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略奪婚って具体的にどのようなことが当てはまるの?
略奪婚とは、相手の特定の交際相手や結婚相手がいるにもかかわらず、自分と恋仲になることを指します。最終的には、相手の恋人や伴侶から相手を奪い取る形で恋愛関係に発展させたり結婚します。略奪婚は、お互い独身同士であれば道徳的には悪い行動であるものの法的には問題ありません。しかし、相手が既婚だった場合はさまざまなデメリットが発生しやすいです。
『略奪婚』のデメリット7選
略奪婚のデメリットは、以下のものがあります。
1.自分の親や友達から見放される
略奪行為そのものが、世間の目から良いものとみなされません。相手には既に特定の相手がいたにもかかわらず、その仲を引き裂いた行為は許されないと感じる人が多いでしょう。特に相手が既婚者で、離婚したことによって略奪婚を成立させたとなると、非常に印象が悪くなります。
- 自分や相手の親・きょうだい…親族としての縁を切る・子どもに対していい感情を持たないなど
- 友達…縁を切ったり疎遠になることも
近しい人からの絶縁は、非常にショックが大きいです。子どもができてもだれも祝福してくれず、預かってくれず進学祝いなどもないといったことにもなりかねません。
2.慰謝料請求や養育費の支払いが付きまとう
相手が既婚者だった場合、離婚したことによって慰謝料が発生することがあります。
- 離婚した本人
- 不倫相手…略奪した人
略奪婚した時点で、かなり大きな額の負債を抱えます。相手に子どもがいた場合、離婚相手が養育権を取ったら養育費も払わなければなりません。
3.社内での略奪婚の場合、会社に居づらい雰囲気になる
社内で相手と知り合い、略奪した場合、その噂はあっという間に広がります。
- 仲間外れにされる
- 空気のようになり、誰からも相手にしてもらえない
- 場合によっては左遷や退職に追い込まれるなど
職を失うと、再就職するまで養育費や慰謝料の支払いがきつくなることも多いです。
4.近所で噂になり、生活しにくい
不倫や略奪婚は、特に公言していなくても知らぬ間に広まります。田舎であればあっという間に広まり、近所で噂になって生活しづらさを感じやすくなるかもしれません。また、子どもの入学や入園をきっかけに、ママ友の間で略奪婚の噂が広まることもあります。
5.子どもがいじめられることもある
子連れで略奪婚をしたり、略奪婚の末子どもを産んだ場合、子どもがいじめにあう可能性もあります。特に小学生以上になり、なんとなく事情が分かってきた時期にこういった話題でいじめに発展しやすく、小学生のように善悪の境界線があいまいな時期程大人ではやらないような残酷ないじめに発展することもあるので注意しなければなりません。
6.罪悪感に苛まれやすい
元々相手が既婚者だった場合、妻子がいたというケースもあるでしょう。
- 元奥さんから旦那を奪った
- 子どもから父親を取り上げた
- 家庭を崩壊させたなど
略奪婚を成し遂げた直後は満足感や幸福感を得ますが、徐々にその感情が落ち着き始めたころから、罪悪感が湧き始めます。
7.相手の浮気、略奪される不安が常に付きまとう
略奪婚をした場合、相手は特定の相手がいたにもかかわらず浮気や不倫をしていたことになります。自分は浮気や不倫相手であり、略奪して結婚。しかし、相手が再度同じことをしない保証はないので、自分と結婚した後浮気や不倫に走らないか常に不安を抱えることにもなるでしょう。
略奪婚で幸せになることはできる?
略奪婚であっても幸せになれるかもしれないのは、以下のケースです。
- 相手の夫婦関係がすでに破綻し、再構築不可能な状態だった…離婚待ちの状態
- 相手がきちんとした手順で別れ、元伴侶や恋人とのわだかまりがない
相手の状態などを把握し、交際や結婚に踏み切ることがポイントになります。
まとめ
略奪婚は、幸せに慣れないことが大半です。不幸になる人が多く、親族などからも祝福されない可能性が高いため、既婚の人との恋愛は相手の状態などを冷静に見極めて交際や結婚に踏み切るようにしましょう。