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子どもが勉強しない…どうして?
親としては、子どもが勉強しないと心配になりますよね。子どもが勉強嫌いになる原因は、以下のものがあります。
- 勉強内容が難しくて、ついていけていない
- 他人との比較による劣等感や不快感
- 口うるさく言われたり、強制された
勉強に対する印象が悪くなり、嫌悪感を抱いてしまうと、勉強から距離を取りやすくなります。
子どもの『勉強嫌い』が加速するNGワード4選
子どもの勉強嫌いを加速さえるNGワードは、以下のものがあります。
1.勉強するよう急かす
勉強するよう急かすようなことを言うと、子どものやる気をそぎます。
- 「宿題やったの?」と何度もしつこく聞く
- 「勉強しなさい」と遊んでいるときすぐに言う
- 「早くやりなさい」と宿題や勉強を急かす
片付けなければならないものに対して早めに取り掛かるのは非常によいことであり、大人になれば仕事が遅いのは周囲からの信頼や信用に関わります。しかし、子どもの宿題や勉強は、子どもが取り掛かるタイミングを見計らって行うことができるものです。
2.子どもが勉強に関して話しているときの反応が薄い
子どもが勉強しているのに、親が環境を整えないのはよくありません。
- 子どもの勉強中、スマホいじりやテレビ視聴、動画視聴をしていて無関心
- 子どもの勉強に関する話を聞いても「ふーん」「へー」など反応が薄い
- 子どものテストの点を見ても、特に子どもを褒めないなど
子どもの勉強に関して大人の反応が薄いと、勉強はしなくていいものと思いやすいです。頑張ったのに褒めてもらえないと張り合いがないので、勉強しなくなる原因につながります。
3.子どもの学力を他人と比較する
子どもの学力を他人と比較し、子どもが劣っているような発言をするのはよくありません。
- 「○○ちゃん(くん)はできてるのに」
- 「ママやパパが同じ年の頃は、もっとできてた」
- 「○○(親戚の子など)は有名な学校にいったのに、あなたは無理そうね」など
子どもを知っている人と比較することで子どもに危機感を持たせたいのかもしれませんが、子どもが持つのは危機感ではなく嫌悪感です。比較対象になった相手に対して子どもが持つ印象が悪くなるので、子どもの人間関係に亀裂を入れることになるかもしれません。
4.子どもの勉強内容を軽視する
子どもの勉強内容を軽視するような発言は、控えるべきです。
- 「こんなの簡単でしょ」
- 「なんでこれができないの?」
- 「先生の話を聞いていないからでしょ」など
子どもの勉強内容は、年齢に応じたものを学校で教えています。年齢に合った勉強内容なので、それを軽視するような発言はよくありません。
子どもの勉強嫌いの解決策とは
子どもの勉強嫌いを解決するための対策は、以下のものがあります。
- 子どもが勉強しやすい環境を整える…テレビを消してスマホいじりをやめ、子どもと一緒に勉強したり読書をする
- 子どもの勉強に対して、興味や関心を持つ
- 子どもと一緒に問題の解決方法などを探す
- 子どものテストを見て、できているところを褒める
子どもにとって勉強は、苦痛になる可能性が高いのが現状です。子どもの気持ちや意見に寄り添い、可能な限り無理強いなどを避けて気持ちよく勉強に取り組めるよう環境を整えましょう。
まとめ
子どもが勉強嫌いになってしまう原因は、いろいろなものがあります。それぞれの原因にコミットした対策を立てて、できるだけ子どもが無理なく勉強に取り組めるよう配慮しましょう。