ナスを食べてはいけない『4つのサイン』 腐っているかを見分ける方法とは

竹ざるの上の新鮮ななす

ナスを野菜室で保存していると、皮が茶色く変色することがあります。皮が変色しているナスは、既に劣化しているのでしょうか?ナスが劣化したときに見られる腐敗サインをまとめているので、ぜひチェックしておきましょう。ナスを食べても問題ないか見分けるためのポイントを把握し、劣化したものを食べないよう注意しましょう。

買ってきたナスが変色してる!これって腐ってる?

エプロン姿で困る女性

ナスの表面が、ちょっと茶色く変色している!買ってきたナスを野菜室に少し長く保存していると、皮だけ茶色っぽく変色することがあります。皮が茶色っぽくなった場合、異変がなければ食べても問題ないことが多いです。低温障害による変色なので、問題なく食べられることが多いです。

では、食べてはいけないナスにはどのような変化が見られるのでしょうか。

ナスを食べてはいけない『4つのサイン』

傷みかけているなす

ナスが劣化しているときに見られる、食べてはいけないサインは以下の通りです。

1.水分・ぬめりが出ている

ナスから、水分やぬめりが出ているときは、劣化しているサインです。水分やぬめりは、洗い流したとしても食べられるわけではありません。既に劣化しているので、火を通しても食べられる状態ではないです。無理に食べると、体調を崩す原因になるので要注意!

2.クタクタになっている

ナスの実は、適度な固さがあります、長ナスでも、下の方などを持って立てたときにピンと実が立ち上がっているのが新鮮な状態です。

  • 手で触れた段階で、既に実が柔らかい
  • 柔らかくなっていて、包丁で切りにくい
  • 包丁で切ったときに、実がくにゃっと変形するなど

ナスの実が柔らかくなっている場合、若干の柔らかさであれば食べられることもありますが、そのほかの異変も相まっている場合は食べない方が無難です。

3.異臭がする

ナスから異臭がしているときは、食べないようにしましょう。

  • 酸味が強い臭い
  • 生ゴミのような異臭

鮮度が高いナスは、あまり特徴的なニオイを感じません。劣化が進むにつれて、徐々に腐敗臭が発生し始めます。

4.皮全体が変色している

ナスの皮は、低温障害で変色することが多々あります。夏野菜なので、野菜室の低い温度は適していません。しかし、低温障害とは別に劣化が進むと皮全体が徐々に変色し始めます。全体が茶色くなり、水分やぬめりが出ている場合食べない方が無難です。

腐っているかを見分ける方法

なす

ナスが腐っているか見極める方法は、以下のものがあります。

  • 実の硬さ…手で触っただけで凹むなど、本来の実の硬さが保てていない
  • 異臭の有無…本来ナスは、ほぼ無臭
  • 皮の変色や固さ…全体的に変色していたり、しわが寄るなどは食べるべきではない
  • 水分やぬめりが出ていない
  • カビの有無など

ナスを切ったときに、種が黒くなっていることもあるでしょう。種の黒ずみのみの異変である場合は、激しく劣化しているわけではないので食べても問題ありません。しかし収穫から時間が経っているので、長く保存するのはNG。できるだけ早く消費しましょう。

まとめ

ナスは夏野菜なので、野菜室の温度が合わないことがあります。皮の一部が変色している程度であれば食べられますが、実の異変などが著しい場合は腐敗しているので食べるべきではありません。

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