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石破総理 過去最高税収も「国民にお返しする状況にない」と発言し話題に
石破茂首相の国会での発言が、ネット上で議論を呼んでいます。首相は3日の衆院予算委員会で「国民のみなさまに税収増分をお返しできるような状況ではない」と述べましたが、この発言は2024年度の税収と相反するとして、注目を集めています。
2024年の税収は過去最高の73.4兆円を見込んでおり、5年連続の税収増となる模様です。この状況下で石破首相は「法人税収は企業の業績が絶好調で伸びているが、所得税については高額所得者の税収は増えているものの、税金を納められない方もたくさんおられる」と説明。「消費税は物価上昇と平行するためあまり伸びていない」として、税収増分の還元には否定的な見解を示しました。
この発言は、国民民主党が提案している「年収103万円の壁」を178万円に引き上げる案への回答の中で出されたものです。浅野哲衆院議員は「高額所得者の方は納められているが、生活が苦しい方、低所得者の方はなかなか納められない。政府の役割は再分配だ」と反論しています。
一方、政府は税収増の使途として、物価高に負けない賃上げ継続に向けた経済対策を計画しており、総合経済対策では財政支出を21.9兆円とすることを決定。新規国債発行は6兆円台半ばに抑える方針です。
この話題に寄せられたネットの声
「政府与党は日本国民がどうなろうが、知った事ではない!と言いきったに等しい」
「とうとう本音を言っちゃったね」
「国会議員は2000万円の控除と同等の金を受け取ってるのにな」
「そんな状況の中、議員と官僚は給料が出ているのでしょうか?」
「買い物等に行くことが無い証拠」
「過去最高税収なのに一体何に財源を使っているのでしょうか?」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。