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定番だからさらに美味しく作りたい『生姜焼き』
生姜焼きは、家庭料理の定番です。だからこそ、美味しく作りたいですよね。しかし、実際作るとお肉が硬くなってしまったりと、なかなか納得できる仕上がりにならないという人も多いです。そこで注目なのが、伝説の家政婦・タサン志麻さんが発信している『生姜焼き』の作り方!
『生姜焼き』の材料は、豚ロース(しゃぶしゃぶ用の薄切り)500g、玉ねぎ2個、生姜好みの量、塩 胡椒、サラダ油大さじ2、醤油大さじ5〜6、みりん大さじ5〜6、砂糖大さじ2.5〜3、キャベツ1/4個、にんじん1本、キュウリ1本、好みでマヨネーズです。
千切りキャベツを作るとき、芯の厚い部分をそぎ切りにして、一緒にカットしましょう。薄くキャベツをカットしたいときは、肩や手に力を入れすぎず、包丁をほんの僅か左右どちらかに傾けて、キャベツが縦長になってきたら向きを変えて細かく切っていきましょう。
にんじんときゅうりはスライサーで千切りにして、大きなボウルに水を張って、千切りにした野菜をすべて入れましょう。汚れを落とすためにサッと洗い、全体が均一になるように混ぜ合わせたら野菜をザルに出してしっかり水気を切り、冷蔵庫に入れてシャキッとさせましょう。
玉ねぎは皮をむき、カットします。繊維に逆らって切ると形が残り食感を楽しめ、繊維に沿って切るとお肉に玉ねぎが絡みやすく仕上がりますよ。今回志麻さんは、繊維に逆らって玉ねぎを1.5cm幅くらいでカットしました。
サラダ油を引いたまだ火がついていないフライパンに切った玉ねぎを入れ、強火にかけます。じっくり炒めると甘みが出て全体的に重くなるので、今回はサッと炒めてフレッシュに仕上げましょう。玉ねぎの炒め方は、置いて焼き色を付けてひっくり返すよう意識しましょう。
玉ねぎ全体に焼き色が付き、表面に水分が出ていて、火が通り切っていないくらいの仕上がりになったらボウルを敷いたザルに玉ねぎを出します。
フライパンに再度油を引き、豚肉の水分を拭いてうまみを引き出すために少量の塩を振ります。コショウも振って、フライパンから煙が上がらない程度の強火で豚肉を焼きましょう。豚肉は広げて焼き、片面にしっかりと焼き色を付けてうまみを引き出します。もう片方の面はサッと火を通し、玉ねぎを入れたボウルの上に焼いた豚肉を乗せていきましょう。
豚肉が薄い場合は、ずっと強火だと焦げてしまうので、火加減はその都度調整してください。薄すぎないお肉を選ぶことも重要です。油が足りなくなってきたら、少し足すと焦げ防止になります。
味付けの比率は、醤油とみりんが2に対して砂糖が1くらいを意識しましょう。フライパンの温度が低いとみりんを入れてもアルコールが飛ばずフライパンにこびりついた旨味が焦げてしまうので、フライパンの温度が低い場合は再度火をつけて温度を上げてからみりんを入れます。
みりんを沸騰させつつ木べらなどでフライパンにこびりついた旨味を削ぎ取り、砂糖を入れてみりんとよく混ぜて溶かしましょう。最後に醤油を入れてサッと沸かすことで、醤油の香りを飛ばさずに済みますよ。火を止めとろみがついているのを確認し、味を見ておきます。刻んだ生姜を入れて再度火をつけ、沸騰させて生姜の香りを確認したら、玉ねぎと肉をフライパンに戻し入れます。
全体にタレが絡んで肉の味見をし、野菜と生姜焼きをお皿に盛り付け、好みでマヨネーズを添えたら完成です。タレがフライパンの底に溜まっているので、盛り付けるときはフライパンに底から生姜焼きを取り出して盛り付け、タレをかけて仕上げましょう。
志麻さんの優しさと丁寧さに寄せられた声
一般家庭でもおなじみの生姜焼きですが、志麻さんの作り方には美味しくなる工夫がたくさん!
- 「今まで義務(?)みたいな感じで作っていた料理が志麻さんの作る姿を見て楽しく出来るようになりました。」
- 「玉ねぎの焼き方とか、タレと和えた後、盛り付ける時にタレが下に溜まってるから…とか志麻さんの優しさと料理人の技術と両方感じられて、ますます大好きになりました」
- 「志麻さんの作り方を真似すると美味しいご飯が手際よくできて、家族もモリモリ食べてくれます。塩味は旨味なんですね。」
- 「志麻さんの生姜焼きが世界一です。素人でも、おばあちゃんでも、新米主婦でも頑張って真似して作れる、とても親切にして丁寧なお料理!」
- 「ちょっとしたことなんだけど、知らなかった情報が要所要所に教えてもらえて非常にうれしい!」
真似しやすくて、絶品に仕上がるという声が、非常にたくさん寄せられていました。