カレールーの賞味期限の目安は?腐るとどうなる?正しい保存方法を解説

カレールー

カレールーは、長い期間常温で保存できるので、持っておくとなにかと重宝しますよね。しかし、単身者や夫婦二人で生活している場合など、ルーを使い切れず開封後残してしまうこともあるでしょう。そこで知っておきたいのが、カレールーが傷んでいるときのサインです。固形ルーが劣化したときに出る変化や、ルーの正しい保存方法をまとめました。

カレールーの賞味期限の目安は

カレールー

カレールーは、固形なので保管しやすく、非常食としても重宝します。まとめ買いしている人もいるかもしれませんが、あまりにも長期間保存しておくと、賞味期限をオーバーしてしまうかもしれません。

  • 未開封の場合…約1年
  • 開封済みの場合…約3か月

上記のものは、冷暗所で気温が安定した涼しい場所で保管した場合の賞味期限の目安です。直射日光に当たっていたり、高温多湿の環境で保存していると劣化が進み、腐る可能性があるので注意してください。

カレールーが腐るとどうなる?

カレールーが腐ると、以下のようになります。

1.カビが発生

カレールーの表面にカビが生えている場合、食べない方が無難です。カビは一度生えると深く根を下ろすため、カビが生えている部分だけを取り除いても菌そのものは除去できません。カレーとしてルーを溶かして使用すると、食材全体にカビ菌が広がります。

加熱しても菌は死なないので、食中毒を起こす可能性も…!

2.異臭の発生・香りの減少

カレールーを開封していた場合、空気に触れているので徐々に酸化が進みます。カレールーは、油分を多く含んでいるため、油分が酸化し劣化し始めると油臭くなり始めるのです。本来油臭い異臭は、カレールーからはしない為、劣化サインと受け取ってよいでしょう。

また、酸化が進むことによって、カレールー独特のカレーのスパイスの香りが弱まり始めます。スパイスの香りが弱くなってきたのも、劣化サインの一種です。

3.変色

カレールーが変色している場合、使用しない方が無難です。

  • 表面が白っぽくなっている…油が浮き、酸化したことによる変色
  • まばらな色になっている…カビの発生による変色

黄色っぽくなっている場合は、食べても問題ありません。しかし、酸化とカビの発生による変色を見逃すのは危険。少しくらいと思うかもしれませんが、体調不良を起こす原因になるので注意してください。

カレールーの正しい保存方法

カレールー

カレールーの正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 未開封…常温保存OK
  • 開封済み…タッパーなどに入れるか、密閉袋に入れて空気を抜いて保存する

未開封であれば、少し暑い場所に置いてしまい若干ルーが溶けたとしても、品質には問題がなく食べられることが多いです。しかし、開封すると空気に触れるので、冷蔵保存して形が変わらないよう注意して保存する必要があります。

目安となる賞味期限は、あくまでも目安です。冷蔵保存していても劣化する可能性は十分にあるので、使用する前に状態と香りの確認は必須といえます。

まとめ

カレールーは、日持ち積巣便利な食材の一種です。まとめ買いすることもあるかもしれませんが、賞味期限はこまめに確認し、使用前に状態の確認を行いましょう。

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