車のタイヤの溝、減ったまま走行するとどうなる?長持ちさせるコツや履き替える時期の目安も

タイヤ交換の時期が来ているけれど、交換にはお金がかかりますよね。どうしても交換を先延ばしにしてしまいがちですが、タイヤ交換のタイミングを遅らせるととんでもない事態を招くかもしれません。どのようなことが起きる可能性があるのかを把握し、適切な時期にタイヤ交換をしましょう。

車のタイヤ、いつ履き替えるべき?

車のタイヤは、交換するのにお金がかかります。比較的大きなお金がかかるので、買い替えをするとなるとタイミングを見計らわねばなりません。タイヤの交換は、つい後回しにしてしまいがちですが、いつ履き替えを行うべきなのでしょうか。

  • 車検で指摘されたとき
  • 溝が薄くなってきたタイミング
  • 3年継続使用した
  • 3万キロ走行した
  • タイヤにひび割れがあるなど

タイヤの交換を先延ばしにすると、さまざまな不具合が起きやすくなります。どのようなものがあるのか、チェックしておきましょう。

車のタイヤの溝、減ったまま走行するとどうなる?

車のタイヤがすり減った状態で走行すると、以下のことが起きやすいです。

車が停止するまでの距離が延びる

タイヤの溝がない状態になると、適切に車が停止せず、想像している場所を超えて車が止まります。

  • 停止線を守れない
  • とっさの急ブレーキで停まれず、事故を起こすなど

車が事故を起こすと被害が大きくなりやすいため、適切に停止できない状態のものは絶対に運転すべきではありません。車の走行にタイヤは深く関わり、適切に停止できない状態になっていると、車に乗っている人だけでなく歩行者や自転車、バイクなどを巻き込んだ大事故を起こす可能性があります。

雨の日、タイヤの下に雨水が侵入し停止できなくなる

タイヤの溝がない状態になると、雨の日の走行で危険度が跳ね上がります。タイヤの下に雨水が入り混んで水の上にタイヤが浮いた状態になるハイドロプレーニング現象が起きやすくなり、これが発生すると以下のことが起きやすいです。

  • タイヤの下の水が排水できず、ブレーキが利かず車が制御不能になる
  • 大きな事故を招きやすい

雨の日のためにタイヤを替えるのはもったいないと思うかもしれませんが、大事故を起こした場合取り返しがつきません。

パンクのリスクが上がる

タイヤの溝が薄くなるということは、タイヤ全体がそれだけすり減っているということです。そのため、ちょっとした石ころなどを踏んだだけでタイヤがパンクする恐れがあります。パンクしたまま車を走らせることはできないので、レスキュー専門の会社に連絡するなど時間と手間がかかります。

車のタイヤを長持ちさせるコツ

車のタイヤを長持ちさせるコツは、以下の通りです。

  • 適切な空気圧を守る
  • 車検などでタイヤローテーションを依頼する
  • 急ブレーキや急ハンドルといった、粗い運転は避ける
  • 過積載を避ける…車に重いものを乗せすぎない

タイヤは、決して安いものではありません。だからこそ、長く使用したいですよね。日々の運転でできる工夫を実践し、できるだけタイヤに負荷をかけないよう注意しましょう。荒い運転と過積載は、普段から注意できる点です。空気圧は、ガソリンスタンドで確認してもらえます。

まとめ

タイヤは交換のタイミングを逃し続けると、大きな事故を恐れがあります。お金はかかりますが適切な時期にタイヤ交換を行い、事故を未然に防ぎましょう。

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