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ハッピーセットの「ちいかわ」 おもちゃ目的で食品放置・大量廃棄 注意喚起だけのマクドナルドに疑問の声
2025年5月16日より販売が開始されたマクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」および「マインクラフト ザ・ムービー」のコラボ企画が、想定を上回る反響を呼んでいます。一方で、おもちゃだけを目的に商品を購入し、セットの食品をそのまま放置・廃棄する行為が各地で問題視されており、SNSを中心に怒りの声が広がっています。
販売開始初日には、多くの店舗で早朝から行列ができ、数時間で売り切れるほどの人気を見せました。しかし、同時にフリマアプリにはハッピーセットの付属おもちゃが大量に出品されるようになり、いわゆる「転売ヤー」への批判が噴出しています。
さらに深刻なのは、おもちゃのみを手に入れ、肝心のハンバーガーやポテトなどの食品を受け取らずに放置する購入者の存在です。ネット上では、カウンターに取りに来られなかった商品が山積みになっている写真や、店員が大量の食品を廃棄処理する映像が拡散されており、「食べ物を粗末にする行為は許されない」と非難の声が相次いでいます。
こうした状況に対して、マクドナルドは公式サイトで「転売または再販売、その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください」との注意書きを掲載し、購入制限を設けていました。しかし、その対策が十分に機能していないことは、現場の混乱が証明しています。
なお、マクドナルドは今回の反響を受けて、2025年5月23日より第2弾のハッピーセットを予定どおり販売する方針です。第1弾が予想を大きく上回るペースで終了したことについて、公式コメントでは「多くのお客様にご愛顧いただきましたことを感謝するとともに、期待に添えず申し訳ない」と謝意とお詫びを表明しています。
転売ヤー問題が社会問題として注目される中、企業としてどこまで責任ある対応が求められるのか、今後の対応に注目が集まりそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「子どもか子ども同伴のお客さんだけに絞ればいいのでは?」
「炎上商法だと思います。こうなることを予測してメディアに取り上げられて宣伝効果を狙ったんじゃないの」
「カウンター下にゴミが大量に落ちていてほんと不衛生でした。」
「フードコートのあちらこちらに残骸が落ちてました。」
「道路からドライブスルーまで大渋滞でほんとに迷惑だった。第二弾も同じこと繰り返すのかな」
「整理券を配るとかいろいろあるだろうに。」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。