『腐りやすい手作り弁当』の特徴6選…夏場、絶対に注意すべきポイントとは?

卵焼き2切れ、鮭や唐揚げ、手前に箸が置かれたお弁当

夏場のお弁当は、劣化しやすいです。作り方や入れるおかず、ふたをするタイミングなどを間違えてしまうと、思いのほか早く劣化してしまい、お昼には食べられない状態になっていることも多いです。では、夏場お弁当を作るときどのようなことをすべきではないのでしょうか。注意点をまとめているので必見です。

夏場、お弁当が腐りやすい理由

腐っている弁当

夏場になると、お弁当の劣化が心配ですよね。食材の内容によっては、すぐに劣化してしまいます。どうして夏場のお弁当は、すぐに劣化してしまいのでしょうか?

  • 気温が高く、雑菌が発生しやすい
  • 発生した雑菌は、繁殖しやすい

雑菌が繁殖しやすい環境がそろってしまうので、夏場のお弁当は劣化しやすいのです。

『腐りやすい手作り弁当』の特徴6選

腐りやすい手作り弁当の特徴は、以下のものがあります。

1.再加熱せずそのまま作り置きを入れた

作り置きの食材をお弁当に入れるときは、再加熱して殺菌したものを入れましょう。冷蔵庫から出して冷たいままのものをお弁当に入れると、細菌が繁殖しやすくなります。それと同じように、常温にものしたものも、おかずが常温になるときに菌が繁殖しやすくなるので再加熱必須です。

2.粗熱が取れていないままふたをした

粗熱が取れていないままお弁当のふたを閉めると、お弁当内の温度が上がって蒸れます。水蒸気も発生し、水蒸気の水分でも細菌が繁殖してしまうため、食中毒になるリスクが高まり危険です。

3.保冷するものを入れていなかった

お弁当そのものの粗熱が取れていたとしても、梅雨や夏場の外気温が高い環境にお弁当を持って行く場合は、保冷効果があるものをお弁当と一緒に袋などに入れておかねば、おかずが劣化してしまいます。

手作りのお弁当は細菌が繁殖しやすいケースが多いので、保冷できるものとお弁当を一緒に入れておくことは必須事項ともいえます。

4.口をつけて箸や直接素手で触れた

口をつけた箸の先端には、口内細菌が付着しています。そのため、口をつけた箸で食材に触れてしまうと、食材に細菌が移って食中毒を起こしやすくなるのです。

また、手作りのお弁当でついうっかりやってしまいやすいのが、食材を素手で触ること。特におにぎりを作るときは、家族や自分の分であれば素手で握ってしまうことが多いでしょう。手にも無数の細菌が付着しているので、素手で食材を触ると食材が劣化しやすくなります。

5.汁っぽい食材を入れた

水分が出るものは、基本的に腐りやすいです。そのため、下記のようなものを入れるときは水分が出ないよう注意しましょう。

  • 肉じゃがなどの煮物
  • 浅漬けなどの漬物
  • キャベツやもやしなど、時間が経過すると汁が出るもの

水気は細菌繁殖には欠かせないものです。そのため、水気が出るものはお弁当には入れるべきではありません。

6.生ものを入れた

生ものは、どの季節でもお弁当には入れるべきではありません。半熟卵や切っただけのきゅうりなどは、火を通していないので非常に危険!明太子なども、避けるべきです。食中毒の発生源になってしまう可能性があります。

夏場お弁当を持って行くとき、絶対に注意すべきポイントとは

夏場お弁当を持って行くときに注意すべきことは、以下の点があります。

  • しっかり全て加熱する
  • 粗熱が取れてから詰める
  • 素手で食材を触らない…口をつけた箸も同様
  • 冷凍食品をうまく活用する
  • 保冷剤を使うなど

夏場のお弁当は、劣化しやすいという点に特に注意しなければなりません。入れるだけで自然解凍可能な冷凍おかずなどを活用すると、時短で仕上がりお弁当の劣化も防ぎやすくなります。

まとめ

お弁当の劣化を防ぐためには、注意しなければならない点を把握することが重要です。特に手作りのお弁当は、菌が繁殖しやすくなってしまので、気をつけましょう。

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