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超簡単なのに驚きの美味しさ『里芋の煮っころがし』
『里芋の煮っころがし』といえば、和食の王道ともいえる一品です。しかし、里芋特有のヌメリなどを嫌煙して、煮っころがしは作らないという人必見!料理人・笠原将弘さんが発信している『里芋の煮っころがし』の作り方は、簡単なのに超絶品です。
『里芋の煮っころがし』の材料は、里芋7個(大)※小さい場合はもう少し多め、塩少々、みりん大さじ2、柚子皮少々、出汁400cc、醤油大さじ2、砂糖大さじ2です。
里芋は、できるだけ皮を乾燥させておきましょう。乾燥させることで、里芋独特のヌメリ発生を防ぎやすくなります。包丁やまな板も濡らさずに、皮をむきます。実が変色している部分は、厚めにむきましょう。皮も少し厚めにむきます。皮をむいたら食べやすい大きさに切り、ボウルに移して塩もみをして、初めて里芋をしっかり水洗いして汚れを落としてください。
鍋に里芋を入れて水を入れ、水から下茹でしてヌメリ取りをします。こうすることで、ヌメリ除去のみならず里芋に味がしみこみやすくなり、調味料の吹きこぼれも防ぎやすくなりますよ。水が沸騰したら、弱火にして3~4分ほど煮ます。完全に火を通すのではなく、あくまでもヌメリ取りのための下茹でです。
下茹でが終わったらザルに里芋を出し、水で優しく洗ってヌメリを取り除きましょう。里芋の外側はすでに柔らかくなってきているので、優しく流水で洗うよう心がけてください。水にヌメリがなくなったら、洗った鍋に里芋を移して、出汁、醤油、砂糖を入れて沸騰するまで中火で煮ます。沸騰後、落し蓋をして弱火にして10分ほど煮詰めます。
煮詰めたら落し蓋を取り、照りを出すためにみりんを投入。煮汁はかなり減っている状態になっているので、鍋をゆすりながら2~3分煮ましょう。木べらなどを使用すると里芋が崩れるため、鍋をゆすりながら混ぜるのがおすすめです。煮汁がほとんどなくなったら、お皿に盛り付けましょう。
そのまま盛り付けるだけでも十分美味しく仕上がっていますが、好みで柚子の皮を千切りにして散らすと、上品な仕上がりになります。
苦手な里芋のぬめりがなくなった!実際に作った人の声
里芋のヌメリの除去方法など、実際に作った人からさまざまな声が寄せられています。
- 「やっと美味しいさといもの煮方を知りました。 作ってみたら、本当に美味しかったです」
- 「人生で一番美味しい煮っころがしができました」
- 「里芋を濡らす前に皮を剥くのは初めて知りました。 早速作ってみたらとても剥きやすかったです」
- 「最後に柚子を散らすあたり、御足を頂く料理人の感性を感じました」
- 「ぬめりをなくすためのコツがよくわかり、目からウロコです」
美味しい煮っころがしレシピを知っておくと、年末年始やお盆などにも重宝すること間違いなし。