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気軽にできるからこそ注意したい、SNSやサイトへの動画投稿
現代は、スマホ1台あればどんな人でも動画投稿が行えます。専用サイトのみならず、SNSへの動画投稿も盛んで、自分が好きなものや特技、衝撃映像などを撮影して投稿し大きな反響を呼ぶことも少なくありません。
そこで注意したいのが、SNSやサイトに動画投稿を行うときの注意点です。意図せず他人を傷つけてしまったり、場合によっては訴えられてしまう可能性もあるので要注意!
SNSやサイトに動画投稿を行うときに注意すべき事5選
SNSやサイトに動画投稿を行うときの注意点は、以下のものがあります。
1.誹謗中傷や誰かを傷つける内容
動画として再生回数を伸ばすためには、いろいろな手段があります。中でも注意しなければならないのが、誹謗中傷に当たる内容です。
- 誰かを精神的に傷つける内容
- 誰かの名誉を傷つける内容
- 観ている人が不快感を抱く可能性がある内容
名誉棄損だけでなく、大量の虫が出てくるものや汚物など、多くな人が不快な気持ちになるような内容は避けるべきです。
2.撮影者の個人情報が漏洩しないよう配慮
自宅で撮影をしている場合、個人情報漏洩の可能性が低いと思うかもしれません。しかし、そうとは言い切れないので注意しましょう。以下のようなものから、個人情報が漏洩する可能性があります。
- パソコンの画面に映っているものの反射
- 学校の制服や仕事で使用している作業着類
- 本棚の中にある卒業アルバム
- 窓の外の風景
- 顔や名前がわかるものなど
個人情報の特定は、かなり注意を払わなければなりません。
3.動画に関係ない第三者が映り込むなどの肖像権に注意
野外での撮影では、撮影内容と全く関係がない人が映り込む可能性があります。顔は個人情報漏洩につながるので、もし関係ない人が映り込んだ場合はモザイク処理を行うなどで対処しましょう。
また、住宅街を歩いて撮影するときは表札などに注意し、全て見えないよう処理しなければなりません。車のナンバーも、個人情報になります。
4.BGMなどの著作権侵害に注意
動画投稿を行う際、BGMをつけることもあるでしょう。その際、自分が好きなアーティストのものやテレビ番組で使用しているものをどこからか拾ってきて挿入するのはNG。著作権侵害に当たる行為なので、絶対にすべきではありません。
BGMを付けたい場合は、著作権フリーのものを使用しましょう。
5.肌を多く露出しているものはできるだけ避ける
昨今は幅広い年齢層の人が動画撮影と投稿を行っており、子どももそれに含まれます。世の中には子どもが性の対象という大人もいるので、子どもの動画投稿を行うときや子ども自身が動画投稿を行う際は露出度などに注意しましょう。
- 赤ちゃんの裸
- 子どもの水着姿
- 露出度の高い洋服…胸元や背中、おなかなどが見えるもの・短すぎるスカート・見せパンなど
子どもを性の対象にする人の中には、良いことと悪いことの見境がつかなくなって実際に子どもをみつけるために行動するなど危険な行動を取る人もいます。
動画投稿によるトラブルを未然に防ぐためのポイント
動画投稿におけるトラブルを未然に防ぐためには、以下のような点に注意しましょう。
- 個人情報が漏洩しないよう、投稿前何度か見直す
- 第三者が観たときに不快な思いをしないか、内容を客観的に見る
- 著作権や肖像権侵害に当たる部分がないかを確認する
- 子どもが動画に移る場合、顔を隠し露出度に注意するなど
動画投稿は自己責任で行うものなので、気軽にできる反面十分に内容には注意しなければなりません。
まとめ
動画投稿を行う際、注意すべきことが複数あります。自分で動画を投稿しようと思っている人は、ぜひチェックしてみてください。