『隠れナルシスト』な人の特徴5選…堂々としたナルシストとの違いは?

初対面では気付かなかったけれど、付き合っていくうちに相手が『隠れナルシスト』だと気付くことはありませんか。付き合い方にもコツが必要なので、相手が隠れナルシストの場合は聞き上手になることが重要!今回は『隠れナルシスト』な人の特徴を紹介します。

性格傾向で使われる『ナルシスト』とは?

人の性格を表すとき、時に『ナルシスト』という単語が使われます。ナルシストとは、ギリシャ神話に登場する自分のことを愛する少年・ナルキッソスが語源になっていると伝わっており、性格において自分のことを深く愛し、自分に陶酔していることを表す言葉です。

ナルシストと言われる人の典型的な特徴として、目立ちたがる様子や自分に対して過剰なまでの自信を持っていること、さらに自分の外見を必要以上にチェックする姿などが見られます。

しかし、実はパッと見ではわからない『隠れナルシスト』と呼ばれる人たちが多くいることをご存知でしょうか。今回は、一般的なナルシストではなく、隠れナルシストの特徴を見ていきましょう。

『隠れナルシスト』な人の特徴5選

一般的なナルシストではなく『隠れナルシスト』と言われる人たちは、どのような特徴を持つのでしょうか。また、堂々としている一般的なナルシストとは、どのように違うのかチェックしてみましょう。

1.自分に対する自己評価は高い

ナルシストな人は、自分に対して過剰なまでの自信や高い評価を持ちます。この点は隠れナルシストも同様です。自分に対する自己評価は非常に高く、自分に対して根拠のない自信を持っている人が多く見受けられます。

しかし、堂々としたナルシストとの違いは、自己評価の高さが悪い方向へと動いてしまうことです。自己評価の高さから、周りが自分の魅力に気づいてくれないことに対し、歪んだ不満を抱くことも少なくありません。

2.他人からの批判に弱い

堂々としたナルシストは、他人から批判されたり揶揄われたりしても、堂々と受け止めて自分の糧にします。しかし、隠れナルシストは、自己評価は高いのにメンタル面は弱いため、他人からの批判に弱い傾向が見られます。

自分の良い部分が認めてほしいのに、他人からの批判が怖いという両面を持っているため、現状の自分に対する周りの評価に対して、より不満が募ってしまいがちです。

3.基本的にネガティブな思考を持つ

上記で紹介した2つの特徴を見ても分かる通り、隠れナルシストは基本的にネガティブな思考へと移りがちです。堂々としたナルシストは、基本的に物事をポジティブに捉えるので、この点が大きく違います。

例えば、多くの人がいる場所で周りが自分に否定的な視線を向けているのではないかと錯覚したり、他人の言葉に過剰に反応し、ネガティブな意見を聞くと「自分が批判されているのでは」と勘違いしがちです。

4.周りに責任転嫁して向上心を持たない

隠れナルシストはネガティブ思考が強いという話をしましたが、今の自分への周りの評価などに対して不満を抱くネガティブさも持ち合わせています。

その上、なぜ自分が認めてもらえないのか、その理由を正しく考えようともせず、「周りが気づかないのが悪い」「こんなに頑張っているのにどうして…」と、心の中で周りに責任転嫁してしまうのです。

周りが悪いと責任転嫁してばかりで、自分から行動したり認めてもらうための努力をしたりしないため、向上心がない点も堂々としたナルシストとの違いでしょう。

5.他人に興味を示さず一人で行動することも多い

ナルシストは、自分のことが大好きなので、基本的に自分中心の考え方をする人が多いです。しかし、堂々としたナルシストは、他人に認められるために周りのことも知ろうとするため、大勢と付き合う傾向にあります。

一方、隠れナルシストは周りのことに興味を示さず、周りに理解してもらえないことにストレスを感じているため、一人で行動する傾向にあります。

隠れナルシストな人と上手く付き合うコツは?

隠れナルシストな人は、自分に対して過剰なまでの自信を持ちながら、精神的に弱いという側面も持ち合わせています。そのため、上手に付き合うためには以下のポイントを心がけながら接しましょう。

  • 相手のことや意見を真っ向から否定しない
  • 共感しながら「すごいね」「さすが」と褒め言葉を入れる
  • ストレスを感じる場合は深入りせずに広く浅く付き合う

相手の自己中心的な言動や自信過剰とも言える会話には、聞いている側も疲れてしまうこともあるでしょう。その場合は、深入りせずに広く浅い付き合いにとどめることをおすすめします。

隠れナルシストを肯定しつつストレスのない範囲で付き合おう

隠れナルシストは、自己評価が高いのにメンタルが弱いという二面性を持っています。付き合い方を間違えると仲違いにつながりやすいので、相手を肯定しつつ、こちらもストレスのない範囲で付き合うのがポイントです。

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