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納豆、何回混ぜるのがベスト?
納豆はたくさん混ぜるほど美味しいとは聞くものの、具体的に何回混ぜればいいのかわからないと感じる人も多いです。納豆を混ぜる回数に対し、さまざまな研究がなされていますが、大体100回以上混ぜると美味しくなるとしていることが多い傾向といえます。
『納豆を混ぜる』理由を解説
納豆を混ぜる理由は、以下の通りです。
混ぜた方が粘りが出て食べやすい
納豆は、混ぜていくうちに豆同士の間で粘りが発生します。混ぜるごとに粘りは増し、粘り成分で納豆の豆を包むような状態にもなりやすいです。
- 粘りがあった方が、ツルンと食べられる
- 箸でまとめやすく、食べやすい
幼い子どもや年齢を重ねている人でも、粘りがあった方が飲みこみやすくなります。風邪を引いているときなど食欲が低下しているときも飲みこみやすく、味も濃すぎないので食べやすさUP!
空気を含むので舌触りが滑らかになる
納豆を混ぜることで粘りが発生し、それだけでなく粘り成分に空気を含んで舌触りが滑らかになります。舌触りが滑らかになることで美味しさを感じやすくなり、旨味がアップしたように感じやすくなるのです。
また、ごはんとの馴染みもよく、タレが全体に行き渡りやすいので美味しさを感じやすくなっているのかもしれません。
栄養価は変わる…?
納豆をよく混ぜると栄養価が高くなったり旨味がアップするといった声がありますが、実際には栄養価の変化はないとされています。旨味が激的にアップするというわけでもなく、粘りが出て舌触りがよくなる変化によって味わいに変化が起きている可能性が高いです。
そのため、絶対に混ぜて食べなければならないというわけではなく、混ぜずに食べても栄養面においては大きな変化はなく食べられます。
混ぜずに食べるとどうなる?
納豆を全く混ぜずに食べると、以下のようなことが起きます。
- ごはんとの馴染みがあまりよくなく、ごはんに混ぜ込んで食べることになりやすい
- タレが全体に行き渡っておらず、味にむらができやすい
- 納豆の豆そのものの味をしっかりと感じるので、苦みを感じやすいなど
納豆を混ぜずに食べても、多くの問題が発生するわけではありません。豆そのものの味わいが楽しめるので、好みに合わせて混ぜる回数などを加減しましょう。混ぜる回数が少ないほど豆の味を感じやすくなり、混ぜる回数が多くなるととろみを感じやすくなります。
全く混ぜていないままだと、ごはんなどとの馴染みがよくないので、その点は注意してください。また、混ぜすぎると納豆の粒が粉々になってしまうこともあるので、その点にも要注意です。
まとめ
納豆を混ぜる回数は、自分好みの回数にしても栄養価などに大きな変化があるわけではありません。豆の食感や味わいなどを重視して、どうすべきかを決めましょう。