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自分のイライラ、誰かにぶつけていませんか?
なにかにつけて人に当たる人は、いるものです。自分の腹の虫の居所が悪いと他人に突っかかるとなると、相手とどう接するのが正解なのかわからないため困りますよね。人に当たる人は、自分の中にあるイライラを、いら立ちの原因と無関係の人に当てて発散させるような行動を取ることが多いです。
『人に当たる人』の特徴や心理
人に当たる人の特徴や心理は、以下のものがあります。
1.相手に甘え、見下している
相手に甘えていたり、相手を見下している場合、自分のイライラを相手にぶつけやすくなります。
- これくらいやってもいいだろうと思っている
- 相手が言い返してこないので、調子に乗っている
- 相手に甘え、駄々をこねている
- 相手を自分よりも下だを勝手に思い込み、虐げている気持ちになっているなど
反抗期や思春期の子どもが自分の親に当たる理由は、上記のものが当てはまることが多いです。会社や学校生活の中でも、上記の理由で人に当たるような行動を取る人も少なくありません。
2.余裕がなく、自分を守ることしか考えていない
いつも心のゆとりがなく、自分を守ることしか考えられない人は、人に当たりがちです。
- 他人に当たることで、助けてほしいというメッセージを出している
- 他人から守ってもらったことがなく、常に自分を守りたい、傷つきたくないという気持ちを抱えている
- 本来の弱い自分が、周囲にバレないよう周囲の人に当たっている
家事や育児、勉強や仕事などで常に追われているような人は、心にゆとりを持てません。自分を守ることしか考えていない人は、どの年齢層にもいます。
3.カッとなりやすく、冷静に物事を分析できない
すぐに頭に血が上るタイプの人や、起きたことに対して冷静に分析ができない経験が浅い人は、すぐに人に当たりがちです。
- 自分が思っていた結果や展開と異なるので、人に当たる
- 嫌だと思ったら、すぐ頭に血が上る
- 嫌いな人に対する怒りの導線が、あまりにも短い
- 経験不足で、想定できることの範囲が狭いなど
すぐに怒ると、周囲の人も接し方に戸惑います。冷静さにかける人を相手にする場合、相談事はできないので、気付いたら蚊帳の外というケースも無きにしも非ず。
4.なんでも人のせいにしやすく、自信がない
なんでも人のせいにしたり、自分に自信がない人は、人に当たりやすいです。
- 責任を負いたくない
- 自分が責められるのを避けるため、注目の的を他人に移すため人に当たる
- 自分の中のもやもやを、八つ当たりで解消したい気持ちがあるなど
なんでも人のせいにする人は、周囲の人と良好な関係が構築しづらいです。一緒にいるとなんでも責任を押し付けられてしまうので、表面上の付き合いはあっても本音で語り合うようなことはないことが多いといえます。
八つ当たりされやすい人の共通点
八つ当たりされやすい人には、以下の特徴があります。
- 優しそうで、怒っている場面が想像できない
- いつも親身になって、自分に寄り添ってくれる
- いつもびくびくオドオドしている
- 一人ぼっちでいじめられ体質なのが周囲に伝わる
- 責任感が強く、責められると自分に責任があると勘違するなど
人目を過剰に気にして委縮している人は、やはり良くない人から目を付けられやすいです。ストレスをぶつける相手と認識されやすいことが多いので、初めての場所であっても過度に怖がらず堂々としておくためにも、まずは自分に自信を持つことから始めてみてください。
まとめ
人に当たる人は、さまざまなタイプの人がいます。しかし、人に当たる行動そのものは、決して許されるものではありません。八つ当たりされやすい人は、自分の特徴を的確に把握し、改善しましょう。