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初めてのスマホを子どもに持たせる前に!しっかりとルール決めしよう
昨今では、子どもが初めてスマホを手にする年齢が若年化しています。だからこそ、子どもが初めてのスマホを手にする前に、親子でスマホの使い方に関するルールを決めておかねばなりません。子どもを犯罪の魔の手から守り、無意識の課金などを未然に防ぎましょう。
子どもにスマホを持たせる前にすべきルール決めとは
子どもにスマホを持たせる前に決めておきたいルールとは、以下のものがあります。
1.時間を決めて使用する
スマホの使用時間を制限しておかないと、以下のようなことが起きる可能性があります。
- スマホの使い過ぎによる、視力低下
- スマホが手元にないと不安になる、スマホ依存
- ダラダラスマホを使用し、マナーやモラルに反する使用方法をする…人は話しているときや食事中など
- メリハリがつかず、学業がおろそかになるなど
中でも注意すべきなのが、スマホ依存です。子どもだからこそ依存しやすく、一度ハマると改善までにかなり長い時間がかかります。
2.使用する場所や条件を定めておく
スマホを使用する場所や条件を定めておかねば、子どもだけでなく親もとんでもない被害に遭うかもしれません。
- 野外などでスマホを長時間使用し、利用料が高額になる
- 冠婚葬祭や学校の授業中など、どんな場所でもスマホを使用する
- 勉学ややらねばならないことが、おろそかになってしまうなど
友達と一緒に野外でスマホを長時間使用すると、通信料がかさむため請求額が高額になることがあります。
3.SNSの使用方法を決める
SNSは、犯罪の温床になっているということを、忘れてはいけません。
- 闇バイトなど、高額収入をうたった犯罪に加担してしまう
- 出会いを求める異性に翻弄され、被害に遭う
- いわれのない誹謗中傷を受けて、傷つくなど
SNSのすべてが悪いわけではありませんが、子どもだからこそ判断を見誤ってしまうことがあります。
4.連絡できる相手を親が把握しておく
子どものスマホに入れている連絡先は、親がしっかりと把握しておくべきです。
- 子どもの友達…相手の子とも面識がある
- 子どもの親や祖父母
- 部活関連など
自分の連絡先は、個人情報であることをしっかりと伝えましょう。
5.なにかあったら必ずすぐに親に相談する
スマホを持つと、無料通信アプリなどのチャットやSNSで、誹謗中傷などに遭うことがあります。昨今はネットいじめという言葉もあるので、SNSやアプリ内でのやり取りは親が目を光らせておかねばなりません。
子どもが困った事態にならないよう、なにかあったらすぐに相談する約束を取り付けておくのが有効です。
ルールを決めるときの注意点
子どものスマホについてのルール決めをするときあ、以下の点に注意しましょう。
- 子どもと話し合いをして、双方が納得するルールを決める
- 使用可能なアプリ・使用時間・利用場所などの条件を話しあう
- 課金をどうすべきか
- 約束を破ったとき、どうすべきかなど
子どもとのルール決めは、親が一方的に出した条件を子どもに押し付けるのではありません。親が出した条件を子どもに押し付けると、子どもがルールを守らなくなることがあります。それを避け、自分で決めたルールだと責任感を持つためにも、子どもと一緒にルールを決めましょう。
まとめ
子どもが初めてスマホを持つ前に、親子でしっかりとスマホの使い方に関するルールを決めておきましょう。理不尽なルール決めは避け、子どもと一緒に使い方に関するルールを決めてくださいね。