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【岐阜】前町長が朝礼のため”始業5分前”出勤命じ、時間外労働と認定『対象者に3年分の手当支給』
岐阜県岐南町は、前町長・小島英雄氏の指示による勤務開始5分前の出勤が時間外労働に該当すると認定し、3年間分の手当や報酬約1092万円を職員らに支給すると発表しました。28日開会の町議会定例会で補正予算案を提出する予定です。
町役場の勤務時間は午前8時30分からですが、小島前町長は2021年2月26日に朝礼のため8時25分の出勤を指示。それに従い、2021年3月1日から2024年3月5日までの間、職員らは始業5分前に出勤していました。
手当支給の対象者は、庁舎内で勤務していた職員111人と、会計年度任用職員35人の計146人で、退職者も含まれます。2023年12月に職員から公平委員会に措置要求があり、2024年1月に時間外勤務手当の支払いが勧告されました。
この記事に寄せられたネットの声
- 「私の勤めていた会社は8時半始業だが、8時には出社を求められ、掃除をさせられた。」
- 「そこまで管理しなさいとなるなら、町もタバコ休憩やらもデシタル化によって分刻みで勤怠管理していくしかないですかね。」
- 「世間の企業では5分前どころか10分前、30分前出勤が刊行されている企業が無数にある。」
- 「今回は町長の指示っていうところがポイントだったんだろうけど、一方で官民問わず、始業と同時に出勤する人の方が少ないと思うで、難しい問題ですね。」
- 「業務の一環としての出勤時間指定なら時間外が付くのは当然。 これをきっちりとやらないところも多い。というか、大半ではある。」
始業時間前に職場に入っている仕事は、非常に多いのが現状です。前残業代はつかず、サービス残業になる業種が多数との声が上がっていました。