ほうれん草の冷凍保存の方法と栄養を逃がさないコツ!

鉄分が豊富の「ほうれん草」。おひたしで食べてもよし、ゴマあえやバター炒めで調理しても最高に美味しい食材です。そんな「ほうれん草」は家族にぜひとも食べさせたい野菜食材ですが、「生野菜」であることから一般的には長期保存に向いていません。買いだめしておくことはなかなか難しく、献立をあらかじめ決めておかないと、野菜室で腐らせてしまう羽目になってしまいます。そこで今回は、できるだけ長い期間ほうれん草の栄養や保存状態を維持する「冷凍」の仕方を説明していきたいと思います。

ほうれん草の冷凍保存方法

ほうれん草 冷凍

調理前のほうれん草は冷凍用保存袋に入れる

調理前の生ほうれん草を「常温保存」する場合は、ジップロック(ストックバック)に入れておくのがセオリーとして知られています。一方で「冷凍保存」する場合ではどうすればいいのでしょうか? じつはこのケースでも、「ジップロック」は役立ちます。ほうれん草を冷凍保存する際には、水分を抜いてジップロックの「フリーザーバッグ」に入れましょう。空気が入らないように注意しながら、「フリーザーバッグ」を密閉して冷凍庫に保管すれば大丈夫です。

ちなみに、ジップロックの「フリーザーバッグ」に生ほうれん草を冷凍保存する際には、調理で使用するのにちょうどよい大きさにカットしておくことをおすすめします。解凍してからわざわざほうれん草を刻むよりも効率的です。

事前にアクぬきしてから冷凍保存する場合

「解凍してすぐに料理に使いたい」というのであれば、生ほうれん草を冷凍保存するまえに、事前にアク抜きも行っておくことをおすすめします。まずは汚れを落とすためにしっかりと水で洗い流します。次にお湯で茹でます。茹で時間は10秒~30秒で十分です。下茹でをしてアク抜き後は、冷水にかけて引き締めて色止めしておきましょう。ちなみに、茹でるときに塩をひとつまみ加えるのも、色味を良くする方法ですのでお試しください。

水で冷やしたあとは、調理を想定してあらかじめザク切りにしておけば下ごしらえOKです。処置が完了次第、水気をしっかり抜いてジップロックの「フリーザーバッグ」に入れましょう。

冷凍ほうれん草の保存期間

ほうれん草 冷凍

冷凍した保存期間はどれくらいのものなのでしょうか? 基本的に冷凍ほうれん草は、だいたい1カ月ほど保存できると言われています。もっとも、冷凍庫の温度に注意を払い、安定した低温状態を維持できるのであれば、最大で3カ月ほどまで冷凍保存が可能とも言われています。

冷凍ほうれん草の解凍方法

ほうれん草 冷凍

生のほうれん草を解凍する場合

だいたい1分ほど茹でれば解凍完了です。おひたしにして食べる場合は、茹でるだけで十分です。お味噌汁やスープに入れて生の冷凍ほうれん草を食べる場合は、スープやお味噌汁が出来上がる直前を見計らって入れましょう。その段階で冷凍ほうれん草を入れても問題はありません。

では、炒める場合はどうでしょうか? 生の冷凍ほうれん草を炒めるときには、カチコチの状態のままフライパンに入れるのではなく、ある程度柔らかくなるまで解凍してからのほうが望ましいです。なので、電子レンジで解凍することをおすすめします。

単に炒めるだけでなく、ほうれん草を「あえもの」として食べたいときは、電子レンジで「半解凍」してから調理することが望ましいです。

ただし、「流水解凍」はあまりおすすめしません。なぜなら、生のほうれん草に付着している「栄養素」が流れていってしまうからです。

下茹でした冷凍ほうれん草を解凍する場合

基本的な解凍方法は、生の冷凍ほうれん草のときとあまり変わりません。おひたしにするなら、30秒~1分ほど茹でましょう。お味噌汁やスープの具に使うなら、出来上がる直前あたりをタイミングにして冷凍状態のままほうれん草を入れてほぐしてあげましょう。炒める場合や「あえもの」として下茹でした冷凍ほうれん草を使う場合は、さきほどと同じ手順を参考にして電子レンジで解凍処理を行いましょう。

冷凍ほうれん草のおすすめレシピ

ほうれん草 冷凍

冷凍ほうれん草を使ったごまおひたし

用意する材料

  • ほうれん草:1束分
  • ニンジン:小さなサイズを1本
  • 料理酒:大さじ2杯
  • みりん:大さじ2杯
  • 醤油:大さじ1杯
  • すりごま:大さじ5杯

