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お刺身は鮮度が命!傷んでいるお刺身は中毒の危険も…
お刺身は生鮮食品の中でも特に鮮度が大事な食品です。基本的には加工された当日に食べ切ることが推奨されており、時間が経過するごとに品質が著しく劣化していきます。
スーパーに並んでいるお刺身を購入する際、なるべく鮮度が良いものを、とお刺身を見極めて選んでいる方が多いでしょう。しかし、正しい見極め方がわからず、なんとなく自分の勘を信じて選んでいませんか。
もしも誤った知識でお刺身を選んでいると、すでに傷み始めているお刺身を選んでしまい、最悪の場合、食中毒症状を招く恐れもあるので注意しましょう。
『傷んでいるお刺身』を見極める5つのコツ
スーパーに並んでいるお刺身の中で傷んでいるものを避けるためには、以下の特徴を持つお刺身は買わないようにしましょう。
1.他のお刺身より茶色くくすんでいる
他のお刺身よりも全体的に色がくすんで見えるお刺身は、傷み始めている可能性が高いでしょう。加工日が当日であっても、季節や陳列されている環境によって、早めに傷み始めてしまうこともあります。
他のお刺身と比べたときに「茶色っぽい」「黒ずんで見える」などの違和感を覚えた場合は、別のお刺身を選ぶようにしましょう。
2.ぬめり気があるように見える
鮮度の良いお刺身は水分がしっかり含まれていてツヤがあります。しかし、ツヤとは違い、ぬめり気があるように見える場合は、かなり傷んでしまっている可能性が高いので選ぶべきではありません。
お刺身からぬめり気が出ているのは、細菌が繁殖していることが主な原因です。食べてしまうと食中毒の危険性も高まるので注意してください。
3.ドリップがたくさん出ている
スーパーに並んでいるお刺身を見ているとき、お刺身の下に敷かれた白いシートにピンク色の汁が染み込んでいることはありませんか。これは「ドリップ」といわれるもので、魚から出るさまざまな成分を含む赤い液体です。
ドリップはお刺身の鮮度が失われていくに従って漏れ出てくるため、すでにドリップがたくさん出ているお刺身は、鮮度が低く傷んでいる可能性があります。
4.表面がざらつきツヤがない
他のお刺身と比べて、表面がざらついているような状態で、全体的にツヤがないお刺身は、鮮度が悪く、傷んでいる可能性があるでしょう。
並んでいる時点で鮮度に問題がなくとも、家に持ち帰る頃には傷み始めている可能性があるので、なるべくみずみずしくツヤのあるお刺身を選ぶべきです。
5.記載されている加工日が当日ではない
お刺身は鮮度が重要なので、加工された日に購入し、その日のうちに食べ切るのが最も安全においしく食べられます。お刺身を選ぶ際は、パッケージに記載されている加工日を確認し、その日に加工されているかどうか確認してください。
加工日が前日であっても、上記で紹介した特徴がみられない場合は問題なく食べられますが、なるべく鮮度の良いものを選んだほうがお刺身をおいしく味わえますし、家に持ち帰るまでに傷むリスクも低いでしょう。
スーパーでお役立ち!新鮮なお刺身にみられる特徴
スーパーに陳列されているお刺身の中から、特に新鮮なお刺身を選ぶためには、以下の特徴があるかチェックしてみてください。
- 加工日が購入日当日、あるいは最も近いもの
- 色鮮やかでツヤがあるもの
- お刺身からドリップが出ていないもの
- マグロは中心部分に向かってグラデーションがあるものを選ぶ
- サーモンは白い筋がしっかり入っているものを選ぶ
- 表面に斑点が出ているものはなるべく避ける
これらのポイントを確認し、なるべく多く当てはまるお刺身を見極めることで、鮮度の良いお刺身を選ぶことができますよ!
スーパーでお刺身を選ぶ際は鮮度をしっかり見極めて
スーパーでお刺身を選ぶ際は、鮮度の良いもの、反対に鮮度の悪いものを見極めることが大切です。家に買って帰った後もおいしく安全に食べられるように、なるべく鮮度の良いお刺身を選び抜きましょう。