの最適なレイアウトは?

母親と赤ちゃん

赤ちゃんのいる生活は、夫婦二人で暮らしていた時とはまったく違う環境になります。大人は周囲の状況を理解して自分の行動に気を使うことができますが、赤ちゃんにはそれができません。初めて赤ちゃんを迎え入れた夫婦は、きっとこれからどんな生活環境にレイアウトすれば赤ちゃんを安全に育てられるのか悩むことでしょう。

たいていの人は、赤ちゃんを家にお迎えしてからリビングのレイアウトを色々考えようとします。そうなると、せっかくこだわりのあるレイアウトにしていたのに、急遽変更しなければならなくなったり、引っ越し並みに大変な思いをして家具を移動する羽目になるかもしれません。

そこで今回は、赤ちゃんが快適で安全に過ごせるリビングのレイアウトについて取り上げていきたいと思います。赤ちゃんを家に迎え入れる予定の人はもとより、すでに赤ちゃんと一緒に暮らしている夫婦の方にもぜひ読んでいただきたい記事の内容になります。どうぞご覧ください!

時期別!赤ちゃんがリビングで快適に過ごすには

うつ伏せ赤ちゃん

掃除がしやすくて広々としているか

まず手始めに、赤ちゃんが快適に過ごせるリビングの条件を観点ごとに紹介していきます。

赤ちゃんがアレルギーに罹ったりホコリを吸わないようにするためには、頻繁にリビングを掃除して清潔な環境を整えなければなりません。赤ちゃんが寝がえりをうっても問題のないように、ぬかりなく床掃除は徹底しましょう。

そのため、赤ちゃんが過ごすリビングスペースの床は掃除のしやすい環境になっている必要があります。床に一切余計なモノを置かず、広々としていることが肝要です。成長するにつれて、赤ちゃんは活発に動き回ります。そのためにも十分な広さを確保しておきましょう。

また、赤ちゃんの下に敷くラグマットも、必ず複数ストックしてください。毎日交換して洗うからです。ラグマットを交換しないと、そこがダニの温床になってしまいます。常に清潔なラグマットを用意するようにしましょう。

ハイハイ時期を想定して赤ちゃんが口に入れやすいモノがないようにする

赤ちゃんはモノをなんでも口に入れようとします。なので、赤ちゃんの口に入りやすいモノを周囲から一切取り除くことも絶対不可欠です。たとえ床にモノが無くとも、ふとした拍子に家具からモノ(例えばタバコやフィギュアなど)が落ちる可能性があります。くれぐれも気を付けましょう。

歩きはじめる時期を想定して家具が倒れる危険を取り除く

地震などで家具が赤ちゃんに倒れたら一大事です。たとえ家具に「耐震テープ」などの対策をしていたとしても、油断は禁物。過信し過ぎず、極力赤ちゃんの周囲に家具がない環境を整えましょう。

赤ちゃんがいよいよ歩き始める時期になると、家じゅうのあちこちに手を付くようになります。その際に家具が倒れたり、家具の上にあるモノが落ちてきたら大変です。「好きなだけ動き回っても大丈夫!」と自信を持てるくらいに赤ちゃんの“運動場”を確保しましょう。

いつでも赤ちゃんの様子を観察できるようにする

リビングの中で赤ちゃんが居るべき場所は、ズバリ「全方向から夫婦の目が届く場所」です。赤ちゃんの過ごすリビングに「死角」がないかを確認しましょう。

例えば、お母さんが料理中、キッチン越しにリビングを見れるようになっているでしょうか? もし視線の手前にテーブルなどがあると、それが死角になって、赤ちゃんの様子を観察できなくなりますよね。それは大問題です。

赤ちゃんは、片時も目を離さないようにしなければなりません。赤ちゃんに対して、夫婦の目が360度行き届くような空間を確保してください。仮にどうしてもそれが実現できない場合は、目の届く場所に柵を用意して、赤ちゃんを観察しやすくするとよいですね。

赤ちゃんのベッドはリビングに置くべき?

