目次
JA職員の女 6700万着服し『ブランドバッグ』購入し逮捕 裁判で認めた犯行の手口が話題に
北海道のJA大樹町で約6700万円の着服事件が発覚し、元職員の女性(28)が逮捕されました。裁判で明らかになった犯行の動機と手口が、ネット上で話題を呼んでいます。
被告の仲澤明穂さん(28)は、2018年にJA大樹町に就職し、貯金業務を担当していました。検察の陳述によると、事件のきっかけは2021年、札幌市への旅行中に購入した30万円のブランドバッグだったといいます。
その後、ブランド品への執着が強まり、消費者金融からの借り入れを重ねるようになりました。さらに、交際相手にも高級バッグや時計をプレゼント。2023年にはJR札幌駅近くの百貨店で1日180万円もの買い物をしたといいます。
返済に行き詰まった仲澤被告は、「高齢の組合員なら定期預金の解約に気づかないだろう」と考え、顧客の口座から無断で現金を引き出す犯行を繰り返しました。
事件が発覚したのは今年2月末。窓口を訪れた顧客から「自分の口座が消えている」との問い合わせがあり、内部調査で20数人の顧客の40件以上の口座で被害が確認されました。
初公判で仲澤被告は起訴内容を認めています。現在起訴されているのは約3100万円分ですが、被害総額はその倍以上の約6700万円に上るとみられています。
この話題に寄せられたネットの声
「ムショ出てから泣きながら返済し続けることになるな」
「30万円のブランドバッグ買ってからもっと良いものが欲しくなったんだろうな」
「いっそ蟹工船やマグロ遠洋漁船に乗せて被害額を稼いで補填させてほしい」
「交際相手や友人関係も徹底的に調べたほうがいい」
「この女はバレないとでも思ったのかな?」
「ブランド品よりも現実をみろ」
「こんな手癖が悪い人と一緒に働きたくないわぁ」
この話題には犯行に及んだ女性に対する批判的なコメントが寄せられています。
今後の裁判で事件の全容解明が進むと見られていますが、被害者への賠償や金融機関としての信頼回復など、課題は山積みです。