調理方法

  1. 冷凍したほうれん草を5分ほど茹でる(下茹で済なら3分ほど)
  2. 皮を剥いたニンジンをラップにかけてレンジで2分ほど加熱
  3. みりん、さとう、すりごま、料理酒をまぜてタレをつくる
  4. タレの入ったボールに電子レンジにかけたニンジンと解凍したほうれん草を入れてよくなじませる(ニンジンとほうれん草は食べやすい大きさに切る)
  5. いちど冷蔵庫で冷やして出来上がり

冷凍ほうれん草を使ったベーコン炒め

用意する材料

  • ほうれん草:100g
  • 薄切りベーコン:1枚~2枚
  • オリーブオイル:小さじ1/2杯
  • バター:小さじ1杯
  • しょうゆ:小さじ1/2杯
  • 料理酒:小さじ1/2

調理方法

  1. 解凍したほうれん草とベーコンをお好みの長さに切っておく
  2. オリーブオイルで熱したフライパンを用意し、ベーコンを炒める
  3. ベーコンを炒めたら、そのフライパンにほうれん草とバターを加えて炒める
  4. ほうれん草の炒め具合を見計らって、しょうゆと料理酒を加えてさらに炒める
  5. 出来上がり

冷凍ほうれん草を使ったチーズあえ

用意する材料

  • ほうれん草:1束分
  • バター:10g
  • 塩:適量少々
  • コショウ:適量少々
  • チーズ:お好みサイズに切ればOKだが、ほうれん草とあえることを考えると、小さめでなおかつサイコロ型のほうが望ましい

調理方法

  1. 解凍したほうれん草をお好みの長さに切る
  2. フライパンにバターを溶かし、ほうれん草を入れて炒める
  3. ほうれん草を炒めているあいだに、塩とコショウを加える
  4. ほうれん草が炒め終わった頃を見計らって火を止め、すぐさま切り刻んだチーズを入れる
  5. お皿に移して完成

※すぐに作れる弁当のおかずとしても活躍できます

冷凍したほうれん草を使ったカニカマチーズちくわフライ

用意する材料

  • ほうれん草:お好みの量
  • ちくわ:お好みの数
  • チーズ:ちくわの穴につめる量だけ用意
  • カニカマ:ちくわの穴につめる量だけ用意
  • 塩:適量少々
  • コショウ:適量少々
  • ガーリックパウダー:適量少々
  • 揚げ衣:たまご&小麦粉&パン粉
  • 油:適量

調理方法

  1. ほうれん草は水気を抜いてレンジで温めておく
  2. 好みの長さにちくわを切る
  3. ちくわに縦の切れ目をいれて開く
  4. 開いたちくわの上に、「チーズ」⇒「ほうれん草」⇒「カニカマ」の順で置いていく
  5. 具材を置き終わったら、ちくわをくるくる巻きながら閉じ、つまようじで“留める”
  6. ボールに塩・コショウ・ガーリックパウダーを入れて混ぜる
  7. そのボールに具材を詰めたちくわを入れてよくまぶす。つまようじのままでOK
  8. まぶし終わったら、「衣」を着せる
  9. 揚げる
  10. 出来上がり

※ご家庭で食べるのもよし、多めにつくって翌日のお弁当のおかずにするのもよしです。

冷凍ほうれん草を使ったサンドイッチ

用意する材料

  • パン:4枚
  • バター:適量少々
  • チーズ:お好みの量
  • ハム:お好みの量
  • きゅうり:お好みの量
  • タマゴ:1個
  • じゃがいも:お好みの量
  • ほうれん草:1/2袋分
  • ベーコン:2枚~お好みの枚数
  • ケチャップ:適量
  • マヨネーズ:適量
  • クレイジーソルト:適量

調理方法

  1. ほうれん草とじゃがいもをバターで炒める
  2. 炒めたらクレイジーソルトを加える
  3. 千切りにしたきゅうりを用意する
  4. ベーコンを焼く
  5. バターをパンに塗る
  6. 「チーズ」⇒「焼ベーコン」⇒「ケチャップ」⇒「炒めたじゃがいも」⇒「炒めたほうれん草」⇒「チーズ」の順でパンにはさんでいく
  7. ラップに包んで出来上がり

最後に

ほうれん草 冷凍

さて、みなさんいかがでしょうか。冷凍ほうれん草は、通常保管よりもずっと長持ちするので、あらかじめ多めに冷凍しておけば、すぐに料理に使えるので、大変重宝できます。みなさんもぜひ、この記事を参考にしてほうれん草を冷凍保存してみてください。料理がぐんと楽になりますよ。

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