赤ちゃんベッド

夫婦の寝室があるなら赤ちゃんベッドはリビングでなくてもいい

赤ちゃんが寝る場所は、ベッドがいいのか床がいいのか? 悩ましい問題ですよね。以下では、ベッドで寝かせるべきか否かについて考え方のポイントを紹介していきます。

昼間は基本的に赤ちゃんをリビングで過ごさせると思いますが、だからといって必ずしも赤ちゃんのベッドをリビングに置く必要はありません。夫婦の寝室が別にあるのなら、そこに赤ちゃんのベッドを設置してOKです。

とはいえ、赤ちゃんをリビングの床に寝かせたくないというのであれば、リビングにもベッドを用意するのもひとつの手ですね。これについては夫婦と相談して決めるとよいでしょう。

赤ちゃんの寝返りが激しいならベッドよりも床で寝かせたほうがいい

赤ちゃんには個性があります。大人しくベッドの範囲で寝てくれる子や、ベッドに収まりきらないくらいあちこち寝返りをうつ子もいます。基本的には、赤ちゃんが動きたいように動かせてあげることが大切です。赤ちゃんがどのような寝方をするのか把握して、それを前提に寝床を決めるようにしましょう。

寝返りが割と大人しいタイプならベッドでいいでしょうし、あちこち寝返りをうつなら床で寝かせてあげたほうがいいですね。つまり、「ベッドにするべきか否か」を先に考えるのではなく、赤ちゃんの寝返りを観察するのが先決というわけです。

リビングにベッドを置くメリット・デメリット

リビングにベッドを置くメリットは、赤ちゃんの様子を見守りやすいということ。柵があるのでおかしなところに行く心配はないですから、昼間は安心できます。しかし、夜のことを考えればまた話は違ってきます。夜は、テレビやその他の生活音やが活発になる時間帯。照明の灯りも赤ちゃんにはまぶしいでしょう。

赤ちゃんをぐっすり寝かしつけたいなら、リビングのベッドはややうるさすぎるかもしれません。総論的に考えると、リビングのベッドは「昼間用」として割り切るほうがいいですね。夜はお父さんもテレビを観ながらリビングでくつろぎたいでしょうから、寝室に赤ちゃんベッドを別に用意するのがオススメです。

赤ちゃんがいるリビングにおすすめのグッズ

ベビーラグ WUUDI ベビーマット

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可愛らしいライオンの顔をあしらったラグマット。ふわふわの生地なので、遊び用にも使えるし、寝床としても活躍できます。フェイクファー仕様なので、寒い季節の床冷えにも対応。丸洗いできるので衛生面でもバッチリです。


洗える もこもこ ふかふか 高級 キルトラグ カハヴィタウコ

洗える もこもこ ふかふか 高級 キルトラグ カハヴィタウコ出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07H75499Y/

洗える もこもこ ふかふか 高級 キルトラグ カハヴィタウコ 95×140 cm 1畳 ラテ (ベージュ) 滑り止め 厚手 ホットカーペットカバー 床暖房

高級感のあるベージュ色をしたラグ。高反発ウレタンで、ふわふわモコモコ生地が赤ちゃんを優しく包み込んでくれます。ホットカーペットにも対応しているにで、寒い季節のひんやり床対策に大活躍。丸洗い可能。

これは危険!赤ちゃんがいるリビングのNGポイント

泣く赤ちゃん

赤ちゃんの周囲に飾り物がある

先ほども説明しましたが、赤ちゃんが口に異物を入れないようにしたり、落ちてこないようにするためにモノを置かないようにしてください。それだけでなく、置物や飾り物は、ホコリが溜まりやすいということも留意しておきましょう。そのホコリが赤ちゃんに落ちてしまいます。

赤ちゃんの居場所が窓際の近く

窓際は日光が差し込む場所。そんなところで赤ちゃんを過ごさせないようにくれぐれも注意してください。熱中症になったら一大事です。赤ちゃんの居場所は、直射日光を避けたところに配置しましょう。

必ず知っておくべき赤ちゃんとリビングの注意点

赤ちゃんとママ

ホコリの溜まりやすい環境をつくらない

赤ちゃんが不衛生な空気を吸わないように気を遣いましょう。掃除はコマメに行い、赤ちゃんから遠い場所に空気清浄機を用意するなどして工夫してください。

絶対に死角はつくらない

赤ちゃんの一挙手一投足を見守るくらいのつもりでいてください。リビングにいる間は、常にどんな方向からも赤ちゃんの目線が通るようにしましょう。

足元にモノを置かない

足元にモノを置かないのは、赤ちゃんがハイハイ時期になったときにつまづいたりしないようにするためです。しかしそれだけではなく、夫婦が赤ちゃんを抱っこしているときにつまづかないようにするためでもあります。

抱っこをしていると、どうしても足元の視界が悪くなります。そんなときに、ミニテーブルや電源コードなどに足をとられたら大変です。赤ちゃんのいる空間には、一切余計なモノや電源コードがない状態にしてください。

さいごに

一家団欒の図

今回は、リビングで赤ちゃんが過ごす際のポイントや注意点などを取り上げました。参考になりましたか? 新しい家族と安心安全快適に暮らしていけるように、この記事を参考にしながらリビングの環境を整えましょう!

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