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『生理の普通』ってなんだろう?聞きづらい内容をSHELLEYさんが解説
生理の量、自分は多いのかそうでないのかよくわからないという人が大半ではないでしょうか。生理の”普通”とはどのようなものを指すのか、SHELLEYさんが自身のYouTubeチャンネルで解説しています。
SHELLEYさんは冒頭で、「100人いたら100通りの生理がある」としています。生理前から寝込んで心身がつらくて動けなくなる人がいる一方で、生理が来ていることを忘れるくらい心身が健全健康なままの人もいるのが現実です。
“正常な生理の目安”としてSHELLEYさんは、10~14歳で初経を迎える、3~7日間生理が続く、1周期当たりの経血は20~140mlが平均である点を上げました。月経カップを使用すると、自分の経血の量を知りやすくなる点も紹介しています。
また、婦人科受診の目安として、ナプキンの交換頻度が1時間未満、レバー状の塊が出る、貧血の症状はある場合は、婦人科受診がおすすめです。また、3か月生理がない無月経状態の人も、婦人科受診がベターだとしています。
また、生理中に不快な症状が出る”月経困難症”についても解説。下腹部痛、腰痛、吐き気、頭痛、憂鬱さ、疲労・脱力感、イライラ、食欲不振など、これらの症状が1つでも当てはまれば月経困難症である可能性があることをSHELLEYさんは力説!我慢から治療へ、医学界の認識も変化しつつあるといいます。
月経時のつらい症状を軽減させるためには、生活習慣の改善(睡眠・食事・運動)、体を温めてマッサージする、鎮痛剤や漢方の服用、低用量ピルの使用をSHELLEYさんは上げました。中でも低用量ピルは、SHELLEYさん自身18歳くらいからずっとお世話になっていると語るお薬です。
低用量ピルの使用目的は、避妊だけでなく月経困難症や子宮内膜症の痛みの治療目的で処方されることがあります。前述した月経困難症の症状の緩和にもつながり、個人差はあるもののかなり効果が期待できる可能性があります。
低用量ピルのことで知っておきたいのが、月額でかかる料金の目安です。1か月大体3,000円ほどかかります。副作用などもあるので、婦人科の医師などと相談して処方してもらうかを検討しましょう。
自分の生理に関することを振り返る視聴者からの声
視聴者から寄せられたコメントを見ると、人それぞれ生理の状態が異なっていることがよくわかります。
- 「最近「生理痛はないのが当たり前」って知ってほんとにびっくりした もっと早く教えて欲しかったな」
- 「ピルを飲める飲めないは人によると思うのですが、信頼できる婦人科を探す大切さを実感しました」
- 「私生理めっちゃ軽くて生理痛とかなったことないから、こういう私みたいな女こそ生理の個人差を知って、生理痛持ちの人に優しく適切な対応をすることが必要だなっておもう」
- 「私1~4日目くらいは昼間も夜用つけてるんだけど、友達が「2日目の夜も昼用でいける~」って言ってたの衝撃だった…」
- 「私は、月経困難症から子宮内膜症になったので、困難症だなと感じる方にはぜひ婦人科行ってみてほしいなと思います」
生理のことは人それぞれなので、大切な友人や家族などが生理で苦しんでいるときは、どう接するべきかを話し合っておくとよいかもしれません。