揚げ物で絶対“やってはいけない”NG行為8選!危険行為をチェック

揚げ物は人気の家庭料理ですが、調理ミスが事故や失敗の原因になることも。本記事では、揚げ物でやってはいけない8つの注意点を紹介します。火災リスクや廃油処理のポイントを押さえ、安全に美味しく揚げ物を楽しみましょう。

人気の揚げ物こそ、油断は禁物

エビフライやコロッケなどの揚げ物おかず

カラッと揚がった唐揚げやエビフライは、食卓の人気者です。特に、子どもや家族が喜ぶ料理のひとつとして、揚げ物を頻繁に作る方も多いでしょう。「揚げ物を出せば家族の食いつきがいい」と感じることもあるのではないでしょうか。

しかし、揚げ物は楽しい食卓を支える一方で、扱いを誤ると 火災や事故のリスクが高い料理 でもあります。調理中のちょっとした油断が、大きなトラブルにつながることも。火が上がる、油が飛び散る、食材が台無しになる…。そんな悲しい事態を防ぐためにも、 「揚げ物でやってはいけないこと」 をしっかり押さえておきましょう。

今回ご紹介するのは、 調理の失敗や事故を防ぐための8つの注意点 です。どれも日常の中で ついやってしまいがちな行動 ばかり。これを機に、自分の揚げ物のやり方を見直してみましょう。

揚げ物でやってはいけない8つのNG行為

牡蠣フライを揚げているところ

揚げ物は、コツさえ掴めば サクッと美味しく仕上がる 料理ですが、間違った方法で作ると 危険や失敗のもと になってしまいます。以下のNG行為は、 思わぬ事故や揚げ物の失敗を防ぐために特に注意すべきポイント です。

「やってしまった!」と後悔する前に、しっかり確認しておきましょう。

1. 揚げ物を調理しているときに目を離す

「ちょっと宅配便を受け取るだけ」「電話が鳴ったから少しの間だけ」と思って油から目を離してしまう…。これは、揚げ物調理の 最も危険な行為 のひとつです。

揚げ油は わずか数分で発火温度に達する ことがあり、コンロの火をつけたままその場を離れると、 火災のリスクが一気に高まります。実際に、毎年発生する家庭の火災の中には、 「天ぷら油の過熱」が原因となったもの も多く報告されています。

どうしてもその場を離れなければならないときは、 必ず火を止めることが鉄則 です。ほんの数秒のつもりでも、何が起こるかわかりません。大切な家族や自宅を守るためにも、揚げ物中は 絶対に目を離さない ことを心がけましょう。

2. 高温で油を加熱し続ける

「揚げるときは高温のほうがカラッと仕上がる」と思っていませんか? たしかに、適度な温度は大切ですが、 油を加熱しすぎるのは非常に危険 です。

一般的に揚げ物に適した油の温度は 160〜180℃ とされています。しかし、 200℃を超えると発火の危険が一気に高まる ことをご存じでしょうか? 油の温度が上がりすぎると、 煙が出始め、そのまま放置すると発火 してしまいます。

温度管理のコツとして、 油の温度計を使うのがベスト ですが、もし持っていない場合は パン粉や竹串を使った方法 もあります。

  • パン粉を少し落とし、 すぐに浮いてサラサラと広がる → 約180℃
  • 竹串を油に入れ、 細かい気泡が出る → 約170℃

また、 白い煙が出始めたら「もう危険」 のサインです。このときはすぐに火を止め、油の温度を下げるようにしましょう。安全に美味しい揚げ物を作るためにも、 適切な温度管理を徹底することが大切 です。

3. 冷凍食材をそのまま油に入れる

揚げ物の手軽さを求めて、冷凍食材をそのまま油に入れてしまうことはありませんか?実はこれ、 想像以上に危険な行為 なのです。

冷凍のまま揚げると、食材の表面に付着した 氷や水分が急激に蒸発 し、 勢いよく油が飛び散る ことがあります。特に冷凍餃子やポテト、エビフライなどは水分を多く含んでいるため、ハネやすく、 火傷のリスク も高まります。

また、冷凍食材を一気に投入すると、 油の温度が一気に下がり 、揚げ上がりがべちゃっとなりがちです。しっかりとカラッと揚げるためには、 食材の水気を拭き取り、半解凍にしてから油に入れるのがポイント です。冷凍食材を使う際は、 焦らず準備 を整えてから調理しましょう。

4. 食材に水分がついたまま入れる

冷凍食材に限らず、 食材の水分が油ハネの原因になる ことは意外と知られていません。例えば、 洗ったばかりの野菜や、お肉のドリップ(肉汁) などがついた状態で揚げ油に入れると、 ジュッと勢いよく油が飛び散る ことがあります。

特に水分の多いナスやキノコ類、しっかり水洗いした魚などは 要注意 です。揚げ物をする際は、キッチンペーパーなどで しっかり水気を拭き取ってから 油に入れましょう。

