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電子レンジの中にある頑固汚れの原因
電子レンジの中に頑固な汚れがついてしまうと、掃除が大変ですよね。まずは、電子レンジ内に残りやすい汚れの種類を知っておきましょう。
- 食材汚れ…吹きこぼしの汁・飛び散った油分など
- 水分による水垢
- 食材汚れを長期間放置したことでできる、焦げ付き
これらの汚れは、すべて放置厳禁です。放置してしまうと、いつの間にか頑固汚れになってしまい、除去に時間と手間がかかります。
電子レンジの汚れがどうしても落ちないときに試したい『5つの掃除方法』
電子レンジ内部できた頑固汚れがどうしても落ちないときの掃除方法は、以下のものがあります。
1.重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水をしみこませた布巾を、レンジでチンする
まだ汚れがこびりついて長期間時間が経っていない場合は、重曹水を使った方法がおすすめです。ある程度時間が経っていて、重曹水では思うように汚れが除去できなかった場合は、セスキ炭酸ソーダ水を使いましょう。使い方は同じなので、ぜひチェックしてみてください。
- 水200mlに重曹またはセスキ炭酸ソーダを小さじ3~4を混ぜ、しっかりと溶かす
- 電子レンジを600wに設置し、先ほどの水を耐熱容器に入れて2~3分ほど加熱する
- 加熱を約20分ほど放置して、水蒸気を電子レンジ内に充満させる
- 加熱に使用した水をふきんに浸みこませて、電子レンジ内を拭く
- 成分が残らないよう、乾拭きする
最後の乾拭きは、つい忘れてしまいがち。電子レンジは食べ物を扱う場所なので、その部分をしっかりと考慮して、掃除を行いましょう。
2.メラミンスポンジでこする
どうしても汚れが落ちない場合は、メラミンスポンジを水でぬらして汚れをこすり落としましょう。メラミンスポンジは研磨剤が入っているので、力任せにこすってしまうと電子レンジ内に傷をつけてしまう可能性があります。こすり洗いするときは、力を入れすぎないよう注意しましょう。
3.クエン酸水を使って落とす
水垢汚れには、クエン酸が非常に有効です。
- 水100mlに対しクエン酸を小さじ1~2入れて、よく溶かす
- 600wで2~3分ほど加熱し、加熱後は10分ほど放置
- 加熱したクエン酸水をふきんにつけて、電子レンジ内を拭き掃除
- 成分が残らないよう、乾拭き
重曹やセスキ炭酸ソーダ水のときよりも加熱時間と放置時間が短めなので、気軽に実践できます。
4.中性洗剤をしみこませた布巾を使う
油汚れが気になっているときは、自宅でいつも使用している中性洗剤を使用しましょう。
- 水に中性洗剤を溶かして、ふきんに浸みこませて軽く絞る
- ふきんを電子レンジに入れて、600wで1分ほど加熱
- 最初に作った洗剤水をふきんに再度浸みこませて、電子レンジ内を拭く
- 乾拭きする
中性洗剤は特別用意しなくてもすぐに使用できるので、すぐに実践可能です。
5.使い古しの歯ブラシと歯磨き粉でこする
頑固な焦げ付き汚れには、歯ブラシと歯磨き粉を使用しましょう。使い古しの歯ブラシに歯磨き粉をつけて優しくこすり洗いすると、歯磨き粉の研磨作用で焦げ付き汚れが落ちやすくなります。
電子レンジ内の汚れを放置すると、どうなるの?
電子レンジ内にある汚れを放置すると、以下のことが起きやすくなります。
- ぼやや発火
- 電子レンジの故障
汚れが付着する場所が悪いと、発火する可能性があります。電子レンジは食材を加熱するものなので、発火リスク高くなります。
まとめ
電子レンジ内の汚れを放置すると、発火などを起こす可能性があります。それを避けるためにも、頑固汚れをしっかりと除去しましょう。