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賞味期限が切れた食べ物は、そのまま捨てるしかない?
賞味期限が切れてしまった食べ物を、そのまま捨ててしまうのはもったいない行動です。賞味期限の食材は、どうすべきでしょうか?誰でも試せる生活術を身につけ、フードロス削減に取り組みましょう。
賞味期限切れの食べ物を有効活用する2つの生活術
賞味期限切れの食べ物を有効活用する生活術は、以下のものがあります。
1.食べられる状態のものは、早めに消費する
賞味期限は、美味しく食べられる期間を表しています。消費期限と異なり、期限が過ぎても食べられる状態であることが多いです。そのため、賞味期限が切れたからといってそのまま捨ててしまうのはよくありません。
- 開封しているか…未開封の場合は劣化が進みにくいので、食べられることが多い
- 保存していた環境は適切だったか…保存環境によって、食材の劣化の度合いが大きく左右される
- 缶詰や袋に破損がないか…缶詰や袋の破損は、劣化を招く原因
- カビや異臭などの異常が発生していないか…異臭や異変があるものは、食べられない状態になっている可能性が高い
上記のようなことを確認し、食材そのものに全く問題がなければ、通常通り調理できます。お菓子であれば、袋から出して食べることが可能です。缶詰も同様で、食べ物に異常がなければ食べられます。
消費期限を過ぎているものや、賞味期限内でも劣化しているものは食べるのは危険です。食べ物が劣化しているのであれば、無理に食べずに破棄しましょう。
2.地域で回収事業を展開している場合は問い合わせてみる
地域によっては、賞味期限切れの食べ物を回収している自治体や業者があるので、住んでいる地域の自治体などを検索してみましょう。回収した食べ物は、加工して家畜のえさなどになることが多いです。大前提として、未開封で劣化していないものを提出してください。
賞味期限切れの食べ物をフードバンクに寄付することはできる?
フードバンクを利用する人は、生活困窮者であることが大半です。人の口に入るため、フードバンクでは賞味期限切れの食べ物の受け取りはしていないという団体が多い傾向があります。
賞味期限切れの食べ物の寄付は、生活困窮者に対して失礼であり、受け取って食べた人が体調を崩してしまう可能性もあります。昨今の経済状況は、非常に不安定です。物価高も続いている現代で、今の生活が絶対に保証されている人はほとんどいません。
自分がいつ生活困窮者になるかわからないということを知り、フードバンクに寄付する食べ物を選びましょう。
まとめ
食べ物の賞味期限が切れてしまったら、まずは自宅で消費できるかを検討すべきです。食べ物の状態などを把握し、調理できそうか、食べても大丈夫かを見極めて消費するかを検討しましょう。