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プロの味を家庭で再現できる『サワラの西京焼き風』
西京焼きは美味しいけれど、西京味噌がないからとあきらめている人必見!自宅にある味噌を使って西京焼き風の焼き魚が作れるレシピを、料理人・笠原将弘さんが自身のYouTubeチャンネルで発信しています。今回は、サワラを西京焼き風に仕上げていますよ。
『サワラの西京焼き風』の材料は、サワラ切り身4切れ、きゅうり1本、大根おろし適量、すだち1個、塩少々、サラダ油適量、味噌200g、砂糖80g、酒80ccです。
サワラの両面に塩を振って20分ほど放置して水分を出し、臭みを除去します。サワラから水を出している間に、味噌床を作りましょう。ボウルに、味噌、砂糖、酒を入れてよく混ぜ合わせます。砂糖が溶けるまで混ぜると味噌のツヤが出るまで混ぜましょう。
洗って両端を切ったきゅうりをビニール袋に入れ、先ほど混ぜた西京風味噌を適量入れて、袋の上から味噌を移動させてきゅうり全体に行き渡らせます。大根やかぶ、にんじんでも美味しく仕上がりますよ。味噌を全体に行き渡らせたらビニール袋の空気を抜き、冷蔵庫で1日漬け込みましょう。
サワラの表面がしっとり汗をかいてきたら、キッチンペーパーでサワラ全体の水分を拭きます。西京風味噌をサワラの表面に薄く塗り、バットに並べてサワラにぴっちりとラップを張り付けて2日間冷蔵庫で寝かせましょう。
寝かせたサワラからは水分が出て味噌に臭みもあるので、サワラを優しく水洗いします。一緒に漬けたきゅうりも水で洗ってください。サワラときゅうりの水分をそれぞれキッチンペーパーで拭き取り、サワラを焼きます。
サワラを焼く方法は、魚焼きグリルやオーブンなど各家庭になるものを使用して構いません。今回笠原さんは、多くの家庭にあるフライパンを使用してサワラを焼きました。フライパンの表面に薄く油を引いて、火をつける前に表になる面を下にしてフライパンに並べましょう。
味噌漬けにしたサワラは非常に焦げやすいので、弱火と中火の間の火加減で焼きます。サワラの皮は、フライパンの側面に皮面を押し付けて焼くと、キレイな焼き目が付きやすいですよ。しっかりと焦げ目がついたら、ひっくり返します。全体の焼き時間は、約8分です。仕上げに、フライパンの火を消して蓋をして、2分ほど蒸しましょう。
サワラを蒸している間に、漬けたきゅうりを切ります。切り方は自由ですが、笠原さんはきゅうりを蛇腹切りにしてひと口サイズにカットしました。
お皿にサワラの西京焼き風を盛りつけ、大根おろしと1/4にカットしたすだち、先ほど切ったきゅうりを添えたら完成です。
この作り方ならできそう!視聴者歓喜の声
ハードルが高いように感じやす西京焼きですが、このやり方なら作れそうとの声が寄せられています。
- 「漬けたあと洗っちゃあいけないと思ってた」
- 「この西京漬けだったら出来そうです!」
- 「笠原さんの教え通り2日漬けて洗ってしっかり水気を拭き取り、グリルで焼きました。旅館で出てくるような美味しい味でした。」
- 「西京焼き大好きなのでとても嬉しいです!サワラは家の方では出回らないのでブリでやってみようと思います。」
- 「西京焼買うと高いけど、材料もシンプルで自分で作れるのうれしいです。」
サワラ以外のお魚でも美味しく漬けられるので、ぜひ旬の魚で試してみましょう。