また、 濡れた手で揚げ物を扱うのも危険 です。手に付いた水が油に落ちると、一瞬で弾けて飛び散ります。揚げ物をする際は、 手を乾かしてから調理する ことを習慣にしましょう。

5. 一度に大量の食材を入れる

「効率よく揚げたいから、一気に入れてしまおう」そんな考えで食材を鍋に詰め込むと、 揚げ物は失敗しやすくなります。

鍋に大量の食材を入れると、 油の温度が急激に下がり 、衣がベチャッとしてしまいます。しっかり火を通したつもりでも、 中が生焼けになりやすくなる こともあります。

適度な油の温度を保つためには、 少しずつ揚げることが重要 です。目安としては、 鍋の表面積の半分ほどの量を入れるのがベスト。焦らず、余裕を持って揚げることで、カリッと美味しく仕上げることができます。

6. 油の量が少なすぎる状態で揚げる

「揚げ物の後片付けが面倒だから」「なるべく油を節約したい」そんな理由で 少ない油で揚げようとするのは危険 です。

油が少ないと、 温度の変化が激しくなり、焦げやすくなります。また、食材が部分的にしか油に浸からないため、 火の通りが均一にならずムラができる こともあります。

特にフライパンで少量の油を使って揚げる場合、 油が不足すると焦げ付きやすくなる ため注意が必要です。適切な油の量としては、 鍋の深さ1cm以上 を目安にしましょう。

少ない油で揚げ物をするなら、 こまめに油を足す ことも大切です。途中で油が足りなくなったら、一度火を弱めてから 少しずつ油を加える ようにしましょう。

7. 紙で廃油を吸収してゴミ袋にそのまま捨てる

ゴミ袋に入った家庭ごみ

揚げ物をした後、余った油をどう処理するか悩んだことはありませんか?「キッチンペーパーや新聞紙で吸い取って、そのままゴミ袋へ捨てる」という方法をとる人もいるかもしれません。しかし、この方法は 大変危険 です。

吸収させた油は、そのままゴミ袋の中で 自然発火する可能性 があります。特に夏場や、密閉されたゴミ袋の中では、油の熱がこもりやすく、 火がつく危険性が高まる のです。実際に、ゴミ収集車の中で油が引火し、火災になった事例も報告されています。

では、どう処理すれば安全なのでしょうか?以下の方法を実践することで、安心して廃油を処理できます。

  • 市販の廃油固め剤を使う(粉末を入れて固め、燃えるゴミへ)
  • 牛乳パックに新聞紙を詰め、そこに油を流し込み、しっかり封をする
  • ペットボトルに入れて密閉し、自治体のルールに従って処分する

正しい処理方法を知っておくことで、思わぬ事故を防ぐことができます。 「揚げ物を作った後が一番危ない」 という意識を持ち、安全な処理を心がけましょう。

8. 廃油をシンクに流す

廃油処理で 絶対にやってはいけない のが、「シンクに流す」という行為です。実はこれ、 環境にも排水管にも悪影響 を与える、とても危険な処理方法なのです。

油は水とは違い、冷えると固まりやすくなります。そのため、 排水管の内側にこびりつき、詰まりの原因になる ことがあります。最初は問題なく流れていても、 徐々に蓄積し、ある日突然詰まる ことも。修理が必要になれば、 高額な費用がかかる 可能性もあります。

さらに、油がそのまま下水に流れ込むと、 環境汚染の原因 になることもあります。家庭から流れた油が河川や海に流れ込むと、 水質汚染につながり、生態系にも影響を与える ことが指摘されています。

では、どのように処理すればよいのでしょうか?以下の方法が推奨されています。

  • 油を古布や新聞紙に吸わせて捨てる
  • 廃油処理剤で固める
  • 自治体の回収サービスを利用する(地域による)

シンクに流してしまえば楽かもしれませんが、後々大きなトラブルにつながる可能性があります。 面倒でも正しく処理することが、環境と家計の両方を守るポイント です。

安全に揚げ物を楽しむために

エビの天ぷらを揚げているところ

揚げ物は、家族が喜ぶ人気メニューですが、 油の取り扱いを誤ると危険を伴う料理 でもあります。ちょっとしたミスが 火災や事故につながること もあり、「気をつけていたつもり」が 思わぬトラブルを招く原因 になってしまうことも。

今回紹介した 「揚げ物でやってはいけないこと」 を改めて振り返り、安全な調理方法を意識することが大切です。

  • 調理中は絶対に目を離さない
  • 油の温度を適切に管理する
  • 水分や冷凍食材をそのまま入れない
  • 油の量をケチらず、適切な量を使う
  • 揚げ物の後の廃油処理も正しく行う

日々の調理の中で、 安全を最優先 にすることが、美味しく楽しい食卓を守る秘訣です。次回の揚げ物は、 しっかり注意を払って、安全に美味しく仕上げましょう!

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