年末年始に多くなると言われている『事故』6選…必ず意識すべきトラブルの原因とは?

年末年始は様々な場所が賑わったり、忙しい日々を送る人が多いでしょう。そんな年末年始にはある特定の事故が発生しやすいと言われています。今回は、年末年始に多くなると言われている『事故』や必ず意識すべきトラブルの原因・予防法を改めて確認しておきましょう。

年末年始は楽しい反面、トラブルも多発しやすい時期

年末年始は多くの場所が人で混雑していて賑わいを見せます。明くる年を迎えるために、ご家庭でせっせと準備する方も多いでしょう。

しかし、そんな賑やかで家族団欒を楽しむ年末年始では、年末年始ならではの特徴的な事故が毎年数多く報告されていることをご存知ですか。

年末年始の賑わいムードに浮かれ過ぎていると、注意力が足りずに怪我や大事故に発展する危険性もあるので、普段以上に慎重な行動を心がけましょう。

要注意!年末年始に多くなると言われている『事故』6選

年末年始にはどのような事故が起こりやすい傾向にあるのでしょうか。ここでは、年末年始に多くなると言われている『事故』や、主なトラブルの原因を解説します。

1.交通量の増加に伴う交通事故

年末年始には、ショッピングモールや行楽施設、さらに実家帰省など、様々な楽しみ方をするご家族が増えます。そのため、車の交通量も普段より膨大になりやすく、それゆえに交通事故の発生件数も増加傾向に。

渋滞なども起こりやすく、衝突事故や運転操作ミスによる交通事故を起こしやすい時期なので、普段以上に運転に細心の注意を払って走行しましょう。

2.大掃除や片付けの最中の転倒・転落事故

年末は大掃除や家の片付けを行うご家庭も多いでしょう。その際、階段を踏み外して転落してしまったり、重いものを持った状態で転倒してしまう事故が発生しています。

特にご高齢の方がいるご家庭では、転落や転倒による事故が起こりやすいので、階段を昇り降りする際や重いものを持って移動する際は、慎重に行動してください。少しでも無理を感じたら、他の人に手伝ってもらいましょう。

3.暖房器具による火災

冬場である年末年始は、大半のご家庭で暖房器具が使われます。そのため、乾燥による火災や暖房器具の誤った使用によって火災事故の発生件数が一気に増加する時期でもあるのです。

特に、家族が集まり在宅時間が増える年末年始は、暖房器具による火災が急増します。あらためて暖房器具の正しい使い方や注意点を確認し、火災の原因となる使い方(燃えやすいものを近くに置く、コンセント穴が汚れている、タコ足配線など)は改善してください。

4.お餅を喉に詰まらせる窒息事故

毎年必ずニュースとして耳に飛び込んでくるのがお餅による窒息事故です。ご高齢の方はもちろん、若い方でもよく噛まずに飲み込んでしまったため、あわや大惨事に発展しかねない窒息事故を起こしてしまう人もいます。

お餅は喉に詰まらない程度の大きさに切って口に入れたり、お餅を食べる際に一緒に水やお茶を飲んで食道を通りやすくするなど、窒息しないように細心の注意を払ってください。

5.混雑した場所での怪我や圧迫事故

年末年始になると、普段賑わいを見せている場所はさらに混雑する傾向にあります。そのため、以上なほどの密集率の高さに転倒事故や圧迫による事故などが発生することも。

また、ショッピングモールなどの人が多く行き交う場所では、お子様やご高齢の方が階段やエスカレーターで急いだ際に転倒や落下する事故が増加します。ご家族で買い物に出かける際は、特にお子様やご高齢の方の安全を考慮し、なるべく混雑していない場所を選んで行動しましょう。

6.寒暖差によるヒートショック

寒い時期特有のヒートショック現象も非常に恐ろしい事故に発展します。特にお風呂場は、寒暖差が広がりやすいため、寒い浴室で体を洗った後に、熱い湯船に一気に浸かったことでヒートショックを起こしてしまう事故も多く見受けられます。

ヒートショックはその名の通り、心臓に急激な負担がかかる症状です。最悪の場合、急死してしまう事例も少なくないので、お風呂に入る際はなるべく温度差が生まれないように暖房器具を使ったり、かけ湯をするなどの工夫を取り入れましょう。

年末年始は浮かれ過ぎに注意!慎重な行動を心がけて

年末年始は一箇所に人が集まり混雑したり、食べ物や温度差により年末年始特有の怪我や事故が増える時期です。普段以上に慎重な行動を心がけて、新年を安全に過ごせるよう細心の注意を払いましょう。

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