目次
子どもの『ママがいい』いつまで続く?
我が子はかわいいけれど、少し距離ができただけで「ママがいい」と泣かれてしまうと、母親はなかなか気が休まらず疲弊してしまいます。子どもの「ママがいい」という時期は、生後半年を過ぎたころから3歳くらいまで続き、小学校入学に近づくにつれて徐々に収まる子が多いです。
子どもにとって母親は特別な存在であり、満たしてくれる存在なので、困ったときや寂しくなったときは本能的にママを求めます。とはいっても、子どもと離れなければならない事情ができたときや、入園してすぐのときなどは「ママがいい」と泣かれてしまうと困りますよね。
子どもが「ママがいい」といって泣いたときのための、シチュエーション別の対処方法をまとめました。
ママがいい!子どもが大泣きしたときのシチュエーション別の対処方法
子どもが「ママがいい」といって泣いてしまったときのシチュエーション別の対処方法は、以下のものがあります。
1.パパのところに行かない
子どもにありがちなのが、パパのところに行かないという現象。ここで注意したいのが、子どもは”パパが嫌い”なのではなく、”ママがいい”という心理状態になっているということです。ここで無理やりパパが子どもをママから引きはがしたり、ママがパパに子どもを押し付けるようなことをすると、子どもはパパに”嫌”という気持ちを抱きやすくなるので要注意!
こういった場合は、まずママがパパと仲良しであることを子どもに伝えましょう。ママと仲良しならばと、子どもが様子をうかがってパパの元に行きやすくなります。ママが子どもにお願いして、パパになにかを届けるなど、ちょっとしたおつかいなどを頼むのも有効です。
2.パパに子どもを預けたときに泣かれた
子どもの「ママがいい」期間、ずっとママが子どもと一緒にいるわけにはいきません。ママも美容院やなにかの手続き、次の子の妊娠などでの通院や冠婚葬祭の参列などもあります。こういったときはパパに子どもを預けることになりますが、子どもがママを求めて泣く可能性は高いです。
- ママが家を出て自分とパパ2人になったときや、ママと離れるときに大泣きする
- ママが居ないことに気が付き、急に寂しくなって泣くなど
ママは子どもと向き合う時間が長く、子どもの好き嫌いやなにがしたいかなどおおよその見当がつきやすいです。ママほど子どもと長い時間を共有していないパパの場合、子どもが今なにを求めているのかを瞬時に察知できないこともあるでしょう。
ママがいいと泣かれてしまったらお手上げで泣いている子どもを放置し、泣き疲れたら寝るだろうというスタンスは絶対NG。「ママがいい」という子どもの気持ちに寄り添い、受け止めつつ子どもの気がママから少しそれるような声掛けを行ってみてください。
3.登園で泣く
保育園や幼稚園に入園したら、子どもは初めてのことばかりで不安になりやすいです。他の子とのかかわりを持つ中で、嫌な思いをすることもあります。ママと一緒にいるときは経験することのない事ばかりで、登園時「ママがいい」と大泣きする子も多いです。
こういったときは、子どもを抱きしめ「お迎えくるからね」「お仕事行ってくるね」と告げ、保育士や担任教諭に子どもを託しましょう。いつまでも可哀想だからと園に居座るのはNG。子どもがいつまでもママから離れない原因につながります。
ママの姿が見えなくなったら、子どもは自然と自分の気持ちに区切りをつけて遊び始めることが多いです。保育士や教諭は保育のプロなので、子どもを任せて区切りを付けたら園から出ましょう。
まとめ
子どもの「ママがいい」という期間には、限りがあります。いつまで続くのかと気が重くなるかもしれませんが、過ぎてしまうとあっという間…。正しく対処し、子どもとの信頼関係を構築しつつ、成長を見守りましょう。