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車検は受ければ通るわけではない
車検は、車に異常がないかを確認するだけではありません。公道を走っても問題ない状態かを確認するので、車検を受けても通らない車も当然出てきます。どのような状態になっている車は、車検を通らないかもしれないのかを、しっかりと把握しておきましょう。
車検に通らないかもしれない車の特徴5選
車検を通らない車とは、以下のような特徴があることが多いです。
1.タイヤが劣化している
タイヤが以下のような状態になっている場合、車検を通らない可能性があります。
- ひび割れができている
- 溝が浅くなっている・なくなっている
- 傷だらけになっている
車を走行させるうえで、タイヤは非常に重要な役割を担っている部分です。タイヤの状態が悪いと、パンクなどのトラブルが起きやすく、ブレーキが効きにくくなるため事故を起こす確率も上がって非常に危険!
2.車体になんらかの故障や不具合がみられる
車体になんらかの不具合がある場合も、車検をクリアすることはできません。
- オイル漏れ
- ヘッドライトのひび割れ・過度な黄ばみ
- マフラーやフレームのひどい錆、破損など
走行するとき、故障や周囲の車に迷惑をかけてしまう恐れがある状態と判断される状態の車は、車検を通過できません。修繕作業が先です。
3.クラクションが正常に動かない
車を運転する上で、クラクションの稼働は必須!危険を知らせるものであり、自分の位置を周囲の人や車に教える手段にもなるものなので、クラクションの音が鳴らないといった異常事態が発生している場合は車検を通過できません。
また、クラクションには細かな基準が設けられています。改造によって音色が変えられている場合は、車検を通過できない可能性もあるので、その点はしっかりと把握しておきましょう。
4.規定を超える改造を施している
車の改造をするとき、細かに定められている規定を超える改造を施している場合は、車検を通過できません。バレないだろうと思っているかもしれませんが、細かな規定を確認するのも車検を受けるときにはしっかりと計測されます。車体の重さなども計量されるため、オーバーしている場合は車検を通過できません。
5.発煙筒がない
発煙筒を使うことはほとんどないものの、車載義務があるので搭載していない場合は車検を通過できません。車に乗せる発煙筒にも規定があるので、規定外のものを乗せていても車検で引っかかってしまいます。
車検をクリアするために日頃から注意すべきこと
車検をクリアするために日頃から確認しておきたい注意点は、以下の通りです。
- タイヤの状態の確認…溝の有無や傷ができてないか
- 車体の劣化が著しくないかを確認する
- 異音や異臭などがある場合、なんらかの異変を感じる場合は、放置せず修理に出す
- 信頼できるお店に頼んで、規定内で改造してもらう
- 発煙筒の有無を確認する
タイヤに関しては、スタンドで空気圧を見てもらうときに状態の確認をしてもらうことも視野に入れておきましょう。小さな変化を感じ、なにかおかしいと確信を持ったときは、できるだけ早くディーラーなどに問い合わせて様子を見てもらいましょう。
まとめ
車検を通らないと、車を運転できません。車検を通過するためにも、普段から確認できる注意点を把握しておきましょう。