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千切りキャベツは冷凍しても大丈夫?
千切りキャベツは冷凍保存しても大丈夫です。キャベツを冷凍保存するとシナシナになってしまい、美味しくなくなってしまうのではないかと心配になっている方も中にはいると思います。しかし、千切りキャベツは冷凍しても栄養価が落ちることはありません。また、解凍方法をきちんと守れば、かなり美味しく食べることができます。方法は以下の記事の後半で詳しくご紹介します。
千切りキャベツの冷凍方法
ここからは千切りキャベツの冷凍方法についてご紹介していきます。冷凍保存の方法は2通りです。2つの方法どちらも試してみて、自分の使いやすい方法を見つけましょう。
生のまま冷凍する方法
- 千切りにする
まずは、キャベツを千切りにします。細さはお好みで。使う料理に合わせて切るようにしましょう。 - 水にさらす
水にさらします。水にさらすとシャキシャキ感が復活します。冷凍してもシャキシャキとした食感を楽しむことができますよ。水にさらす時間は1〜2分で大丈夫です。あまり浸しすぎるとべちゃべちゃしてかえって美味しくなくなってしまうので時間は守るようにしましょう。 - 水分をよく切る
浸し終わったら水をよく切りましょう。付着している水分もキャベツは吸ってしまいます。吸ってしまう水分を少なくするためにもしっかりと水を切りましょう。 - 冷凍用の保存袋に入れる
しっかりと水が切れたら冷凍用の保存袋に入れましょう。冷凍用の保存袋に入れるときは少量ずつ入れて、平たくして真空状態を作るようにしてください。 - 冷凍室に入れれば完了
後は冷凍庫に入れましょう。このときも平たい状態は保ったまま冷凍保存するようにしてください。
湯がいてから冷凍する方法
- 千切りにする
こちらもキャベツを千切りにします。使う予定の料理に合わせて切るようにしてください。 - 沸騰したお湯にキャベツをくぐらせる
沸騰したお湯にキャベツをサッとくぐらせます。だいたい15秒くらいで大丈夫です。入れて少し回して取り出すくらいだとちょうど15秒になるので試してみてください。 - 水分をキッチンペーパーで拭き取る
水分をキッチンペーパーで拭き取ります。ザルに上げて水分を切ってもいいですが、重力に任せるのみなので時間がかかってしまいます。キッチンペーパーで押さえるようにすれば水分もきちんと切ることができるのでおすすめです。この際に押しすぎないようにしましょう。 - 冷凍用の保存袋に入れる
次に冷凍用の保存袋に入れます。生のまま冷凍するときと同様に少量ずつ平たく入れるようにしましょう。 - 冷凍室に入れれば完了
あとは冷凍庫に入れて保存すれば完了です。
千切りキャベツの解凍手順
冷凍したキャベツにはきちんとした解凍方法があります。解答方法も調理法によって違うので、1つずつご紹介します。
生のまま使う場合
- 前の日の晩に冷蔵庫に移しておく
キャベツを生で使う場合は前日の晩に冷蔵庫に移しておきましょう。事前に解凍しておかないと使いたいときに使えなくなってしまいます。前もって解凍しておくようにしましょう。 - 解凍できたら料理に使う
解凍できたら料理に使っていきましょう。キャベツは冷凍しても水分はあまり抜けないので生のまま使用することができます。
加熱して使う場合
入れたい料理にそのまま入れる
加熱して使う場合は解凍する必要はありません。そのまま利用することができます。冷凍のまま使用するときは火を通しすぎてしまうことがあるので、様子を見ながらキャベツを入れるようにしてください。
冷凍千切りキャベツの保存期間と日持ちするコツ
ここからは保存期間と日持ちするコツをご紹介していきます。
保存期間は約2〜6週間
冷凍保存期間は冷凍した状態によって前後します。火を通して冷凍した場合は4〜6週間は美味しく食べることができます。しかし、生のまま冷凍した場合は痛みやすくなっているので保存期間は2〜4週間と短くなってしまいます。
千切りキャベツを日持ちさせるコツ
- 金属トレイの上に載せて冷凍する
- 保存袋の外側に内容と日付を書く
