日本発祥の “シャインマスカット” がアジアを中心に『栽培拡大』非正規品を 差し止める法的手段がなく農家は泣き寝入りも ネットでコメント殺到「あちらで生産されるシャインマスカットの質があまりに低すぎて暴落が起きてるんですよ」「開発されるまで約30年もかかったってテレビでやってた。国が動くべきでは?

日本発祥のシャインマスカットがアジアで栽培拡大 非正規品を差し止める法的手段がなく農家は泣き寝入り

日本で生まれた高級ブドウ「シャインマスカット」が、アジア各国を中心に急速に栽培が広がっています。農林水産省によると、2022年時点で中国の栽培面積は日本の約30倍、韓国では2倍以上に達し、他の国でも生産が確認されています。

しかし、この品種は日本国内でしか品種登録されておらず、海外では法的に栽培を禁止できない状況です。そのため、正規ルートを通さない“非正規品”が市場に出回り、日本の農家は泣き寝入りせざるを得ないケースが増えています。

農水省はこうした状況を受け、正規ライセンス契約によって海外での合法的な栽培を認める方針を打ち出しました。これにより日本ブランドの保護と非正規品の拡大防止を目指す考えです。

一方で、ニュージーランドの日本企業子会社への許諾が検討される中、「海外産が日本産と競合するのでは」との懸念もあります。特に山梨県などの生産地からは「輸出市場が奪われかねない」と反発の声が上がっています。

農水省は「海外ライセンスは日本の正当性を示すための一手段」と説明していますが、農家への利益還元や実効性については依然として不透明です。日本ブランドの保護と海外展開のバランスをどう取るかが、今後の大きな課題となりそうです。

この話題に寄せられたネットの声

コメント

「流出も問題だけど、あちらで生産されるシャインマスカットの質があまりに低すぎて暴落が起きてるんですよ。 良い品種の苗を仕入れたから良いものができるわけじゃないんです。」
「法律で裁けないってタチ悪いよな。」
「農研機構が40年近く研究を続けて完成した品種なんだよな。はらたたしいわ」
「日本はいつも前例主義に習って対応をするから対応が何事においても常に後手に回る。良い加減に学習してほしい」
「開発されるまで約30年もかかったってテレビでやってた。国が動くべきでは?」
「開発するのに30年以上かかったと先日のテレビで知りました。それをいとも簡単に模倣して売り出すことには憤りを感じる。」

この話題には数多くのコメントが寄せられていました。

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