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声が出せない状況で周囲に助けを求める『ハンドサイン』
声が出せない、でも助けてほしい。こういった状況は、いつ誰にでも起こる可能性があります。人が混み合っている場所での痴漢、家庭内でのDV、誘拐されているときなどで使える”助けてのサイン”を、SHELLEYさんが自身のYouTubeチャンネルで紹介しています。
特に大型連休などは、どこに行っても混みます。電車内が満員状態になることも、少なくありません。満員電車といえば、やはり警戒しなければならないのが”痴漢”です。昨今では女性だけが被害に遭うのではなく、幼い子どもだったり男性でも被害に遭うことがあります。
痴漢に遭っているとき、恐怖で声がでない状況下にいるときでも、周囲に助けを求めるハンドサインがあります。手順はいたって簡単で、「1.手のひらを相手に診せる」「2.親指を内側に折る」「3.折った親指を、残りの4本の指で隠すように握る」この3ステップです。
このジェスチャーを見かけた場合、状況に合わせて対応しましょう。電車内であれば、「(ジェスチャーをしている人に対して)声かけちゃうのがいいと思う」と、SHELLEYは提案しています。ひとこと声をかけるだけで、痴漢はおそらくひるんで手を止めます。
電車内で痴漢現場を目撃して、なにをしているのか手元がくっきり見えているときは、動画を撮ると警察への証拠として提出できます。撮影した動画を、SNSに掲載するのは絶対NG。名誉棄損で訴えられる可能性があるほか、被害者が二次被害に遭う可能性があります。
また、電車内で痴漢に遭った場合は、電車の出入り口や連結部分にある、車内非常通報器のボタンを押すのも有効です。このボタンを押すと、車掌とつながるため、電車が急停車するわけではありまs年。車掌とつながれば、つぎの駅で駅員などに助けを求めることができます。
電車移動が多い人は、痴漢対策アプリをスマホに入れておくことも重要です。スマホ画面に「痴漢されています」「今痴漢されていますか?」と問いかける文章を表示できるほか、防犯ブザー機能を搭載しているものもあるので、アプリをインストールすることも検討してみましょう。
もっと早く知りたかった…!視聴者からの声
やはり注目が集まったのは、多方面で使用できるハンドサインです。子どもの長期休暇、電車通学の習慣があるなど、さまざまな場面で使用できるものなのでぜひチェックしておきましょう。
- 「ハンドサイン初めて知りました。 電車は乗らない地域だけど、子持ちで、まだ言葉も話せない子どもと2人で行動する事も多いので、そういう時に何かあったら…っていうのは、時々思います。 ゆくゆくは子どもにも教えたい。」
- 「ハンドサイン、知っていました。いざという時、知っているといいなと思いました。」
- 「ハンドサインがあるなんて知りませんでした! 教えてくれてありがとうございます」
- 「おお、電車移動があまりない田舎育ちに役立つ情報でした。 状況描写についても具体的で行動しやすいと思いました。」
- 「ハンドサイン、小学校から、できればその前からみんなに教えて欲しい。」
子どもの身を守るのは、子ども自身だけでなく周囲の大人も関わっていることです。助けを求めるサインを知っておくこと、サインを知り子どもを助ける勇気を持つことが重要といえます。