キャベツは下処理をし始めた瞬間から、鮮度が落ちていきます。冷凍するときはできるだけ早く冷凍しなければなりません。金属トレイを使用して冷凍すると、金属は熱伝導が早いため素早く冷凍をすることが可能です。素早く冷凍できれば美味しいキャベツを食べることができるので金属トレイを使って冷凍してみてください。
そして、保存袋の外側には必ず内容と日付を記載するようにしましょう。冷凍してからすぐは何を入れていつ作ったか分かりますが、2週間もしてしまえばいつのものか分からなくなってしまいますよね。書いておけばわざわざ覚えていなくても大丈夫ですし、賞味期限切れのものを食べなくて済みます。きちんと記載しておきましょう。
千切りキャベツを冷凍するメリットや効果
千切りキャベツを冷凍するメリットや効果は以下の2つです。
- 保存期間が延びる
- 忙しい時でもさっと使える
キャベツを冷凍保存するメリットの1つ目は保存期間が延びることです。普通キャベツは常温保存の場合1〜2日ぐらいしか日持ちしません。しかし、冷凍をすることで最大1.5ヶ月期間を延ばすことができます。冷凍するだけで40倍くらい日持ちさせることができるので冷凍させて損はないでしょう。
2つ目は忙しい時でもサッと使える点です。加熱調理の場合、冷凍のまま使うことができます。彩りが寂しいときにすぐに取り出して入れることができるので便利です。また火の通りも断然早いので時短調理もすることができます。
冷凍千切りキャベツを上手に使ったレシピ
冷凍千切りキャベツを使った料理を2つご紹介します。冷凍の千切りキャベツに困ったときは是非参考にしてみてください。
コールスローサラダ
材料
- 冷凍の千切りキャベツ:1/4玉
- 酢:大さじ1
- マヨネーズ:大さじ1
- はちみつ:大さじ1
作り方
- キャベツを解凍する
キャベツを解凍します。前の晩に冷蔵庫に移しておくようにしましょう。 - 調味料を混ぜる
調味料を混ぜてください。順番は特に無いので一気に入れて混ぜるようにしましょう。 - 1と2を混ぜたら完成
あとは作った1と2を混ぜて完成です。
お好み焼き
材料
- 小麦粉:大さじ4
- 冷凍の千切りキャベツ:1/4玉
- 卵:1個
- 豚バラ肉:1/2パック
- 紅生姜:20g
- 昆布だしの素:1袋
- 水:50cc
- 塩コショウ:少々
- サラダ油:適量
作り方
- 紅生姜は切っておく
できるだけ細かく切っておくのがおいしくできるポイントです。 - ボウルに冷凍千切りキャベツ・紅生姜・水・卵・昆布だしの素・小麦粉を入れて混ぜる
冷凍の千切りキャベツは後ほど焼くのでそのまま入れるようにしましょう。 - サラダ油を鉄板にしいて、1を流し込む
丸になるように流し込んでください。 - 焼けてきたら豚バラを乗っけてひっくり返す
特にコツなどはないので思い切ってひっくり返しましょう! - 焼けてきたらソースとマヨネーズを掛けて完成
あとはソースとマヨネーズを掛けて完成です。お好みで青のりと鰹節を乗せてもいいでしょう。
キャベツは千切りで賢く冷凍!効率的に調理しよう
今回は千切りキャベツの冷凍保存の方法についてご紹介しました。
最後にもう1度おさらいしましょう。
千切りキャベツは冷凍しても美味しく食べることができます。千切りキャベツの冷凍方法は2通りあるので気に入った方法を活用してみましょう。また、解凍方法にも調理のやり方によって違いがあります。調理法に合わせて使い分けてくださいね。冷凍したキャベツの保存期間は2〜6週間です。また、長持ちさせるコツは以下のとおりです。
- 金属トレイの上に載せて冷凍する
- 保存袋の外側に内容と日付を書く
この2点を守ればより美味しい状態で日持ちさせることができるので、是非試してみてください。千切りキャベツを冷凍させるメリットは以下のとおりです。
- 保存期間が延びる
- 忙しい時でもさっと使える
キャベツを冷凍させるといいことがたくさんあるので、少し手間ですがやっておいて損はないでしょう。キャベツのレシピは以下の2品をご紹介しました。
- コールスローサラダ
- お好み焼き
2品ともすぐに実践できる料理です。冷凍したけどどうやって調理するか迷ってしまった方は、ぜひこの2品を作ってみてください。今回の記事を参考に正しく冷凍保存できるようになって、長く美味しくキャベツを楽しめるようになりましょう。