お風呂場や排水口に現れる『赤いヌメリ』の正体とは？取り除く方法や予防対策とは

2025/1/9 2025/1/9 気になる

お風呂場や台所など、基本的に水を扱う場所に見られやすい赤いヌメリ。俗にいうピンクカビと呼ばれるものですが、実はこの赤いヌメリはカビではなく酵母菌の一種なのです。放置するのはよくないので、効率よく除去する方法を把握しておきましょう。赤いヌメリの発生を抑えるための手段も、紹介しています。

お風呂場や排水口に現れる『赤いヌメリ』の正体とは？

お風呂場や排水口など、水を扱う場所でよく見る赤いヌメリ。俗にいう『ピンクカビ』と呼ばれているもので、放置してしまうと黒カビを呼ぶ可能性が高いものです。ピンクカビはカビではなく、『ロドトルラ』と呼ばれる酵母の一種でカビよりも早く繁殖して広まる特徴を持っています。

『赤いヌメリ』の除去方法は、以下のものがあります。

除菌効果を含んでる洗剤は、いろいろな種類があります。洗剤選びをするときは、どこに使用したい洗剤なのかを確認することが重要です。お風呂ならお風呂場専用洗剤、台所ならキッチン専用洗剤を使用しましょう。専用洗剤を使用することで、より効率よく赤いヌメリを落としやすくなります。

洗剤に書かれている使用方法を実践し、赤いヌメリを除去しましょう。

消毒用のエタノールを赤いヌメリに吹きかけることで、酵母にある膜を破壊できます。そのため、非常に効率よく赤いヌメリを除去できますよ。

消毒用エタノールはそこまで高額ではないので、持っておくと便利です。

重曹は100均でも購入できる、とても便利なお掃除アイテムです。アルカリ性の重曹は、酸性の赤いヌメリに非常に有効！重曹を水で溶いてペースト状にしておき、赤いヌメリに塗り付けて数分置きます。そのスポンジなどでこすり落とせば、キレイに赤いヌメリが除去できます。

塩素系漂白剤は、非常に強い効果を持っているので、頑固な赤いヌメリも除去できます。しかし、強い成分を含んでいるからこそ、取扱時は窓を開けて換気し、手袋とメガネを装着して使用せねばなりません。また、ほかの洗剤と混じると有毒ガスが発生することがあるので、扱いには注意しましょう。

使い方は、赤いヌメリに直接吹きかけて20～30分放置し、こすり洗いをすればOKです。

赤いヌメリの発生を防ぐためには、以下の方法が有効です。

赤いヌメリの発生条件を除去することが重要なので、まずは毎日の換気を習慣にしましょう。お風呂を使ったあとは全体に冷水をかけるというひと手間も、非常に重要です。

赤いヌメリは、すぐに発生し広がってしまいます。厄介な状況を招かないためにも、効率よく除去する手段を身に着けておきましょう。