目次
自宅に観葉植物を置きたい!でも種類には注意
開運アイテムとしてもおなじみの、観葉植物。部屋の中に緑があると、華やかになりますよね。ひと口に観葉植物といっても、いろいろな種類があります。初心者向けのものだけでなく、上級者でも育てるのが難しい種類があるので注意しましょう。ここでは、初心者が注意すべき観葉植物と、おすすめの種類をご紹介します。
育てるのが難しい観葉植物5選
観葉植物を選ぶ際、初心者が注意すべき種類があります。育てるのが難しく、失敗しやすい観葉植物を知っておくことで、成功への近道となります。以下に、初心者が購入を慎重に検討すべき観葉植物をご紹介します。
1.アジアンタム
かわいらしいフォルムで人気の観葉植物ですが、水やりの仕方を間違えてしまうと葉が縮れてしまいます。縮れた葉は、どう育てても元通りになることはありません。切り戻しなどを行って、新しい芽が出るのを待つことになります。
夏場の管理は特に難しく、水質が劣化しても枯れる原因につながるので注意しましょう。温度管理を上手にしつつ、水やりのタイミングを見計らう必要があります。
2.パキラ
パキラは成長が早いため、定期的な剪定作業が欠かせません。初心者が最初に躓くのは、おそらくこの剪定作業や切り戻しといった慣れ親しんでいない作業です。
また、パキラは水やりの回数が少なく手がかからないのが特徴ですが、そのため水やりを忘れやすく、枯らしてしまうことがあります。適切な管理が必要な観葉植物といえます。
3.ベンジャミン
温度変化を嫌い、低温では枯れてしまう観葉植物の一種です。室内の暖かな環境に設置すべきですが、部屋を移すと葉が落ちてしまうほど繊細な面を持っています。温度管理の関係でどうしても部屋を移したい場合は、数週間かけてゆっくりと部屋を移しましょう。
また、育てていくとどんどん大きくなっていく品種の観葉植物です。管理方法を間違えてしまうと、天井に届くほどの大きさになってしまうこともあります。
4.ゴムの木
生命力が強く、たくましく成長するため、育てやすさの面では問題ありません。しかし、成長スピードの速さに合わせた管理方法を実践しなければ、枯れてしまう恐れがあります。成長に合わせて、剪定や切り戻し、植え替えなどを行いましょう。アレルギー体質の人は、樹液に触れると皮膚がかぶれることがあるので、手袋やエプロンを着用すると安心です。
5.ベゴニア・ダースベーデリアーナ
特徴的な形の葉が目を引く観葉植物です。水やりや温度管理はもちろん、消毒などをこまめに行ってもすぐに病気にかかってしまうため、初心者だけでなく上級者も育てるのが難しい観葉植物といえます。観葉植物上級者になって、チャレンジすべき品種です。
初心者におすすめの観葉植物
観葉植物デビューを考えている方に朗報です。実は、初心者でも簡単に育てられる種類がたくさんあるんです。水やりや管理が比較的容易で、初心者でも失敗しにくい観葉植物をいくつかピックアップしてみました。
ガジュマル
ガジュマルは、初心者にぴったりの観葉植物です。水やりは土が乾いたら与えるだけで、過度な管理は必要ありません。明るい場所を好みますが、直射日光は避けましょう。成長も緩やかで、コンパクトに育てやすいのが特徴。丈夫で病害虫にも強いため、初心者でも安心して育てられます。
ポトス
ポトスは、初心者に人気の観葉植物です。水やりは週に1〜2回程度で十分で、乾燥にも強いため、忙しい人にもおすすめ。日陰でも育つ適応力の高さが魅力です。つる性植物なので、垂らして育てたり、支柱を立てて這わせたりと、楽しみ方も多様。剪定も簡単で、初心者でも手軽に楽しめます。
ワイヤープランツ
ワイヤープランツは、その名の通り細いワイヤーのような茎が特徴的な観葉植物です。水やりは土の表面が乾いたら与える程度で、過湿に注意すれば問題ありません。日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でも育ちます。成長が早く、垂れ下がるように育つので、ハンギングプランターでの栽培も楽しめる初心者向けの植物です。
アイビー
アイビーは、初心者でも育てやすい観葉植物の代表格です。適度な水やりと明るい日陰があれば、すくすく育ちます。つる性植物なので、トレリスなどを使って這わせると、おしゃれな空間演出が可能です。葉の色や形も種類によって様々で、選ぶ楽しみもあります。丈夫で成長も早いため、初心者でも達成感を味わいやすい植物といえるでしょう。
サンスベリア
サンスベリアは、初心者にとって理想的な観葉植物です。乾燥に強く、水やりは2週間に1回程度でOK。日当たりが悪い場所でも育つため、置き場所を選びません。空気清浄効果も高く、寝室に置くのもおすすめです。直立して育つ姿が特徴的で、インテリアとしても人気。丈夫で育てやすく、初心者でも長く楽しめる観葉植物です。
まとめ
観葉植物は、部屋に緑と癒しをもたらす素晴らしいアイテムです。しかし、すべての観葉植物が初心者に適しているわけではありません。育てやすさは種類によって大きく異なるため、自分のライフスタイルや経験に合った植物を選ぶことが大切です。
初心者の方は、水やりや管理が比較的簡単な種類から始めるのがおすすめです。徐々に経験を積みながら、より手間のかかる植物にチャレンジしていくのも良いでしょう。
観葉植物の特徴をよく理解し、適切なお手入れを心がけることで、美しい緑を長く楽しむことができます。緑豊かな空間づくりを楽しみながら、植物との素敵な関係を育んでいってください。